【第一弾】 短編アニメーション 「アイアンプレッジ」完成へ。

 【第一弾】 短編アニメーション 「アイアンプレッジ」完成へ。

支援総額

1,155,000

目標金額 1,000,000円

支援者
73人
募集終了日
2020年3月27日

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プロジェクト本文

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▼ スクロールでご覧ください。

〜 あらすじ 〜

 

大きな鉄工所が建ち並ぶ小さな町に、1人の耳の聞こえない美容師がいました。

 

腕も人当たりも良いこの美容師は、町中の人気者でした。

 

ある日、彼は鉄工所を経営する優しい社長さんに呼び出されました。

 

「うちの娘の髪を切っておくれ」社長さんは優しい笑顔で伝えました。

 

美容師は、突然の依頼に驚きましたが、光栄に思い、社長さんの頼みを聞いたのでした。

 

美容師は社長さんに連れられて娘の部屋に行きました。

 

とてもかわいらしい部屋の中に、 社長さんの娘がいました。

 

娘は口のきくことのできない女の子でした。

 

美容師は一目で恋に落ちました。

 

娘も美容師のことを好きになりました。

 

それから毎月一回、美容師は娘の髪を切りに社長さんの家に行きました。

 

二人は、月に一度きりの美容師との時間を重ねるうちに、

 

もっと長い間一緒にいたいと思うようになりました。

 

しかし娘には婚約者がいました。

 

その婚約者とは、この町1番の大きな製鉄所の御曹司でした...

 

 

 

ごあいさつ

_______

 

はじめまして、「6pucks(シックスパックス)」というクリエイターチームの代表プロデューサーをしている長谷真行(ハセマサユキ)と申します。


これまで映像制作の傍ら、短編アニメーションを制作してきました。今や日本の文化であり、宝でもあるアニメーション。日本を筆頭に世界中に優秀なアニメクリエーターたちが数多くいますが、アニメーション制作は時間もお金もかかるため、大手制作会社などからデビューできるのは、ほんの一握りです。


このままだと、せっかくの才能や芸術が誰の目にも留まることなく埋もれてしまいます。この状況を少しでも打破するために、新進気鋭のアニメクリエイターチームを編成すべく、総製作費200万円として短編アニメーション「アイアンプレッジ」を制作する企画を2018年の冬に立ち上げました。

 

今回監督を務める袴田くるみ監督とは、とある映画祭にて彼女の作品と出会い、プロデューサー陣、全員の希望もあり作画全般を含む監督をお願いすることになりました。

 

「アイアンプレッジ」メインキャラクター

 

製作開始から約1年が経ち、ようやく完成の目処が見えてきたのですが、ここにきて残り完成までの製作費がどうしても集まらず、まだまだ未熟な6pucksだけの体力ではこの企画の予算を賄うことは厳しいため、このたび、はじめての試みなのですが、皆さまのご賛同・ご協力を得るためにクラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

ケースバイケースではありますが、基本的にアニメーション作品は莫大な時間と予算がかかります。そのため、劇場用の長編作品でもテレビやVOD配信用の作品でも、本当に限られた監督と作品しかアニメーターとなるチャンスがありません。また長編が無理なら、と短編を制作しても、世界に比べて日本ではショートフィルム、短編アニメの需要がまだ浸透しておらず、スポンサーがつきにくいのが現状です。

 

皆さまからいただいたご支援は、残りのアニメーション制作費に充てるほか、完成した作品の劇場公開やプロモーション宣伝費の一部に使わせていただきます。

 

今回のプロジェクトを通して、まだまだ埋もれている才能ある若手のアニメーターや監督たちが世界に羽ばたき、日本のアニメーション文化をもっと活性化して、自分たちを育ててくれた数々の偉大なアニメのように、未来の子どもたちのために良質なアニメを残していきたい。今回はそのための第一歩となります。ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

出演者から応援メッセージ

_______

 

6pucksとはじめて会ったのは約3年前、アニメ「THE ANCESTOR」の時でした。その時、一生懸命に企画を説明してくれた彼らの眼は、僕が「劇団東芸」時代の若かりし頃に一緒に作品を作っていた熱意ある仲間たちの眼のようでした。今回のアニメ「アイアンプレッジ」にも彼らの熱意や未来への想いがたくさん詰まっている作品です。このクラウドファンディングを通して、日本のアニメを想う皆さまのお力添えをいただき、この作品が未来に羽ばたいていくことを切に願っております。

