エイズ孤児院に、電気と水が届きました!
【ご支援くださったみなさまへ】
アフリカ児童教育基金の会(ACEF)の活動をご理解くださり、ケニア・マキマ村のエイズ孤児院での電気と水を確保するプロジェクトにご協力くださったみなさまへ、改めてご支援誠にありがとうございました。
おかげさまで、電気設備と井戸掘削による水の確保が実現し、孤児たちの生活環境は大変向上いたしました。ダチョウ園については、現在調整中です。
みなさまの温かいご支援に改めて心より感謝申し上げ、以下にご報告させていただきます。
【電気設備】
すでに村に通っていた電線の電柱にトランスフォーマーを設置し、孤児院に電線を引く作業からスタートしました。
工事日数約2ヶ月!
思うように進まず、今日こそは・・今日こそは・・という日が一週間くらい続きましたが、6月上旬に無事に電気が通りました!

以前は暗い時間に学校に行く身支度や、抗HIV薬の内服をしていましたが、現在は灯りの下で快適に過ごすことができるようになりました。
また、スタッフも子供たちの洋服を縫うなどの作業を、夜にすることができるようになりました。併設されている病院では、毒蛇に咬まれた際に使用する血清を冷蔵保存することも可能になりました。
【井戸の掘削】
井戸の設置は水脈調査からスタート。水が豊富に出そうなところを入念に調査し、地下から水をくみ上げるポンプを通すための穴を掘削しました。
組み上げた水は一気に鉄塔の上に設置したタンクにくみ上げ貯水することで、必要な時に水を使用することができるようになりました。
ポンプを設置し、井戸は完成!!マキマ村に無事、水が通りました。
(ただ現在、井戸の中に近所の子供たちが土や石などを遊びで入れてしまい、一時的に水が上がらない状態になってしまいましたが、担当者が出張から帰り次第修復することになっています。)
【ダチョウ園】
ダチョウ園をぐるりと囲むフェンス作りからスタートしました。
コンクリートで柱を作り、等間隔に掘った穴に立てる作業を行いました。
そこにフェンスを張り巡らせて行きます。現在完成に向けて工事進行中です。
【収支報告】
総収入
5,382,000円
READYFOR手数料 922,000円
差引きケニアへの送金額 4460,000円
換金レート 1.11 100円=90KSH
総額ケニアシリング 4,010,000KSH
1.電気工事費
予算 500,000円 =450,000KSH
実質経費
施工業者視察経費 15,000KSH
工事申請費 6,000KSH
トランスフォーマー設置費 580,000KSH
ダチョウ園までの延長経費 620,000KSH
地下ケーブル、屋内配線資材費 350,000KSH
屋内工事人件費 110,000KSH
総電気工事代 1,681,000KSH
{1,865,910円}
※ダチョウ園にケーブルを延長するなどの都合上、当初の予算より多く経費を使っています。
2、井戸掘削工事
予算 2,200,000円=1,981,981KSH
実質経費と予定
掘削費 1,400,000KSH{1,554,000円}は他の支援者による
地上11メートルの鉄塔建築 150,000KSH
孤児院とダチョウ園までのパイプ設置費 130,000KSH
タンク代 5トンタンク 3個 90,000KSH
水中ポンプ購入費 400,000KSH
現在までの支出 370,000KSHとポンプ購入の総計
770,000KSH {854,700円}
3.ダチョウ園
予算 1,760,000円=1,585,585KSH
実質経費
くい打ち仕事 1,100KSH ×520本 572,000KSH
チェーンリンク 2,350KSH ×75巻き 176,000KSH
鉄線 4,000KSH ×24巻き 96,000KSH
穴掘り、セメント バラス、砂 資材費 125,000KSH
人件費 93,000KSH
現在までの支出額 1,062,000KSH
今後の支出予定
鳥小屋建築費 250,000KSH
鳥購入費 247,000KSH
8月27日現在の資金の動き
総収入 4,460,000円 {4,010,000KSH}
総支出 3,899,000円 {3,513,000KSH}
支出予定 561,000円 {497,000KSH}
【リターン報告】
リターンに関しては、送付が完了しております。
申し込んだものが届いていないなど、お気づきのことがございましたらご連絡ください。
【今後の活動について】
10〜11月にかけて、ダチョウの小屋を設置し、12月にダチョウを購入する予定です。ダチョウファームの実現は年末ころになる予定です。
またACEFではエイズ孤児支援だけでなく、小学校、病院、産院、職業訓練校の運営、環境保全活動など多岐にわたり支援活動を行っております。
日本人ボランティアも受け入れております。
詳しくは以下サイトにて随時更新していますので、ご覧ください。
ACEFホームページ http://acef-jpn.com
Facebookページ https://www.facebook.com/acefjpn/
繰り返しにはなりますが、みなさまのご理解と、温かいご支援でこの度私たちの長年の夢でありました、電気と水をエイズ孤児院に届けることができました。
エイズ孤児たちに与えられた教育のチャンスを大切にし、社会で自立して働けるようこれからもサポートしていきたいと思います。
今後とも、アフリカ児童教育基金の会をよろしくお願いいたします!