プロジェクト終了報告

2018年07月24日

たくさんの思い出を刻んで、イベントは成功裏に終わりました!

 皆様の温かいご支援のおかげで5月2日にプロジェクトが成立してから約1か月半にわたり、インド、スリランカそして日本の関係者が一丸となってしっかり準備した結果、6月15日から17日にかけての2日半に亘るイベントが大成功のうちに終了しましたので、感謝の気持ちを込めてご報告申し上げます。

 

1.イベントの結果概要

 イベントは、インド・オディシャ州の州都ブバネシュワールにある教育機関でインド派遣青年海外協力隊ラグビー隊員が活動するKalinga Institute of Social Sciences (KISS)のクリケットスタジアムと会議施設で開催されました。6月15日にスリランカから選手・コーチ等合わせて34がブバネシュワール入り。海外旅行は初めての選手がほとんどで、笑顔ではしゃぐ中に緊張も垣間見えました。                    


 同日夜のKISS創設者Dr.Achyuta Samanta主催の歓迎夕食会に続き、16日午前中は、インド、スリランカの両国選手が混じって、ゲームやラグビーの基本技術の練習に取り組みました。インドの選手はオリヤ語。スリランカの選手はシンハラ語。言葉は通じないのに、あっという間に両国の選手が打ち解けて笑顔で活動する様子に私たちも心が躍りました。
 またその日の午後は、JICA青年海外協力隊ラグビー隊員の徳武さん(インド)、伊藤さん(スリランカ)、森さん(スリランカ)が、約2年の活動成果と今後への期待についてそれぞれ熱いプレゼンテーションを行い、さらに、隊員が指導するチームのキャプテンがラグビーにかける思いを語りました。

 それに続くワークショップでは、インド、スリランカ、日本のラグビー協会関係者とJICA関係者が、インド、スリランカのラグビー強化に向けた課題と、両国のラグビー強化とラグビー普及を通じた社会開発に向けた日本の協力の可能性について意見交換を行いました。いずれの発表、発言にも、ラグビーというスポーツや、コーチ・選手への愛情が感じられ、とても充実したセッションになりました。

 そして17日。インドのデリー、ムンバイ、そしてスリランカからも駆け付けてくださった本プロジェクトの日本人支援者も参加した午前中のラグビー練習に引き続き、午後はいよいよフレンドシップマッチ本戦

 KISS、オディシャ州選抜、スリランカ選抜の男女3チーム(18歳以下・7人制)がそれぞれ総当り戦を戦いました。思った以上にレベルが高く、引き込まれる好試合の連続でした。勝って抱き合って喜ぶ選手の姿あり、負けて涙を浮かべる選手あり。そしてそれを見て感極まる青年海外協力隊員の姿あり。とても美しい光景でした。優勝は男子はスリランカ選抜、女子はKISS選抜でした。

 最後は、ラグビー恒例のアフターマッチファンクション(試合後の懇親会)。インド、スリランカの選手たちのダンスも飛び出して盛り上がり、最後は、全員起立して「ワン、ツー、スリー、ラグビー!!」と叫んで、全てのイベントが終了しました。

 イベントの様子は、地元オディシャ州のマスコミや、一部の邦字新聞に取り上げていただくことができ、またインド全土で広く読まれている日本語情報誌にも特集を組んでいただけることになりました。

 このイベントは、インドラグビーフットボール協会主催(IRFU)、国際協力機構(JICA)、子どもスポーツ国際交流協会(TKSE)、Kalinga Institute of Social Sciences共催、日本ラグビーフットボール協会(JRFU)、スリランカラグビーフットボール協会(SLRFU)の協力により実施されました。これらの組織間の協力もさることながら、クラウドファンディングを通じた皆様の温かいご支援がなければ、この素晴らしいイベントは実現しませんでした。ここにあらためて、心からの感謝を申し上げます。

 イベント終了後、参加した青年海外協力隊員に聞くと、このイベントはインド、スリランカの選手たちにとても強い自信とやる気をもたらしたようです。彼らの人生に良いきっかけを与えるイベントになったと、胸を張って報告できると感じております。

 

2.収支について 

 皆様からご支援いただいた資金から手数料を引いた3,021,753円は、以下のとおり使用させていただきました。

 (1) スリランカからの指導者、選手等の渡航費用(航空賃、スリランカ国内交通費、査証取得費用等):約229万円

 (2) 日本からのラグビー関係者1名、写真撮影を含む運営支援者1名の渡航費用:約28万円

 (3)   送料等約2万円

 上記使用金額の合計259万円を差し引いた残額約43万円は、クラウドファンディングプロジェクトの代表を務めた向山が代表理事を務める子どもスポーツ国際交流協会でお預かりし、今次イベントの趣旨に沿った用途に活用させていただくことにしております。

 

3.リターンの発送について

 リターンにつきましては、一部取付中の品が届き次第順次発送させていただく予定にしております。今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。

 

4.今後について

 本イベントの実施により、ラグビーを通じた国際協力は、相手の国のラグビーの競技力を高めることのみならず、国を越えた友情を育み、相互理解を深めるきっかけとなり、また、その国の社会発展に大いに役立つことを確信することができました。このイベントはこれで終了ですが、今次のクラウドファンディングプロジェクトのメンバーは、本イベントの成果を活かし、さらに効果的にラグビーを通じた国際協力を展開する方策を検討し、実践して参る所存ですので、今後ともご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

5.その他

 本イベント専用のFacebookグループも開設しておりますので、そちらもご覧いただければと思います。

https://www.facebook.com/groups/433520803741589/

 

皆様、本当にありがとうございました。

 

子どもスポーツ国際交流センター 代表理事 向山 昌利 

クラウドファンディングプロジェクト 主催者一同