今日は「伝統的七夕」

今日は伝統的七夕の日です。

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伝統的七夕
今日、８月７日は伝統的七夕。旧暦の７月７日です。
もともと七夕は現在の暦（グレゴリオ暦）で行われたものではなく、旧暦（太陰太陽暦）で行われていたもの。
ちょうど今頃、夜9時過ぎになると頭上で織姫星（こと座のベガ）と彦星（わし座のアルタイル）が南北に並ぶようになります。東の空に昇ってくるときには、織姫星が先に地平線上に現れ、彦星がそれに遅れること３時間程度で見えるようになります。ところが、南北に並んだときから、横に並んで西の空を沈んで行きます。そして、西の地平線に沈むときには、少しだけ早く彦星が地変線に隠れ、そのあとに織姫星が地平線下に沈んで行きます。
その様子を見て、天の世界にいる織姫と地上にいる彦星が、なかなか出会えない長い時間を過ごし、やっと七夕の日に出会い、しばらく一緒に過ごしたあと、それぞれ別れを惜しみながら帰っていく…
そんな様子をイメージしたのではないでしょうか？
そんな様子を思い描きながら、星空を眺めるゆとりを私たち現代人もちたいものです。

写真は、２年前アメリカへ行ったときに撮影した織姫星と彦星です。アメリカでも同じ星空が見える…当たり前だけど、ちょっと不思議な感覚を覚えたことを思い出します。