
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 233人
- 募集終了日
- 2023年6月30日
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- 支援者
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- 残り
- 18時間
プロジェクト本文
終了報告を読む
たくさんのご支援をありがとうございました
火災で焼失した郡山八幡神社の社務所を再建するために始めたクラファンプロジェクトは、多くの皆様にご支援をいただき、最終目標としていた500万円を大きく上回る結果となりました。
これもひとえに地域の方々はもちろんのこと、故郷を想う出身者をはじめ、社務所の再建を願う多くの皆様の温かい応援のおかげと心より感謝申し上げます。
これから10月中旬の完成を目指して、皆様にお気軽にお参りいただけるような社務所を再建してまいります。完成の暁にはぜひご参拝いただければ幸いです。
今後は、リターン品の準備、社務所の工事の進行状況などをこちらの「活動報告」を通して皆様にご報告してまいりたいと考えております。お礼状につきましては、完成した社務所の写真を同封してお届けしたいと考えておりますので社務所完成(10月中旬予定)まで、今しばらくお待ちくださいませ。
ひとまず49日間のクラファン募集期間は終了です。温かくお見守りいただきまして本当にありがとうございました。今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。
2023年7月1日追記
郡山八幡神社クラウドファンディングメンバー
写真中央:岡下臣廣(たみひろ/郡山八幡神社 氏子総代会 会長)
写真右:山下和弘(かずひろ/同副会長)
写真左:西上寛樹(ひろき/伊佐市地域おこし協力隊)
第二目標達成の御礼と引き続きのご支援のお願い
この度は、郡山八幡神社社務所建設クラウドファンディングに応援をいただき、誠にありがとうございます。
おかげさまで6月26日にネクストゴール500万円を達成することができました。皆様の後押しを受けて、神社を大切にお守りしていく社務所再建の目処が立ちました。ご支援本当にありがとうございます。
クラウドファンディングは6月30日 23時までとなります。
新たな目標は設定いたしませんが、今後ネクストゴールを超えるご支援につきましては、参道整備、施設内の段差解消、手摺り取り付けなど、周辺環境整備に充てさせていただきたいと考えております。
どうぞ最後まであたたかい応援をよろしくお願いいたします。
6月26日 追記 郡山八幡神社一同
地域に守られてきた焼酎神社
火災に見舞われた社務所を再建したい
鹿児島県伊佐市で800年以上もの歴史を伝える郡山八幡神社(こおりやまはちまんじんじゃ)は、神功皇后を祀る安産祈願や子育大願にご利益があるとされる神社です。
日本で最も古い「焼酎」文字が記載された木片を所蔵していることでも有名な当社は、ほとんど全てが地域住民の手によって運営されている神社です。
境内の掃除や修繕、正月準備や春秋の大祭などの神事の運営などを、地域住民が協力して担い、歴史を守り継いできました。
2022年、そんな神社に二度の災難が降り掛かります。9月に上陸した台風14号による鳥居の崩壊、そして11月の秋季大祭当日に起こった火災です。この火災で社務所は全焼、正月を目前に準備を進めていた神符や巫女装束などの備品も全て焼失してしまいました。
なんとか多くの皆様の浄財により、鳥居は2023年3月に無事完成しましたが、依然として社務所の再建には至っておりません。
次の100年、200年という歴史を繋いでいく中で、できる限りあるべき姿での社務所の再建を実現したく、この度クラウドファンディングを通じて広くご支援を募らせていただくことを決意いたしました。
どうか皆様のあたたかいご支援をお願いできればと存じます。
鹿児島県伊佐市
郡山八幡神社
鹿児島県伊佐市に鎮座する郡山八幡神社(こおりやまはちまんじんじゃ)は、建久5年(1194年)に菱刈(ひしかり)氏の始祖である、菱刈重妙が神託によって大分県の宇佐八幡宮から勧請した神社とされています。
本殿は、桁行三間・梁間三間の入母屋造平入杮葺きで、昭和29年(1954年)の解体修理の際、葺板の裏に「永正4年(西暦1507年)再興」という墨書が発見されたことから、それ以前に建てられたものと考えられています。建築様式は琉球文化の影響も見られるもので、昭和25年(1950年)8月29日に国の重要文化財の指定を受けました。
御祭神の神功皇后(じんぐうこうごう)は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の第2子、14代仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の皇后で、第15代応神天皇(おうじんてんのう)の母にあたります。神功皇后は神託に従い、妊娠したままで朝鮮へ出兵し、三韓征伐を成し遂げた後に応神天皇を出産したと伝えられており、安産祈願や子育大願にご利益があるとして信仰を集めています。
