校舎でまた学べるように。イラク、空爆で壊れた村の中学校を再建したい
寄付総額
目標金額 2,000,000円
- 寄付者
- 102人
- 募集終了日
- 2020年12月25日
イラクの教育事情
こんにちは!事務局の小笠原です。
開始8日目にして、目標金額の20%である40万円に到達しました!
ご支援くださった皆様に心から感謝しています。本当にありがとうございます!
まだまだ険しい道のりですが、これまでご支援くださった皆さんからの思いをイラクへ届けるために、引き続き頑張ります!
プロジェクトを始めてから
「イラクの中学校って義務教育なの?」
「日本と教育制度は同じなの?」などの質問をいただく機会も増えてきました。
そこで、今日の新着情報では、イラクの教育事情についてお伝えしたいと思います。
イラクはの教育システムは、小学校6年(義務教育)・中学校3年・高校3年(普通高校、技術準備学校、職業訓練校の3つに分かれる)・大学4年です。
中学校終了後に教員目指して5年間教員養成校へ進む道もあります。
小学生1~4年生までは、アラビア語、算数、理科、英語、体育、音楽、宗教を学び、5年生からは社会の教科が加わります。
中学生になると物理、科学、化学も学びます。
普通高校は、2年生から文系と理系に分かれるんだそうです。
小学校は共学ですが、中学・高校は男女別学です。
度重なる紛争によって校舎が壊れたり、使えない状態になってしまったりしたため、子どもたちに対して学校数が足りていません。
そのため、1校舎を午前中は男子校、午後は女子校など2交替制、中には3交替制で使っている学校もあります。
結果、子どもたちの学習時間が短くなってしまったり、教室に対しても子どもたちが溢れ返っているため、机に座れず立って授業を受けている子もいます。
イラクで不足しているのは、校舎だけではありません。
子どもたちに勉強を教える先生の数が足りていないのです。
不足を補うため、現在は大学卒業したての人達が先生となり学校現場で働いていますが、政府からの給料はなし。
保護者が先生たちをねぎらう会を開いたり、交通費程度を負担して、なんとか先生を確保している状態ですが、教育の質が問われています。
T村があるニナワ県の教育事情
T村があるイラク北西部のニナワ県は、ユニセフによるとイラク国内で最も就学率と出席率が低い5県のうちの1つに挙げられています。
ニナワ県にある約1,700校のうち、2019年時点で500校以上が補修され使えるようになりましたが、残り1,200校はまだ壊れたまま。
特に田舎には、いつ補修の順番が回ってくるか分からないのです。
繰り返す戦争に翻弄され、犠牲になってきた教育
イラクはかつて「中東でも最も優れた教育制度を誇っている」と言われていました。
当時の初等教育総就学率は100%を超えていたと言われており、純就学率も90%越え。ほぼ全ての子どもたちが学校に通っていました。
しかし、繰り返される戦争によって、子どもたちの学び舎は何度も奪われてきました。
同じことを繰り返さないためには、未来のイラクを担う子どもたちへの教育が必要です。
子どもたちが学習を通して、自分で考え、選択肢、判断する力を身につけることは、遠回りであっても必ずこの国の礎になると信じています。
皆様からのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
ギフト
5,000円
心を込めたお礼のメール
*心を込めたお礼のメッセージ
*寄付金領収書
※寄付金領収書は、2021年3月中に送付します。
- 寄付者
- 42人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
ポストカード・報告書セット
*心を込めたお礼のメール
*寄付金領収書
*ポストカード
*クラウドファンディング報告書
※寄付金領収書は、2021年3月中に送付します。
- 寄付者
- 51人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
50,000円
報告書にお名前掲載
*心を込めたお礼のメール
*寄付金領収書
*ポストカード
*クラウドファンディング報告書
*報告書にお名前掲載
※寄付金領収書は、2021年3月中に送付します。
- 寄付者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
100,000円
学校のプレートにお名前掲載
*心を込めたお礼のメール
*寄付金領収書
*ポストカード
*クラウドファンディング報告書
*報告書にお名前掲載
*学校のプレートにお名前掲載
※寄付金領収書は、2021年3月中に送付します。
- 寄付者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月