老舗浴衣帯メーカが緊急開発：“銀イオン”の洗えるシルクマスク

皆さま、プロジェクトのご支援いただき、ありがとうございます。
本日はネクストゴールとして、なぜマスク2,000枚の寄付を考えたのかをお話したいと思います。

先日、福井県坂井市が新型コロナウイルス感染症対策として、妊婦の方に「元気な赤ちゃんを産んでいただきたい」との思いから、絹マスクとサージカルマスクを配布しました。
その絹マスクは弊社の「うるおいシルクの洗えるマスク」を採用いただきました。
配布後、友人などを通して妊婦さんたちからの声を聞くことができました。

「慢性的にマスクが不足していてとても怖かった。繰り返し使えるマスクが手元にあると心強い」
「マスクを買いに外に出ることも怖い。買いに行っても見つけられるかわからない。そんな状況だったので嬉しい」
「肌に優しくて使いやすいので嬉しい」

などの声をいただきました。

坂井市の事業を通じて社会貢献できたことがとても嬉しかったですし、私たちが作り出したマスクが皆さんの役に立っていると実感し、社員皆で喜びを噛みしめた出来事でした。

一方で、世間はまだ十分にマスクが行き渡っていない現状があります。
マスクが足りない恐怖、それでもどうしようもない状況にある方が大勢いらっしゃる中で、少しでもこの状況を改善したいとの考えに至りました。

私たちができることには限りがあります。
しかし、私たちができることを微力ながらも取り組んでいくことが、世の中のためにつながると信じ、「マスク寄付追加のネクストゴール」を決定しました。
地元への寄付になりますが、世の中に出回るマスクを増やすことで、全国的なマスク不足解消にも少しでも役立ちたいという思いもあります。

支援者の皆さまへのリターン分を含め、大型連休返上で開発・改良や量産体制移行に取り組んでいきます。
引き続きのご支援をお願いいたします。

小杉織物株式会社 代表
小杉 秀則