400年を経て残る
最古の「焼酎」記録
郡山八幡神社は、日本で最も古い「焼酎」文字※が記された木片を所蔵していることでも有名です。
昭和29年(1954年)、本殿解体修理の際に本殿北東の頭貫の木鼻(柱の装飾)に「座主(ざす・住職のこと)がケチで焼酎も飲ませてくれない」という意味の落書きが発見されました。
落書きには、「永禄2年(1559年)8月11日」という日付と、二人の宮大工の名が記されており、室町時代の昔からこの地に焼酎文化が根付いていたことを証明する貴重な歴史資料として、鹿児島県の有形文化財に指定されています。
この「大工の落書」のエピソードを基に創作されたのが、だれやめ狂言『大工の落書』です。
地域おこし協力隊が作・演出を担当し、出演は地元劇団が、舞台設営は地元文化会館スタッフと劇団員が担当し、市役所と地域住民、氏子の皆様のバックアップの元、2022年に初演を迎えた狂言仕立てのオリジナル芝居となっています。
狂言指導と狂言小舞の振付は、和泉流狂言師 河野佑紀さんにお力添えいただきました。
本番に選んだのは8月11日。これは落書きに記された日付です。463年の時を経て「大工の落書」は、地域を言祝(ことほ)ぐ、オリジナル劇として復活を遂げたのです。
朝晩2回の公演は、沢山の地元の方々に見守られて執り行われました。
地元の皆さんが「だれやめ=だれ(疲れ)をやめる(とめる)」と呼んで毎晩焼酎の晩酌を楽しんでいるように、この芝居が郡山八幡神社の夏の新たな風物詩として地域に根ざしていってくれることを願っています。
地域の協力によって守られてきた
心の拠り所
実は、郡山八幡神社は宗教法人ながら、実際は地域住民による運営を行っています。この体制は明治4年(1871年)に全国の神社の管理区分が、国が維持する「官社」と、氏子崇敬者や地域住民によって維持される「諸社」に分けられた際、当社が諸社の中の「郷社」に位置付けられて以来、続いてきたものです。
現在も地元自治会老人クラブによる月2回の清掃、婦人部による年2回の特別清掃を始め、自治会員、青壮年部員による正月準備や春秋の大祭の準備などを行い、地域のみんなで維持管理を行っています。時には国指定重要文化財の本殿も、地域住民の手で修繕し、その美しい姿を守り続けてまいりました。
また当神社は、鹿児島ならではの行事である「六月灯」や春の大祭での「棒踊り」の奉納、秋の大祭での親睦グラウンドゴルフ大会の開催など、地域コミュニティの場として、また、地域の文化資産としても心の拠り所となっています。
まさしく地域のみんなに守られ、地域のみんなを守る、よき風習を今日まで伝えてきた神社です。
社務所を襲った
原因不明の出火
2022年11月23日午前5時33分、「神社が燃えている」という1本の電話で目覚めました。
すぐさま神社に走ったところ、社務所付近から火の手が上がっていました。早速、駆け付けた地域の仲間と消火栓を開き、国指定重要文化財の本殿、本殿に所蔵する鹿児島県指定有形文化財の「最古の焼酎文字」が残る木片を燃やさぬようにとの思いで初期消火にあたりました。
その結果、社務所が全焼したものの、幸いなことに拝殿や本殿には影響はありませんでした。五穀豊穣を祝う秋季大祭の寒い朝の出来事でした。
実は、災難はこれだけではなかったのです。
火災から遡ること2か月余り。9月18日夜から19日未明にかけて鹿児島県に上陸したのち、日本を横断するように全国に被害をもたらした台風14号により、神域への入り口であり、また、神社の象徴とも言うべき鳥居の貫と神額が落ちるという被害にも見舞われていました。
この鳥居は大正9年(1920年)に設置されたもので102年が経過しており、台風と経年劣化による崩落とみられています。
私たちは当初、石鳥居を復元する方向で協議を進めました。しかしながら、使われている軟岩は調達が困難で、他の部分もさらに崩れる可能性も否定できないことから修復を断念し、安全性の観点から鳥居の早期撤去と鋼材による新たな鳥居の建設へと舵を切りました。地域住民や氏子の皆様のご支援を仰ぐ準備を始めた、そんな矢先の火災でした。
おかげさまで多くの皆様の浄財により、鳥居は2023年3月に無事完成しました。しかしながら依然として社務所再建には至っておらず、広く有縁無縁の皆様にお力添えをいただきたいと考え、この度クラウドファンディングに挑戦するを決意いたしました。
あるべき姿で社務所を再建したい
この度の火災では社務所の建物だけでなく、正月を目前に準備を進めていた神符や巫女装束などのほか、事業を推進するのに必要な備品等がすべて焼失してしまいました。
そんな中でも、なんとかお正月で参拝に来られる皆様をお迎えしたいと考え、仮設社務所の建設、仮設トイレの設置、新たに神符を仕入れるなど、最低限かつ最大限の対策を講じ、なんとかお正月には皆様をお迎えすることが叶いました。
しかしながらこの対策費用として、社務所の火災保険から支払われた再建費用としての保険金を使わざるを得ず、十分な再建費用の工面が難航している状態です。市からはすでに「仮設事務所の設置費用」として補助金を100万円頂戴しており、仮設事務所のレンタル料約140万円と仮設電源の費用40万円、計約180万円に充てています。
