支援総額
目標金額 200,000円
- 支援者
- 31人
- 募集終了日
- 2013年8月31日
唐門の修復に迫る!!〜弐〜
「唐門ってどんな風に修復されるんだろう?」
今回は、色とりどりの彫刻の修復に迫ります!
彩色(さいしき)
唐門には37個の彫刻がはめ込まれています。
取り外し可能なものは外して作業を行います。
1.彫刻の修復
欠損している部分は、まず、紙粘土で復原案を作成し、
繰返し検討しながら決定しています。
想像が大きくなる部分は復原せず、そのままとします。
2.彩色の原図を作成
色は日本画の絵の具を使用しています。
ほとんどは目視で色を見るが、色を欠き落す時に
絵の具の分析を行うこともあります。
〈手順〉
a.下地として白色の胡粉を全面に塗る(発色を良くするため)
b.金箔を押す(彫刻全体で約11,000万枚、「鶴」だけで約1,100枚使用)
c.薄い色から順番に塗っていく(下塗り→中塗り→上塗り)
※上塗り(うわぬり)で細かいところまで仕上げる
【職人さんにインタビュー】
Q.彫刻にストーリーなどはありますか?
A.それぞれで季節を表しています。
例えば、梅→早春、蝶→初夏、バラ→冬 です。
唐門なので、唐獅子が多く配置されています。これは魔除けの役目ですね。
Q.修復する時に気をつけていることなどはありますか?
A.建てられた当時の感覚(色彩)を大切にしたいと思っています。
やはり、色に溢れた現代に生きている私たちと当時の人々の感覚は
違うと思うので。
出来上がった瞬間から紫外線の影響などで退色は始まり、
日々表情を変えていくのでその時々の色を見て欲しいです。
実際の修復現場で、色鮮やかに修復されている彫刻は
今にも動き出しそうなほどの迫力がありました。
次回は、金色に眩しい「飾金具」の修復に迫ります!!
リターン
1,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
②二条城オリジナルポストカード(2枚)
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
3,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
③二条城オリジナル一筆箋(1冊)
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 86
5,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
④二条城オリジナルクリアファイル(2枚)
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 88
8,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
②二条城オリジナルポストカード(2枚)
⑤2013年9月22日開催「二条城で楽しむ古典芸能」ご招待券(1枚)
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 36