 

『アイアンプレッジ』ストーリー

_______

 

舞台は産業革命後のヨーロッパ。耳の聞こえない美容師と話すことのできない社長令嬢の恋が題材となっています。

 

今回制作する「アイアンプレッジ」にも、ご出演いただく森山さんに「十分なお支払いはできないのですが、一度アニメを見ていただき、少しでも可能性を感じていただけたら、才能あるアニメクリエイターたちを埋もれさせないために声優として力を貸してください」と想いをぶつけたところ、「アニメーション文化の未来のためなら」と出演を快諾していただきました。

 

6pucksと森山さんと

 

今回制作する作品のタイトルである「アイアンプレッジ」とは、直訳すると「鉄の誓い」となり、「強い信念」や「誰かを想う心は何物にも負けない強い物になる」ということを意味しています。

 

物語のあらすじとしては、耳の聞こえない美容師と話すことのできない娘の恋愛ストーリーではありますが、「ハンデキャップを持っている人は恋愛を我慢しないといけないのか?」「なにかを諦めないといけないのか?」といった同じようなハンデキャップを持っている方々にも、ぜひ観ていただきたいと思い、国内通常盤にも日本語字幕をつけようと考えています。

 

世界観・背景デザイン

 

そして、この物語の大きなテーマの一つとして「嘘」があります。

 

本来、嘘というのは、その大きさに関わらずついてはいけないものですし、悪意があれば尚更です。しかし、それが「悪意」や「自己の利益」のためではなく、先ほどタイトルの意味で言及した誰かを想う心、大切な人を守るゆえならば、ついていい嘘はあるのでしょうか。

 

そして、それにより悲しむ人がいる場合はどうなのでしょうか。

 

多くの童話にはわかりやすい因果応報や、勧善懲悪的な教訓が込められていますが、我々が作品を制作する際に心掛けているのは「観た後に考える余地をたくさん残しておく」ことです。

 

今回も、この作品を観た人たち同士でたくさんの見解を語り合い、相手の価値観に耳を傾けるようにするため、わかりやすく明確な表現を見せつつも、問題提起を投げかけるという手法を取っています。そして、子どもたちにとっても、ただ言葉や文字を学ばせるだけでなく、親子でコミュニケーションを取り合いながら成長を育む題材となる童話であり、ヒューマンドラマです。

 

制作過程:<下書き・彩色>

 

制作過程:<キャラデザイン>

 

 

 

<絵コンテ制作>

 

 

過去の作品

_______

 

 

6pucksでは、娯楽作品というよりは社会や子どもたちにメッセージ性のある作品づくりを重視してきました。

 

昨今、情報は誰でもすぐにアップロードができ、誰でもダウンロードができる環境が整っていますが、
「手に入れた情報が正しいか否かを調べる能力」そして「その情報を元に正しい選択ができる判断力」も同時に伸ばしていく環境を整えるというものは大きな課題となっているように思います。

 

子どもたちは「未来の宝」です。子どもたちが自分で考えて、他者にとって良い判断をしたり、新たな発見をしていくことが、日本の未来、ひいては世界の未来を形づくっていくと信じています。

 

ここで、6pucksが制作してきた内の二つのアニメーション作品をご紹介します。

 

① THE ANCESTOR(2018)

  ▶︎予告編 

 

原始時代より未来永劫続く「男と女の関係」をテーマにしたアニメーション作品。

 

米国アカデミー賞公認でアジア最大級の映画祭である「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」にて、実写映画も含めた日本作品の中でも栄誉な賞である、ジャパン部門優勝賞と東京都知事賞を受賞しました。この受賞を皮切りに、ほか国内外の数々の映画祭で評価をいただきました。また、この作品の主役であるご先祖様役として、森山周一郎さんにご出演いただきました。

 

 

 

 

② AYESHA(2019)

  ▶︎予告編 

 

広い宇宙のとある小さな惑星にて1人の宇宙飛行士が惑星の周りを漂い、惑星に映像を送っているシーンで始まるアニメーション作品。

 