社務所は、神社を守っていくためには必要不可欠のものであり、拠出できる費用の中で建設しなければなりません。
しかしながら次の100年、200年という歴史を繋いでいく中で、できる限りあるべき姿での社務所の再建を実現したく、皆様のご支援をお願いできればと存じます。
なぜクラウドファンディング?
この度の社務所の再建にあたり、当神社では社務所再建委員会を立ち上げ、設計事務所様を交えた協議を進めてまいりました。正式な見積もりは今後進めていく予定ですが、少なくとも1,800万円を要することが見込まれており、近年の資材高騰の影響で総工費が2,000万円にも及ぶ可能性があります。
本来であれば火災保険で再建費用を賄うところですが、先述の通り、保険金として支払われた約2,000万円のうち、火災によるゴミの撤去やお正月に向けた対策(仮社務所の設置や焼失した備品の調達)にすでに1,000万円を要しています。
そのため、鳥居建設にいただいた寄附金の剰余金を社務所再建費用に充てさせていただくこととしておりましたが、それでも万全な形での再建には約300万円あまりが不足している状態です。
社務所は神社には必要不可欠なものであり、たとえクラウドファンディングが成立しなかったとしても、拠出できる費用の中で建築資材の変更や設計変更をして経費をできる限り節減した上で、建設しなければなりません。
ただ、我々としましては、本殿と社務所を繋ぐ回廊の建設や、本殿の格式に合わせた屋根材での施工など、万全な形で参詣者の皆様をお迎えしたいと考えております。
そこで今回クラウドファンディングにかかる諸経費などを差し引き、最低限必要な金額として300万円を第一目標に、万全な形として再建するために必要な金額500万円を最終目標に掲げてご支援を募らせていただくことにいたしました。
どうか皆様のお力をお借りして、この郡山八幡神社の社務所を再建させていただけないでしょうか。
クラウドファンディング概要
■第一目標金額:300万円
■最終目標金額:500万円
郡山八幡宮 社務所再建にかかる費用/クラウドファンディング諸経費
■社務所再建の費用総額:
約1800万円(不足分は火災保険金、これまでの寄附金、ならびに神社の自己資金によって調達いたします)
■スケジュール
2023年4月:設計
2023年5月:入札(業者決定)
2023年6〜9月:建設予定
このクラウドファンディングが成功した暁には、社務所の再建が叶うだけでなく、台風や火事という災害に対して、地域の協力とクラウドファンディングという新しい方法で乗り越えようとする姿が、全国各地で同じように頑張っていらっしゃる他の地域の方々の励みになれたらと思っています。
またこのプロジェクトを通じて、郡山八幡神社の持つユニークな歴史にまつわるエピソードを新たに知っていただき、皆様に足を運んでいただくきっかけになれば幸いです。
これからも郡山八幡神社が地域の方々の暮らしの中心として、未来にその歴史をつなげるよう、皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。
お読みいただいた通り、今回クラウドファンディングに挑戦することとなりました。郡山八幡神社は社務所の火災以外にも鳥居の崩落という災難に見舞われました。
人的被害がなかったことは不幸中の幸いでした。この鳥居は大正9年に建設されたものでしたが、これまで気づかなかった境内の建設記念碑を見ますと、その建設に携わった地域内の婦人会や地域で多くみられる姓が刻字されています。
このことからも100年以上前にもこの神社を地域の大切な文化財として、また宝としてお祀りしていたことが推し測ることができます。
仮設社務所での正月も、多くの方々が参拝され、社務所や鳥居の再建への温かい励ましの言葉をいただきました。
改めて地域における当神社の存在の大きさを実感したところで、一日も早く日常を取り戻せるようにと心新たにしたところです。
華美な社務所を作る考えはありませんが、国指定重要文化財の本殿を有し、県指定有形文化財の木片を有する神社にふさわしい格式のある社務所を建設したいと考えています。
今回のクラウドファンディングに対する皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。
ここまでご覧いただきましてありがとうございます。
私は、だれやめ狂言『大工の落書』作りのために郡山八幡神社を訪れる中で、境内に置かれた記念撮影の為のひな壇や、手水場の竹細工が総代会 会長である岡下さんご自身の手作りだと知りました。さらに伺うと国指定の重要文化財である本殿の塗装直しまで地域の皆さんの手で行ったといいます。
その理由をお尋ねすると、「その方が神社がみんなの場所になる。」とのお答え。
地域おこし協力隊として「地域の何たるか」を教えていただいた気がしました。
同時に日本という国は、このような地域の方々の頑張りに支えられていたのか、と背筋も伸びました。
二度の災害に見舞われながらも岡下さん達はいつも明るく前向きにこの局面を乗り越えようとされています。
私は、地域に根ざしながらクラウドファンディングという新しい試みに挑戦されている岡下さん達の姿は、きっと日本全国で同じように地域に根ざして頑張っておられる方々の元気に繋がると信じています。
