先日はお邪魔しました。ステキなお店と工房でした。またゆっくりお話ししたいですね。谷中のノコギリ屋根の建物は、残念ながらスーパーに建て替えとなりました。名残にプレートが設置されました。桐生の町にはもっとあちこちにあるのかと思って午後から歩きましたが、二棟しか見つけられませんでした。是非、inojin残してください。
hiroさま
先日はばたばたして、ごめんなさい。連絡先がわからず、失礼いたしました。
桐生にはまだ200棟のノコギリ屋根工場が現存しています。でも、持ち主はどんどん高齢化していて後継者もいないところは維持できないのが現状です。歴史があったり、重厚な造りだったり、繁華街にあったりするものは補助金が出たりするのですが、それ以外は自分で頑張らないと維持できません。そんな時にシロアリ被害があったりしたら、取り壊したいと思うのも止むを得ないですよね。その結果、日本中がどこにでもある風景になっていく。その地方の特徴が無くなってしまう。意識しないと、未来に残したい風景は簡単に無くなってしまうのですよね。何とか活用して、残したいと思います。ご支援、ありがとうございます。
はじめまして。谷根千地域にも明治27年築ののこぎり屋根工場がありました。日本で初めて洋式リボンを生産した工場だということがわかりました。保存できずに2013年9月に解体しましたが、そんな建物が地域にあったことを伝えたいと部材の一部を保存し、活用を目指しています。桐生でののこぎり屋根、すてきですね。いつもすごいなぁと励まされます。谷中のこ屋根会 やまさき https://nokoyane.com/
山崎範子さま
ご支援、ありがとうございました。桐生でも解体されるノコギリ屋根工場や古民家は後を絶たず、報せを聞く度に寂しい思いをします。きりなく修復に手間も費用も掛かるので、私も時々、再活用しない方がよかったかもと思うこともあります。でも、新しいものはいつでも建てられるけれど、古いものは一度壊したら蘇らないという思いで、残す努力を続けてきました。
桐生にいらしたら、ぜひ、INOJINにもお立ち寄りください。