能登半島復興へ向けて

▼本プロジェクト支援募集期限も最終日となりました

お陰様で、本プロジェクト支援募集期限が本日最終日を迎えました。

地震による体力的・精神的な疲れが出始めてきた時期ではありますが、ここまでたくさんの方々から心温まるご声援とともにご支援をいただき、ここまでたどり着くことができました。

 

お寄せいただいたみなさまからの応援は、きっと被災者や支援者へ届くと信じております。

みなさまには心より感謝申し上げます。

 

 

▼一日も早い被災者の不安解消を願っております

 

 

当カフェが位置する七尾市では、断水解消が進んだことにより避難生活から解放された方も少しずつ増えております。しかしながら一部では断水が続いていたり、屋内配管の損傷により水が使えなかったり、下水処理の復旧に遅れが生じている等、通常の生活に戻るのはもう少し先になりそうな印象です。

 

奥能登地域はさらに深刻で、避難所生活や半壊する自宅で避難し不安な毎日を過ごしている方も多く、水や食糧も不足しているという状況が続いていると聞きます。

仮設住宅の建設も急ピッチに進んでおり、一日も早くこの不安を解消できる日がくることを願っております。

 

▼当カフェのいま

 

 

メニュー限定・時短営業を行いながらも、営業を続けております。しかしながら、被災地は通常の生活に戻っていないことや観光客がいないということもあり、大変苦しい経済状況に陥っています。

そんな中、七尾市から加賀方面へ約1時間～1時間半の場所にある平和堂アルプラザ様にて、スイーツの催事販売をさせて頂き、また、遠方から復旧作業や工事で来られている業者様からの弁当注文を頂戴するなど、温かいご声援とご支援がスタッフの励みとなっております。

 

▼ここからは支援者支援も重要

 

 

能登にある旅館やホテル、ゲストハウスなど宿泊施設の多くが地震によりやむなく休業を強いられていることで、遠方から復旧・復興で来訪する支援者が寝泊まりする場所がない、という現実があります。

当方では、一軒家の空き部屋に寝泊まりでき、リビングやキッチン、トイレ、浴室などを共用利用できるシェアハウスを、各支援者を優先して提供し復興の一助となる取り組みを行っていきます。また、当カフェと隣接しているため、被災者との交流の場ともなり、双方にとって心身の疲れを癒す場ともなります。

 

現在、シェアハウスとしての改修はまだ行っておりませんが、能登方面へ復興工事に携わる業者様に試験的にご利用いただいております。

「他の地域（金沢市や氷見市）から通う人もいる中、ここは距離だけでなく、復興に向けた作業時間を有効に使える」「旅館のような過剰なサービスがなく、居心地がいい」など、支援者様から直接意見を聞くことができました。

 

支援者も被災者と同じように、心身ともにご苦労されております。能登地域は多方面で人手不足の状況にあり、災害復興には当地域外からの支援が必要不可欠です。支援に来訪下さる方々に向けた受け皿が不足していることを少しでも解消することも、大変重要だと考えています。

 

▼募集期限まで残りわずかとなりました

 

本プロジェクトの支援募集期限まで、残りわずかな時間となりました。これまで応援して下さった皆様に、最後のお願いをさせてください。

当社が能登半島地震の復興へ向けた本プロジェクトは、当カフェの再建とともに復旧・復興支援者を支援する施策になります。被災者・支援者の心身を癒し憩いの場を提供することで「心の復興」ともなります。

 

本プロジェクトをお知り合いやSNSなど、広くシェアしていただけると大変ありがたく存じます。

どうぞご協力を宜しくお願いいたします。

 

～感謝～

ジェーケーワンフーヅ株式会社

森山仁

スタッフ一同