住み慣れた地域で生活する~恵那に障がい者支援施設を新設したい〜
住み慣れた地域で生活する~恵那に障がい者支援施設を新設したい〜

支援総額

3,225,000

目標金額 3,000,000円

支援者
186人
募集終了日
2021年9月17日

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2021年08月17日 17:49

公開16日目〈NPOくわのみスタッフ紹介〉

【やり続けるわけ】

 

NPO法人くわのみの理事、りんごクラブ・こぶしの指導員の山邉智子です。

障がい児、障がい者と関わってもう40年が経ちます。
その40数年前恵那市では障がいを持った子達は「就学猶予」と言って義務教育である小学校にも行けない時代でした。ところが通常学級であと一人いたら、もう一学級増える。ということで、就学猶予を申請していた重い障害を持った親さんに頼み、学級定員が決まる5月まで「学籍」を言うことで、学校教育の場に重い障がいを持った子が初めて学校に登場します。

でも5月以降も学校に通い続け、親さんと一部の教師の「憲法に保障されている、等しく教育を受ける権利がある」という強い想いと信念で翌年東濃地方に
初めて「情緒障害児学級」の設置が決まり、その新担任に当時「養護学校教諭一級」という免許があるという理由で私が担任になりました。
恵那市の民主教育に憧れ教師になった私はこの障害児学級の担任になることに抵抗しました。こんな始まりで障害児と出会うことになりました。


しかし、親さんのひたむきな姿と明るく無邪気な子どもに囲まれ、あと一日、あと一日と自分を励ましていくうちに、どっぷりはまってしまいました。私は第三子を出産しましたが、その三子が障がいをもって生まれました。預かってもらえる保育所もなく、そのまま退職を考えていたところ、
担任していた親さんから「子どもは私が預かるから復帰して」と驚いた言葉で諭してくださいました。「こんないい加減な気持ちでやってきた私なのに」と有難く思いました。復帰後、本当にがむしゃらに子どもと親さんに向き合いました。それ以来、自分のことだけでなく、目の前の子ども親さんと共に歩むという姿勢を教えてもらいました。そして、「無いなら、必要ならみんなで作ろう」と子どもにとって必要なものを一つ一つ手作りで作ってきました。「りんごクラブ」も「こぶし」もそうやってできました。

新しものが一つできるとどんどん広がり、あっという間に制度となり、当たり前になっていきます。

 

私は障がいを持つ子の母親です。今息子は42歳となり、他の就労施設で働いています。時に悩みます。私達夫婦も高齢になり、亡くなった後、息子は誰とどこに・・・と。落ち込む日もあります。でもきっと、世の中が変われば、息子のために誰かが、どこかでと信じています。そのために私は今、目の前の子どもや親さんとこの子達にとって、幸せなそして、安心できる居場所作りに取り組んでいます。この活動を成功させることは私にとっても、安心して子離れでき、息子も幸せになれると信じているからです。それ故、今日も明日も来年も老体に鞭をうち私はこの仕事をし続けているのだと思います。

 


 

リターン

5,000


【応援!】5000円コース

【応援!】5000円コース

●感謝・お礼のメールをお送りいたします。

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

10,000


【応援!】1万円コース

【応援!】1万円コース

■感謝・お礼の手紙をお送りいたします。

申込数
57
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

5,000


【応援!】5000円コース

【応援!】5000円コース

●感謝・お礼のメールをお送りいたします。

申込数
83
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

10,000


【応援!】1万円コース

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■感謝・お礼の手紙をお送りいたします。

申込数
57
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制限なし
発送完了予定月
2021年10月
1 ~ 1/ 9

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