最初はご支援をお願いするつもりで始めたこのプロジェクトも、今ではリターン品を通して郡山八幡神社の新たな魅力を発信できることに喜びを感じております。
私たちのプロジェクトへの応援、なにとぞよろしくお願いいたします!
私は郡山自治会の会員で、神社のことについては、以前役員をした経験があるだけで全くの素人でした。前の宮司が病気で、お祓いができないという話を耳にして、子供のころから境内で遊んだり走り回っていた、私たち地域の神社の危機的状況を、何とかできないか!と思うようになり、誰も引き継ぐ人がいないのなら、と志願しました。
5週間に及ぶ鹿児島県神社庁での研修を2年間、最後は霧島神宮で4週間、いわゆる修行を積みました。そうして、平成30年11月ついに当郡山八幡神社の宮司として奉務することとなった次第です。
昨年の令和4年は、9月に大正9年に建立された鳥居の崩落、さらには、11月の社務所の火災と悲しい出来事が相次いで起こり、一時はどうすればと途方に暮れることもありましたが、地域の人々や氏子崇敬者の皆様の絶大なるご協力・ご支援があって、ひとつずつ復旧が進み、先頃新しい立派な鳥居も完成いたしました。多くの方々の篤志や地域住民の皆様をはじめ氏子崇敬者の皆様に、衷心より感謝いたします。
しかしながら、社務所全焼の影響は、果たして大きいものがありまして、現在も地域の皆様、氏子崇敬者の方々からご寄付を賜り、護持に努めておりますが、今回初めて、クラウドファウンディングで広くご支援をお願いさせて頂くことといたしました。
これまでも、永きにわたり郡山自治会をはじめ木崎、高柳両自治会の皆様や地域の皆様に親しまれてまいりました郡山八幡神社を、次の世代に繋いでいくために、どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
伊佐市長
橋本 欣也
鹿児島県伊佐市には、国指定重要文化財に指定されている郡山八幡神社があり、その本殿解体改修の際に発見された落書きに「焼酎」の文字が書かれており、現在使用されている「焼酎」の文字が残る日本最古の資料となっていることから「焼酎のふるさと」と言われています。
そのようなことからも郡山八幡神社は、長年にわたり伊佐市観光のシンボルのひとつとして、地域コミュニティの拠り所として大きな役割を担ってきましたが、令和4年11月23日早朝に発生した原因不明の火災により社務所が被災しました。
長い歴史の中で、先人から大切に受け継がれてきた貴重な文化財を保護し継承することは、私たちに課せられた責務となっております。
伊佐市の宝を未来へとつないでいくため、皆様からのご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
県文化財保護審議会前会長
鹿児島大学焼酎発酵学教育研究センター客員教授
原口 泉
国の宝・郡山八幡を守りましょう
2015年、県文化財保護審議会は郡山八幡本殿にある日本最古の「焼酎」文字の書かれた木片を貴重な歴史資料として重要文化財とするように答申、「郡山八幡所蔵『焼酎』文字墨書木片」が指定されました。
本殿は国宝の霧島神宮本殿と同じように、1950年に国の重要文化財に指定されていました。1194年菱刈重妙が宇佐八幡を勧請したという古い由緒とともに、1507年再興された室町・桃山建築様式に琉球建築の朱塗り彩色が施されている独自性が評価されたものです。
1954年「焼酎」文字の発見は画期的でした。日本で蒸留酒が作られ始めた永禄2年(1559)伊佐地方で貴重な焼酎が飲まれていたこと、何よりも「焼酎」文字の初見だったことが焼酎の歴史に新たな1ページを刻みました。
「焼酎」の意味は「火を入れた濃い酒」です。「酎」の字が2010年、社会生活で書き表す場合の「目安」の常用漢字約2000に入ったことは、焼酎が日本人の身近な国酒になったことの証です。その前の2003年には焼酎の出荷量が清酒を上回っています。伊佐地方は焼酎のふる里なのです。
郡山八幡は地域の棒踊りなど伝統芸能の舞台でもあります。社務所焼失の2か月前、台風被害で損壊した鳥居は地域の方々の御寄附で再興されました。国や県の宝を守り、郷土の伝統芸能を継承するためにも鹿児島県文化協会会長としてクラウドファンディングをお願い申し上げます。
大口酒造株式会社 代表取締役社長
向原 英作
郡山八幡神社は、昭和25年に重要文化財として国の指定を受けています。
そして、昭和29年の解体修理で見つかった棟木札の落書きには次のように記されていました。
『永禄2歳8月11日 作次郎
靏田助太郎
其時座主は大キナこすてをちやりて一度も焼酎ヲ不被下候 何共めいわくな事哉』
この落書きが、「焼酎」という字の初見です。けちな座主が一度も焼酎を飲ませてくれなかったと書いて、屋根裏に隠し、人々に訴えたかったのでしょう。
座主にとっては迷惑なことですが、末代の私達には貴重な記録を残してくれたことになります。これらのことから、南九州ではこの時代、焼酎が飲まれていたことを示しています。
「身分の上下を問わず皆が飲む」との記述もあり、何ともありがたい話です。
伊佐に焼酎あり、郡山八幡神社ありです。
狂言師
