クラファン達成!!本当にありがとうございました！今回は色々と考えさせられる内容でした。

親愛なる皆さまへ

 

今回のクラウドファンディング「保護犬猫問題に終止符を。核心に迫り未来を変える映画の続編をみんなで」にご支援を頂きまして、本当にありがとうございました！

とても厳しいプロジェクトでしたが、皆さまのおかげで何とか達成する事が叶いました。

心から感謝しております。

 

私にとって9回目(他社2回含め)となったクラウドファンディングでしたが、初回の慣れないクラファンの時並みの苦しさでした。

そして、色々と考えさせられる内容でした。

 

要因はいくつか考えられましたが、やはり動物に関するクラファンが以前くらべてとても多くなっている事は、外せないと思います。

なにせ、当団体の開催中を含めて、この半年の間に当団体がお付き合いしている開催団体が3団体もあるのです。

その上で相変わらず啓発への理解が低いので、より端っこへ追いやられる感じです。

当然、支援が増えない限りお金は分散していきます。

 

そして…当団体は大きなプロジェクトはクラファンで資金を集め、会員会費(保護わんファンクラブ)とご寄付で団体で母体の維持をしています。

ただ、大きなプロジェクトの多く、つまりクラファンの頻度が高く、これまでの支援者の皆さんを疲れさせてしまっているかと思っています。

 

プロジェクトを行えるぐらいの資金が、会員会費とご寄付だけできる様にしたいのですが、なかなか難しい状態です。

スポンサーについても考えるのですが、問題は忖度など団体の方針に影響が出そうな事です。

ただ、これについては忖度の起きない相手を探すということを、真剣に考えなければなりません。

あぁ、難しい…（汗）

 

そんな事を言いながら、継続していく活動の為にまたお金が必要となり、クラウドファンディングを性懲りも無くおこなってしまうのかもしれません。

残念ながら、その可能性はは低く無いと予想します（涙）

 

活動とお金のことについては、常に私の頭を悩ませてきました。

というより、日本のほとんどの愛護団体が頭を悩ませていることだと思います。

団体が活動の為にお金をお持ち出しているケースがとても多いです…というか殆ど??

これは、本当はダメな行為です。

ボランティア活動の原則としダメなのです。

しかし、そのダメな行為を当団体もやってきました。

 

さて一方、私は動物愛護活動への若者の参加を提唱しています。

これは、若い人は働き手として気力体力もあって助かる、という事ではなく、社会の中での動物愛護活動の存在と価値観の底上げをするためです。

しかし、現在は提唱はするものの働ける場の提供をできない矛盾の状態です。

若者は霞を食べて生きてはいけません。

そうすると他に仕事を持たないと生きて行けません。

今だに、ボランティア＝タダで働く人、という誤ったイメージを持っているアホな人たちで作られたボランティア最後進国の日本においては、何か革新的ことが求められます。

動物愛護活動はボランティアスタッフが給与を貰って、安心して仕事ができる環境が必要です。

そうしなければ、より良い仕事ができず動物愛護活動としての進歩もありません。

 

まずは、動物愛護団体が若者をスタッフとして給与つきで雇えるような仕組みを作る必要があります。

いま、日本国内においてもこの仕組みを作っている優秀な団体を、私は2団体だけ知っています。

他にもありますよ！と言われそうですが、私としては、その他の例の実態に問題を感じています。

 

この機会をいいことに、お金関係のことに付いて、つらつらと書いてしまいました。

お付き合い頂きありがとうございました。

すみません、これほど違う話で間を挟んでしましましたが…

 

気が早い私はクラファン達成前提で、すでに2ヶ月前から取材の準備は進めています。

とにかく今回のクラファンの(本当の)達成を受けて、全開で続編に取り組みます！

 

本当にありがとうございました！！

 

R7.10.25

保護わん　巽 祐一郎