こんにちは。中央大学杉並高校のブータンお土産開発部で活動しています、中央大学1年の富澤遥子です。私たち中央大学杉並高校のブータンお土産開発部の今年度の活動が終了しました。
まず、何よりも先に、私達のこの挑戦を温かく見守ってくださった皆様に深くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
ご支援くださった皆様、応援してくださった皆様の1人でもいなければ、今の私達はなかったと思います。
私達に挑戦する機会を与えて下さったおかげで、私たちは大きく成長出来ました。
私達は、2016年の夏に、高校のプログラムでブータン・ハ県を訪れ、現地の若者向けの職が少ない現状と、食べ物のお土産がないことに気が付き、帰国後の事後学習でお土産開発に挑戦しました。私たちが開発したお土産は、ブータンの郷土料理である、日本の餃子に似た食べ物「ヒュンテ」を自宅で作れる「ヒュンテ手作りキット」と、ブータンのお茶菓子「カプゼ」の2つです。このことが、後にクラウドファンディングを始めるきっかけになるとは、その時には思いもしませんでした。2017年度に入り、学校の枠を超え有志のメンバーで集まり、日本環境教育フォーラム(JEEF)さんに協力していただきながら、今夏の再渡航を目標に5月末~7月末の約2か月の期間でクラウドファンディングに挑戦しました。クラウドファンディングへの挑戦は、大学進学を控えた高校生・4月に入学したばかりの大学生1年生にとっては困難の連続で、諦めそうになったことが何度もありました。そこであきらめず、最後まで挑戦することが出来たのは、支えて下さった支援者の皆さま、ご指導くださった日本環境教育フォーラム(JEEF)さんのおかげです。重ねてになりますが、皆様には本当に感謝しております。
皆様から頂いた支援金は、主に、高校生3人(谷中咲良・本田まどか・鵜飼ふらの)のブータン・ハ県の渡航費に使わせていただきました。3人は2017年8月15日~18日の3日間でハ県に再渡航し、お土産開発セミナーを開催してきました。ハ県では、ハ県で働いていらっしゃる、日本環境教育フォーラム(JEEF)の松尾茜職員に協力していただき、3人によるお土産開発セミナーは大成功でした。
17日にヒュンテキット開発セミナー、18日にカプゼ開発セミナーを行いました。ハ県の方々約10人が集まってくれました。お土産を作るにあたり、私たちが日本から用意していったレシピでは、それぞれの材料の分量を増やす必要があるということが大きな発見でした。ブータン人の特徴として、辛いものを好むため、ヒュンテの山椒といった香辛料を惜しみなく使うというところも驚きでした。ブータン人にとっては普通の事でも、お土産のターゲットとなる旅行客の好みは様々であるため、調整の必要があると感じました。また、カプゼセミナーの時に、私たちが考案したプレーン味・ミルクティー味のほかに、ブータンの特産品であるエゴマを使ったフレーバーも良いのではないかという意見が出ました。2日間という短い期間でしたが、充実したセミナーを開催することが出来ました。活動報告について、詳しくは、先日送付いたしました、リターンの活動報告書に書いてありますので、そちらをご覧ください。(ご希望でしたらご用意しますので、ご連絡ください!)
クラウドファンディングに挑戦するにあたり、本当にたくさんの大人の方にアドバイスをいただきました。クラウドファンディングを通じて、たくさんの大人の方にアドバイスを頂けたことは私たちの財産です。
今後私たちは、3人からの報告をもとに、さらに質の良いお土産にするための改良と、実現に向けての決めるべきことの決定を行います。これからも私たちの挑戦は続きます。今後とも、私たちお土産開発部を温かく見守っていただけたら嬉しく思います。
また、1月末(詳しい日程は未定) には、支援してくださった方々をご招待し、帰国報告会を行う予定です。詳細については決まり次第、こちらのサイトで発表いたしますので、是非お越しください!
最後になりますが、クラウドファンディング挑戦中に、私たちお土産開発部を支えてくださった皆様に改めて感謝いたします。本当にありがとうございました。