11月、音韻の発達支援について、実際の教材づくりや、お子さんに行う実践的な内容について深めたいというお声をいただき、少人数での練習会を開催いたしました。
当日は、音素や音節、モーラなどの用語の整理を行った後、
ビンゴゲームやすごろくなど、先生役とお子さん役に分かれて、みんなで楽しく、音韻の発達支援につながる遊びを体験しました。
また、音韻の発達支援が必要そうなのか、構音へのアプローチが開始できるのかの手掛かりの考え方について、音韻の心配事の特徴や、構音の誤りの一貫性について整理した後、事例を通して考えました。
最後に、定型的な音韻の育ちの様子を復習し、分解課題、混成課題、抽出課題といった代表的な音韻に関する課題について整理したのち、実際にお子さんと行うつもりで、紙とペンとはさみを使っていろいろな課題づくりを体験いたしました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
ご参加者様からは、
「すぐに作れる教材も経験が少ない者からすると目からうろこでした!
丁寧にありがとうございました。」などの感想をいただきました。
皆様からのお声をいただいて、お子さんのことばの育ちに役立つ講座や講習会、練習会を企画してまいります。