河野佑紀
「令和の時代に、新作狂言を作る事で」
狂言は、笑いだけではなく、過去に生きた人々の物語を見ることで、昔に思いを馳せ、現代に生きる自分たちとの繋がりを感じる事が出来ます。
従って、地域の逸話を狂言仕立てで作ることを決めた、劇作家の西上寛樹さんの狙いは正しかったのですが、私は当日の公演を観るまで、令和の時代に新作狂言を作る、真の狙いまではわかりませんでした。
しかし当日、狂言を鑑賞するために、伊佐の人々が続々と集まり、地元の物語を、舞台となった郡山八幡神社で鑑賞し、在りし日のご先祖様に想いを馳せつつ、みんなで笑う姿を見て、令和の時代に作った新作狂言には、故郷の財産と今の人々を繋げる力があるのだと感じました。
この地ならではの新作狂言を通じて、より身近に感じられる存在になった郡山八幡神社を、どうか大切にしていただきたいです。
伊佐市公認キャラクター
イーサキング
色々な街へ行く時に、まずPRするのが伊佐と言えば焼酎。
鹿児島には多くの焼酎があるのじゃが、この、国指定重要文化財郡山八幡神社にある落書きの木簡があるということで、伊佐市が「焼酎のふるさと」として堂々とPRをすることが出来るんですなぁ。
これは本当に素晴らしいことで、焼酎王国鹿児島の中でも日本最古の「焼酎」の文字という証がある、唯一無二の存在ですなぁ。
ワシも誕生した時は、伊佐や天文館のスナックで、ゆるキャラが焼酎をPRするという前代未聞のプロモーションをしても炎上しなかったのは、こういった歴史的な日本最古の資料があったおかげと言っても過言ではないんじゃ。
そんな重要な木簡がある、郡山八幡宮の社務所が今回火災で被災するということが起きたのだ。
社務所は神社を運営するなかで中心的な役割を担っておるから、これは何としても復興して再建しなければと思っておる。
未来へ繋ぐ重要な伊佐の施設、皆様の御支援御協力をよろしくお願いいたしまする。
○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
○ リターンにつきましては、第一目標達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。
○ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 岡下臣廣(八幡神社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年9月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
八幡神社が社務所を再建。集まった資金は建設資金に使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして、返金はいたしかねます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
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リターン
5,000円+システム利用料
応援コース|5千円
特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。
■お礼状(実施報告・写真同封)
- 支援者
- 83人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
10,000円+システム利用料

ご朱印 or お守り
■お礼状(実施報告・写真同封)
■ご朱印またはお守り(選択式)
- 支援者
- 48人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
20,000円+システム利用料

クラファン限定|切り絵ご朱印
今回のクラウドファンディング限定でお作りする、特別なご朱印です。
■お礼状(実施報告・写真同封)
■クラファン限定|切り絵ご朱印
- 支援者
- 19人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
30,000円+システム利用料

オリジナル焼酎『永禄二歳』
日本最古の焼酎という文字が永禄二歳(1559年)に落書きされたことに由来する、本格焼酎『永禄二歳』。クラウドファンディング限定ラベルにてお届けします。
■お礼状(実施報告・写真同封)
■クラファン限定|切り絵ご朱印
■クラファン限定|オリジナル焼酎(720ml)*
*20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。本リターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。リターン品は必要な許認可を持つ平商店より配送いたします。
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
50,000円+システム利用料

オリジナル狂言「大工の落書」DVDと台本セット
■お礼状(実施報告・写真同封)
■クラファン限定|切り絵ご朱印
■クラファン限定|オリジナル焼酎(720ml)*
