土用干し

麦っ子畑保育園の吉田です。

ご覧いただき、ありがとうございます。



梅雨が明けたら、三日三晩の土用干し。

虹・太陽組が漬けている梅も

いよいよ土用干しです。

みんなで順に、甕からザルに移していきます。

ひとつずつ、丁寧にザルに並べます。



こういう作業、みんな大好きです。

『おいしくなあれ！』という気持ちを込めて

箸を動かします。



そんなの、どう移動したって同じ味でしょう？



それが違うのです。

台所のおとながおにぎりを作る時

デカがチビっこに話しかける時

他のどんな時だって

気持ちを込めるか込めないかで

全く違うのです。



デカが作る梅干しは

昔ながらの、すっぱいもの。

食べやすくする調味料は使いません。

だけど、小さい子もみんなよく食べるのは

デカたちが楽しそうに作っているのを

見ているからかもしれません。

昨日、今日と暑い日が続き

梅は、しっかり干されています。

今年の梅は、どんな味でしょうか？

きっと、すっぱくておいしい梅干しに

仕上がってくれる事でしょう。