副会頭からのご挨拶

皆さん初めまして！五ヶ瀬川鉄道保存会副会頭の白木です。

私は会頭と同じ年齢で、現役時代の高千穂線を体験したことがありません。

しかしながら、幼い頃から高千穂線の話を聞き、美しい沿線風景や伝統ある沿線地域の文化など、さまざまな魅力に気づき、今こうして五ヶ瀬川鉄道保存会で、高千穂線の保存活動を行なっております。

私が以前、地元自治会の要望により保存が決定される前の西延岡駅を訪れた際、草が刈られており、高千穂線がいかに地元から愛されていた路線なのかを実感しました。また、他の駅でも地元の方々が清掃活動を行なっている姿を見て、「自分も何かしなければ」と思い、五ヶ瀬川鉄道保存会に入会しました。

本来なら高千穂線が復活して欲しいのですが、今は「一部区間だけでも」という想いで旧上崎駅〜旧早日渡駅間を整備し、鉄路の動態保存を行うことを目標に日々過ごしております。将来的には、さらなる延伸や、他区間での鉄路の動態保存なども検討しております。

私の夢は、この高千穂線の廃線跡を地域活性化の起爆剤として利用し、廃線によって廃れた地域にもう一度輝きを取り戻すことです。

私たちの目標を実現させるためにも、皆様のご支援、心よりお待ちしております。