■2022年公演 オリジナル狂言「大工の落書」DVDと台本セット
*20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。本リターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。リターン品は必要な許認可を持つ平商店より配送いたします。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
100,000円+システム利用料

新社務所落成記念公演|オリジナル狂言「大工の落書」招待券(指定席+舞台上での記念撮影)
■お礼状(実施報告・写真同封)
■クラファン限定|切り絵ご朱印
■クラファン限定|オリジナル焼酎(720ml)*1
■2022年公演 オリジナル狂言「大工の落書」DVDと台本セット
■オリジナル狂言「大工の落書」招待券(指定席+舞台上での記念撮影)*2
*1 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。本リターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。リターン品は必要な許認可を持つ平商店より配送いたします。
*2 2023年9月末〜11月末に行われる新社務所落成記念公演にご招待いたします。(1口2名様までご招待)2023年8月末までに詳細のご連絡をさせていただきます。万が一ご都合が合わない場合は2024年8月11日公演へのご招待をさせていただきますのでご相談ください。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 2
- 発送完了予定月
- 2023年10月
300,000円+システム利用料

特別拝観(最古の焼酎文字が記されたオリジナル木片の閲覧あり)
■お礼状(実施報告・写真同封)
■クラファン限定|切り絵ご朱印
■クラファン限定|オリジナル焼酎(720ml)*1
■2022年公演 オリジナル狂言「大工の落書」DVDと台本セット
■特別拝観(一般公開されていない最古の焼酎文字が記された木片の閲覧あり)*2
*1 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。本リターンは20歳以上の方に限りご支援いただけます。リターン品は必要な許認可を持つ平商店より配送いたします。
*2 2023年10月〜2024年9月の間で実施いたします。詳細と日程の調整については2023年9月末までにご連絡いたします。(1口10名様までご招待)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
10,000円+システム利用料
応援コース|1万円
特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。
■お礼状(実施報告・写真同封)
- 支援者
- 52人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
30,000円+システム利用料
応援コース|3万円
特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。
■お礼状(実施報告・写真同封)
- 支援者
- 29人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
100,000円+システム利用料
応援コース|10万円
特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。
■お礼状(実施報告・写真同封)
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
300,000円+システム利用料
応援コース|30万円
特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。
■お礼状(実施報告・写真同封)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
1,000,000円+システム利用料
応援コース|100万円
特別なリターンが不要な方に向けたコースです。
いただいたご支援をより多く、社務所再建に充てさせていただきます。
■お礼状(実施報告・写真同封)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年10月
13,901円+システム利用料
募金箱反映用コース①
こちらは募金箱でお預かりしたご支援を入金するための専用のコースです。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2023年10月
65,336円+システム利用料
募金箱反映用コース②
こちらは募金箱でお預かりしたご支援を入金するための専用のコースです。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2023年10月