ご支援いただき、誠にありがとうございました。
このたびは、令和6年能登半島地震 緊急支援にご寄付をいただき、ありがとうございました。本プロジェクトページ締切まで、延べ4,629人の寄付者さまから応援メッセージとともに温かいご支援を賜り、スタッフ一同、心から感謝申し上げます。
地震発生から半年を迎えた現在も、ピースウィンズは現在も被災地で様々な支援にあたることができています。心からの感謝御礼を申し上げますとともに、半年経過の節目として、活動のご報告をさせていただきます。
令和6年能登半島地震における主な支援活動
<緊急医療支援>
緊急支援チームは1月1日発災から数時間後には広島県の本部から出動、翌2日に被災地に到着したその足で地元医療機関の状況調査、石川県珠洲市の「保健医療福祉調整本部」立ち上げから運営に関する支援を行い、外部からの様々な医療支援チームが円滑に各地に支援に入れるようサポートしました。
避難所の一角をお借りして直接患者さんを診察する臨時診療所を開設。また、キャンピングカーやコンテナハウスなどを利用して地元の医療機関の状況が落ち着くまで医療支援にあたりました。
ヘリコプターで孤立集落へ向かい、患者さんを安全な病院へ緊急搬送するなど広範囲におよぶ支援を行いました。被災地の総合病院に入院していた患者さんを他機関と連携し安全な病院に移送しました。
地震発生から124時間が経過した1月6日午後5時頃、「珠洲市内にて倒壊した家屋に埋もれている女性あり」との連絡があり、医師らが現場に駆けつけて特殊な処置を行ない、90歳女性を救出、消防などと連携し病院に搬送しました。
<捜索・救助>
災害救助犬ロジャーを含むレスキューチームは1月2日、倒壊した家屋の2階から生存者の女性1名を発見し救出、無事病院に搬送しました。翌3日も各地で捜索活動を行い8名の行方不明者の発見に尽力しました。
<緊急物資支援>
道路の陥没や液状化などにより陸路は多くの場所で破壊され、支援車両さえも被災地に向かうことが困難な状況のなか、水・食料を含め生活に必要な物すべての物資が不足する状況が続きました。
ピースウィンズは陸路からの物資支援に加え、所有する船舶「豊島丸」が現地でニーズの高い支援物資を積み込み、1月5日13時頃、被災地である珠洲市飯田港に到着しました。水・食料をはじめ暖房器具や衛生用品、おむつなどの大量の物資を被災地に届けました。
現在は自宅避難、仮設住宅、避難所などさまざまな状況の被災者の方々に、必要に応じた物資支援を継続しています。
<孤立を防ぐ、被災者の状況に応じた支援>
発災から半年が経過し、被災者の方々は目に見えない課題を抱えていることも多くなってきています。仮設住宅や避難所、自宅避難に関わらず定期的な戸別訪問や、催し物を通して日々の困りごとや体調への不安などに対する健康相談や、必要に応じて生活再建への公的制度へのアクセスのサポート(災害ケースマネジメント)などを続けてまいります。
READYFORを通じて、ご支援や応援のお言葉をいただき、誠にありがとうございました。
これからも、現地の復興を支援する私たちの活動は続いていきます。
活動の様子は、今後もホームページなどで随時ご報告いたしますので、ぜひご覧ください。
https://arrows.peace-winds.org/lp/support_noto_earthquake/
今後とも、ピースウィンズの活動をご支援いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
ピースウィンズスタッフ一同