焼酎の故郷 鹿児島県郡山八幡神社|火災に見舞われた社務所の再建へ
焼酎の故郷 鹿児島県郡山八幡神社|火災に見舞われた社務所の再建へ

支援総額

6,004,237

目標金額 3,000,000円

支援者
233人
募集終了日
2023年6月30日

    https://readyfor.jp/projects/isa-kooriyamahatiman?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2023年06月28日 08:49

残り2日! 20年間ほぼ毎日参詣されている隈元新さんのルーティーンをお聞きしました!

皆さんおはようございます。

いよいよ残り2日となりました。

本日は、郡山八幡神社を約20年ほぼ毎日参詣されている隈元新(くまもとしん)さんの朝のお参りに同行し、色々お話を聞かせていただきましたのでそのインタビューの一部をお届けいたします。

 

お参りは鳥居の前から始まりました

 

Q、いつからお参りを続けていらっしゃるのですか?

隈元さん…20年ほど前からでしょうか。家の近くの水神様、田の神様の水を替えて八幡神社に来ます。今はこの時間(8時)ですが、勤めていた頃は朝5時30分〜7時の間にウォーキングを兼ねて行っていました。

 

Q、出張などがない限りほぼ毎日、すごいことですね。

隈元さん…習慣かなあ。(笑)

 

※伊佐の方には言うまでもでもないことですが、隈元さんは伊佐市と合併前の大口市の市長を1996年から2020年まで約25年間務められていた方です。八幡神社への参詣は、市長を退任された今もなお続いています。

参拝録には、ほぼ毎日隈元さんのお名前が記帳されています

 

Q、鳥居の前では、鳥居以外の方角にも柏手を打っておられました。あの意味をお聞きしてもよろしいですか?

隈元さん…まず八幡神社に対して挨拶をしたら、阿吽像にも挨拶をします。そしてその隣に小さな石碑があります。これが何を祀っているものなのか、石碑からは分からないのですが、この辺りは高熊山があり、西南戦争の激戦地でもありましたから、僕は、この地で亡くなっていった方々に向けて手を合わせています。

そして今はここに昨年の台風で落ちてしまった旧鳥居の神額がありますのでそれにも一礼します。

そして鳥神山(とがめやま)。今日は雲が出ていて見えなかったのですが、晴れていれば頂上に日章旗が見えます。実はこの旗を立てたのは私の知人で今は故人です。その知人に対しても手を合わせます。そして霧島ですね。

鳥居の脇に置かれた碑

 

隈元さん…僕はあの阿吽像が大好きで、というのもあの阿吽像は左右反対に据え置かれているんです。

 

Q、え? そんなことがあるんですか?

隈元さん…というのも明治の廃仏毀釈の時に、あの阿吽像は川に捨てられてしまったんです。

それを廃仏毀釈も落ち着いた頃に若い衆、鹿児島では「にせ」と言いますが、にせ衆が川から引き上げて来て鳥居の横に据え置いた。でも像の位置を反対にして置いてしまったんですね。それをそのままにしているのもなんか好きでね。庶民的というか、愛されるところだと思うんですよね。

向かって「左」の阿形(あぎょう)像

向かって「右」の吽形(うんぎょう)像

 

Q、境内に入ってからは手水舎の前辺りで幾つかの方向に礼をされ、柏手も打たれていましたね。

隈元さん…あれはまず拝殿が近づいてきたので拝殿に、そして水場に、その隣の皆さんの願いが込められた絵馬に、そして島津斉興がこの地にやってきた時の碑に、そして八幡神社のご神木に、ですね。

 

そしていよいよ拝殿に…

 

お参りを済ませて参拝録への記帳

 

隈元さん…5月8日(新型コロナウィルスが5類に移行して)からは、鈴も戻ってきました。鈴の音を聞くと邪気が祓われる気持ちがしますね。

(ふと参道を眺めて)参道の脇に石垣があるでしょう? あれは湯之尾にあったJA北さつまの米倉庫だった石倉を解体した時の石をいただいてきて積んだものなんです。

 

参道脇の石垣

石垣完成の記念碑

 

隈元さん…工事は市内の業者がいくつか協力して施工してくれたのですが、石を組む時には普通はセメントを詰めます。でも工事を見ていると、セメントをできるだけ使わないでもいいように石を可能な限りすり合わせているんです。それはもう大変手間のかかる作業ですから僕は聞いたんですよ。どうしてそこまでやるのかと。そしたらその作業はある父子がされていたのですが、お父さんが言うには「神社の仕事は200年残る」と。これはすごいことだと思いましたね。神社の仕事はその人達にとってただの請負仕事じゃない。「表現の場」なんです。田舎町の一職人さんがアーティストの顔をしているんですよ。この神社はボクにとってパワースポットですね。

 

Q、最後の質問です。これからの八幡神社に期待することはありますか?

隈元さん…伊佐市民の心のよりどころになって欲しいですね。神社はそのままでいいんです。神社はそのままで、そこに住む人達の活動が繰り返されることが願いですね。でも変わらないままではやっぱり死んでしまいます。ですから変化は取り入れる。この間の狂言もその一つですね。少しずつの変化を取り入れながら活性化をはかる。伊佐で暮らす人達それぞれのパワースポットになって欲しいですね。

 

Q、ありがとうございました。クラウドファンディングも最後まで頑張ります!

(聞き手 地域おこし協力隊 西上)

 

最後にカウントダウンボードの撮影をお願いしました。

隈元新さん、貴重なお話をどうもありがとうございました!

 

さて、クラウドファンディングも残すところ2日です。

大変ありがたいことに、すでに目標額を上回るご支援をいただいております。

これからのご支援は、参道整備、施設内の段差解消、手摺り取り付けなどの周辺環境整備に充てさせていただきたいと考えております。

 

どうぞ最後まであたたかい応援をよろしくお願いいたします。

リターン

5,000+システム利用料


alt

応援コース|5千円

特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。

■お礼状(実施報告・写真同封)

申込数
103
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

10,000+システム利用料


ご朱印 or お守り

ご朱印 or お守り

■お礼状(実施報告・写真同封)
■ご朱印またはお守り(選択式)

申込数
48
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

5,000+システム利用料


alt

応援コース|5千円

特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。

■お礼状(実施報告・写真同封)

申込数
103
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

10,000+システム利用料


ご朱印 or お守り

ご朱印 or お守り

■お礼状(実施報告・写真同封)
■ご朱印またはお守り(選択式)

申込数
48
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月
1 ~ 1/ 14

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る