「野村きずな町民」の皆々さまと、これから新たなスタートを
【当初予定の300%を超えるご支援、心より感謝いたします!】
「お酒」を扱うことが難しいこの時期に、各所からこんなにも多くのご支援をいただきました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ご支援いただいたすべての方々に、野村のグラフ誌『ノムライク』を送付させていただきました。「コロナがおさまったら野村に行ってみたい!」との声も多数いただいています。
「野村の関係人口=野村きずな町民を増やす」という大きな目標が達成できたことも、このうえない喜びです。
【リターン(返礼品)の発送状況について】
すべて完了いたしました。
お酒のラベル貼りから発送における箱づくり、宅配タグ貼りに至るまで、可能な限り自前で行い、多くの皆さまのお力をいただきました。
ありがとうございます。
【収支報告】
皆様からお預かりしましたご支援の支出内訳は以下です。報告させていただきます。
・本家緒方蔵床面等修復費用 800000円
・野村地域におけるイベント補助費 300000円
・次回「緒方洪庵」酒醸造費(一部) 183403円
・返礼品支出 1177097円(うち、野村地域物産への支出 412447円)
・返礼品発送にかかる支出 240242円
・クラウドファンティング「READYFOR」への手数料 412236円
・その他経費 10022円
(合計 3123000円)
【今回醸造した銘酒『緒方洪庵』について】
醸造したお酒は1500本。
当初予定していたえひめ南予きずな博や大阪大学の周年行事等におけるレセプショがすべて中止・延期となり、「せっかくいいお酒ができたのに、売り切れるの?」という危機感がありましたが、こちらも皆さまのご協力により、発売1ヶ月半後には完売し、「在庫はないのか」といううれしい問い合わせも多数いただきました。
地元野村地域と西予市の皆さま方に、500本以上も飲んでいただいたほか、14社ものマスコミ各社が、好意的なニュースとして報道してくださったおかげです。
お酒造りの全容につきましては、16分の動画にまとめました。
活動の記録とともに、参加各メンバーの思いも詰まった「プロ仕様!」の作品に仕上げていただきました(制作:「NPO法人映像記録」さま)ので、お時間許されますときに、ぜひともご覧ください。
◯以下のリンクから閲覧できます。
【今後について~「第2弾は造るのですか?」~】
今回は、初醸造ということで、できるだけ人件費をかけず、有志のボランティアで行いました。
多くのマスコミにも注目していただき、テレビ、ラジオ、新聞、ネットニュース等、各種放映をいただきました。
「ぜひ第2弾を!」というお声は各所からいただきましたが、まだまだ新型コロナ収束の見通しもたたないなか、「慎重に」とのアドバイスもうかがっています。
メンバー熟考のすえ、次回の醸造については、以下のように考えました。
①今回行った「造って飲んで広げて復興支援」の精神を堅持する。
②そのうえで次回は、「無理のない、持続可能な醸造・販売システムの構築」を目標とする。
③次回は、「緒方洪庵2022」として、できるだけ今年度と同じ枠組みで、さらに美味しいお酒をめざす。
④ただし、次回は醸造前に資金集めを行う。集めることができた資金に応じた形で醸造する。資金が集まらない場合は無理をしない。
⑤一般社団法人「NEOのむら」が醸造の企画にあたり、収益が出た場合、野村地域への還元のほか、「NEOのむら」における地域職員雇用をめざす。
④の具体案として、以下の「株主制度」「野村ファンクラブ制度」ほかを考え、内々に募集を開始したところ、すでに180万円を超える資金提供を各所から申し出ていただきました。
本当に、ありがたいことです。
持続可能な「システム」により、野村で「お酒」と「雇用」をつくるプラン(案)
(1)株主募集。「緒方洪庵醸造委員会」方式(株主出資金制度)
・1口10万円株主
・醸造後、「緒方洪庵」50本(4ケース+2本)165000円相当現物支給。
・(売れ行きがよければご希望により)現金での返還可。
・半口5万円株主
・醸造後、「緒方洪庵」24本(2ケース)79200円相当現物支給。
(2)野村ファンクラブ「ノムライクラブ」募集
趣旨に賛同いただいた方によるファンクラブ。
年に1~2度の会報(紙面・メルマガ)と毎年何らかの「ノムライクラブ品」を送付。
・1万円(月1000円)会員~その年の「逸品」(5000円相当)+会報・メルマガ(論
考 イベント・優先参加、参加費補助)+アーカイブ視聴権
・2万円(月2000円)会員(スタッフ会員)~NEOのむら評議権+その年の「逸品」(5000円相当)+「のむら季節のふるさと産品詰め合わせ」等+会報+メルマガ+視聴権+「イベントスタッフになれます」権
(3)宴会「口約束」承り中
コロナ収束後、「宴会解禁となったら洪庵を飲むよ」の「口約束」を、すでにいくつかいただいています。
・○○の歓送迎会で「緒方洪庵」採用するよ
・○○のレセプションで「緒方洪庵」採用するよ
・○○の引き出物で「緒方洪庵」採用するよ 等
おかげさまで、「今年もお酒を造ります」と言えるところまで、あと一歩となりました。
「株主になるよ」「ノムライクラブ(=ファンクラブ)会員になるよ」「宴席やお店で受注できそう」など、言っていただける方がおられましたら詳細をお伝えいたしますので、当方(ogatalab.nomura@gmail.com)までメールでお気軽にご一報ください。お待ちしています。
【その後】
感染状況拡大により、予定されていた「えひめ南予きずな博」は来年に延期となりましたが、プレ企画や「西予ふっこうまちびらき」など、徐々にイベントも行われてきています。7月に本家緒方蔵とオンラインをつないで行った「関係人口と地域づくり」(講師:田中輝美さん)も好評で、多くの学びが得られました。
また、この間、野村町には、アカペラグループINSPi(インスピ)の杉田篤史さんや人気ユーチューバーはなお・でんがんさんら、多くの大阪大学出身の方々が訪れ、子どもたちをはじめとする町の方々と親交を深めておられます。
今後も、息の長い活動をともに行っていきたいと思います。
合い言葉は、みんな「ノムライク」――。