この作品を観た子どもたちにとって少しでも、宇宙の奇跡や生命の神秘について興味を持つきっかけになればという想いで制作しました。このナレーションは、ジブリ映画「風の谷のナウシカ」の主役ナウシカ役やルパン三世「カリオストロの城」のクラリス役でも知られている島本須美さんにご出演していただきました。この作品も国内外の数々の映画祭で表彰されるなど、高い評価をいただきました。

 

 

 


 

さいごに

_______

 

アニメーション文化の「新しい才能」と、その文化を築き上げてきた「盟友たち」、そしてクラウドファンディングを含む「スポンサー」との出会いになる場として、「ショートアニメーションに特化した国際映画祭」の企画も進めています。この映画祭の受賞作品は、映画館での上映を経たのち全世界に配信する構想です。  

 

今回のプロジェクトは、未来に良質なアニメを生み出していくクリエイターの皆さんにとって、もっとチャンスと希望を作っていくものであります。そして、その希望が日本のアニメーション文化の活性化に繋がるものだと信じております。ぜひこのプロジェクトに参加し、プロデューサーの1人として、私たちと一緒に作品を未来に残していきませんか?
 
皆様のご支援、ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

プロジェクトメンバー

_______

 

 

 作画監督…袴田くるみ

 監督/アニメーション作家

 

 

 

 

 

 

監督作品歴:

「タイムマシン」
2019「あいち国際女性映画祭」グランプリ・観客賞
「陳腐な男」
2018「西東京市民映画祭」アニメーション賞

 

 原作者…丸山正吾
 サンミュージック所属の俳優

 

 

 

 

 

 

劇団唐組「夜壺」ENG「山茶花」企画演劇集団ボクラ団義「関ヶ原で一人」など
また、劇団Bobjack theater・劇団ドガドガプラスに所属、自身の所属劇団のほぼ全ての公演に出演。企画・製作の小原とは共同脚本で映画「ソラトブマチ」(日・仏)にも参加、他実写作品や、アニメーション作品の脚本や出演もしている。

 

 

 プロデューサー…小原正至

 映画監督/アニメーション作家
 クラシックバレエのカメラマンとしても活動中。

 

 

 

 

 

監督作品歴

「AYESHA」
2018「門真国際映画祭」大阪府知事賞/最優秀声優賞+タイトルロゴ賞ノミネート

「THE ANCESTOR」
2018「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞
「檻の中のギング」 
2018「西日本豪雨災害チャリティー」上映プロジェクト参加

 

 プロデューサー…小林光

 映画・映像制作を始め、

 プロダクトや新規事業の企画やコンサルなど幅広い分野で活動中。
 

 

 

 

 

 

「下街ろまん」監督:孫大輔
「Girls Night Out」監督:泉原航一

 

 プロデューサー…長谷真行

 6pucks代表/プロデューサー
 アニメーションや映画の制作の傍ら、

 中国の国民的特撮番組「鎧甲勇士」シリーズのラインプロデュースなども手掛ける。

 

 

 

 


本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

長谷 真行(はせ まさゆき、1982年7月15日 - )は、映像制作会社6pucks(シックスパックス)代表プロデューサー。自身がプロデュースを務める短編アニメーション「THE ANCESTOR」が、米国アカデミー賞の公認であるショートショートフィルムフェスティバル2018において、ジャパン部門の優秀賞、東京都知事賞を受賞。「AYESHA」が門真国際映画祭にて大阪府知事賞を受賞する。

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リターン

3,000


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お気軽ご支援

▷サンクスレター

申込数
25
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

10,000


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「アイアンプレッジ」完成応援コース

▷サンクスレター
▷アイアンプレッジDVD
▷クレジットに名前(企業ロゴも可)

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

3,000


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お気軽ご支援

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25
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

10,000


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「アイアンプレッジ」完成応援コース

▷サンクスレター
▷アイアンプレッジDVD
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申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月
1 ~ 1/ 5

プロフィール

長谷 真行(はせ まさゆき、1982年7月15日 - )は、映像制作会社6pucks(シックスパックス)代表プロデューサー。自身がプロデュースを務める短編アニメーション「THE ANCESTOR」が、米国アカデミー賞の公認であるショートショートフィルムフェスティバル2018において、ジャパン部門の優秀賞、東京都知事賞を受賞。「AYESHA」が門真国際映画祭にて大阪府知事賞を受賞する。

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