不法就労助長の疑いによる書類送検について

平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。

 

　この度、弊社および代表含む幹部2名が不法就労助長の疑いにより書類送検されましたことをご報告いたします。

弊社の管理不行き届きによりこのような結果を招きましたこと深く反省するとともに、日頃から応援いただきクラウドファンディングにてご協力を賜りました皆様へ多大なるご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。

 

　今後はコンプライアンス遵守に努め、ご賛同いただきました建物の維持保存はもとより、地域社会に対してより一層の責任を果たせるよう精進してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

　株式会社　鯛よし　　

代表取締役　木下邦子

 

 

　クラウドファンディングプロジェクト『「鯛よし百番」修復へ 飛田百番の魅力、歴史を未来につなぐために。』を主催したMicro Heritage HYAKUBAN共同企業体の代表会社、株式会社サミット不動産　代表取締役の杉浦正彦です。

 

　このたび、「鯛よし百番」の運営企業である株式会社鯛よしが不法滞在のスリランカ人を雇用し、入管法違反の疑いで書類送検されたという報道がありました。

ご支援いただいた皆様には、ご心配をおかけしており誠に申し訳ございません。

 

　スリランカ出身の方が鯛よし百番のスタッフとして働いていたことは弊団体としても知っておりましたが、就労ビザが切れた状態で就労していたという事実は、この報道が出るまでは把握しておりませんでした。

 

　弊団体と株式会社鯛よしとは、クラウドファンディング業務と建物の修復工事・監理業務に関する業務委託は結んでおりますが、飲食営業等についての業務は全く関与しておりません。そのため、今回の報道によって初めて事実を知りました。この事件を知った段階で株式会社鯛よしに対して事実確認をおこない、弊団体として株式会社鯛よしに対し遺憾の意を表明いたしました。

　新聞等報道で書かれている通り、株式会社鯛よしと鯛よしの幹部2人は入管法違反（不法就労助長）の疑いで大阪検察庁に書類送検されました。

　現況としましては、飲食店営業について今後も今まで通りに継続し、支援者様にご迷惑がかからないよう、クラウドファンディングの返礼である食事券の利用および撮影会と見学会の開催についても予定通り対応いたします。

また、工事の進捗状況につきましては、襖絵等の納入が４月末に予定通り完了すれば修復工事も５月上旬には完了する予定です。

 

弊団体もこの事件については状況が進みましたら、引き続きこの新着情報で報告致します。

 

　鯛よし百番の建築は、これまでも時代の変化に伴う様々な困難を乗り越え、守り継がれてきました。この貴重な社会資源を後世につなぐため、弊団体はご支援者の皆様とお約束した通り、今回の修復工事を完成させ、建築物としての魅力を向上していく所存です。

 

今後とも弊団体の活動についてご理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 

Micro Heritage HYAKUBAN共同企業体

代表会社　株式会社サミット不動産

代表取締役　杉浦正彦