ベイルート爆発|災害や人道危機から子どもたちの命と未来を守る
寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 94人
- 募集終了日
- 2020年12月25日
希望のまちを諦めない、抱樸をひとりにしない|緊急プロジェクト
#まちづくり
- 現在
- 40,134,000円
- 支援者
- 1,946人
- 残り
- 29日
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- 総計
- 124人
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- 総計
- 182人
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- 総計
- 10人
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- 現在
- 951,000円
- 支援者
- 39人
- 残り
- 25日
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#医療・福祉
- 現在
- 2,158,000円
- 寄付者
- 207人
- 残り
- 27日
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#国際協力
- 現在
- 414,000円
- 寄付者
- 43人
- 残り
- 27日
プロジェクト本文
終了報告を読む
もともと厳しい状況に置かれていたベイルートの子どもたちに、 さらなる追い討ちをかけた爆発事故が起きたのは 現地時間8月4日午後6時過ぎのことでした。
この出来事による衝撃はいまだに子どもたちに影を落とし、 生活を困難なものにし、そして未来をも奪おうとしています。
私たちセーブ・ザ・チルドレンは、このたびのベイルート爆発事故の被害にあった人たちに、 緊急的に最も重要で必要とされている食料や衛生用品などの支援を行ってきましたが、 こころのケアなどの継続的な支援の展開が必要となっています。
爆発の影響を受け、最も脆弱な立場に置かれた子どもたちへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
以前から厳しい状況だったレバノン、爆発事故でさらなる打撃。
政情不安や経済危機により、すでに50万人以上の子どもたちが生きていくことが困難な状況にあったベイルート。その上、今回の爆発で、10万人以上の子どもたちが、家を失いました。
病院はいっぱいになっており、負傷していても治療を受けることができない子どもたちがいます。
さらに有毒な物質を含む雲が上空を覆ったため、外出は一時的に禁止され、道路は完全に封鎖されています。
ベイルートで暮らす人々は、爆発事故発生前より多くの課題に直面し、苦しい状況におかれていました。
●シリア難民と厳しい状況
2011年にシリア危機が発生して以降、多くのシリア難民が避難してきました。
世界で人口に占める難民の割合が最も高い国であるレバノン。シリア難民およそ150万人のうち半数以上が子どもです。
難民居住区などは人口過多で、教育や保健医療サービスも十分に受けられないなか、暴力などさまざまな危険にさらされています。
●新型コロナウイルス感染拡大
2020年2月以降、新型コロナウイルスの感染がレバノンにも広がり、ロックダウン(都市封鎖)が発令。これに伴い、失業率が増加し、多くの中小企業・商店が閉鎖となり、レバノンの経済危機はさらに深刻化。難民のみならず、レバノン国民、移住労働者の生活状況もさらに悪化し、貧困が深刻化しています。
●レバノン国内の課題
<食料の不足>
2020年6月の調査によると、レバノン人の50%、シリア難民の63%、パレスチナ難民の75%が過去1ヶ月で十分な食料を得られていません。
<失業・貧困>
新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウンにより、シリア難民男性の46%、シリア難民女性の61%が職を失ったと考えられています。
<子どもの保護>
最新の国連の調査によると、世帯収入の減少により、2019年10月以降、23%の世帯で子どもを学校に通わせることができなくなり、11%の世帯で子どもが児童労働に従事しています。
<教育へのアクセス>
昨年末からの大規模デモによる移動制限や、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うロックダウンにより、レバノン人の子どもたちが、学校に通えた期間は3ヶ月以下となっています。さらにオンラインでの学習環境が整っているとは言えません。
今回の大規模爆発はすでに危機的であったレバノンの社会経済状況に、さらに大きな打撃を与える出来事となり、さらなる食料不足、子どもが暴力や搾取などに直面するリスクの増加、保健医療制度への負担が心配されています。
現地でいま、必要とされている支援を届けていきます。
私たちセーブ・ザ・チルドレンは、緊急事態における子どもの支援において100年の歴史があります。また、レバノン全土で活動を続けてきました。今回の爆発事故発生にあたっても、直ちに緊急支援活動を開始しています。
<事故発生から2週間の緊急支援活動>
・食料(キッチンスペースの不足を考慮しすぐ食べられるもの)、衛生用品の配布
・子ども・養育者のためのこころのケアの実施
・爆発の混乱により離散してしまった家族の再会支援
・一時的な住居の提供
また即時の緊急支援活動だけでなく、今回の事故によって家や仕事を失った人たちへの住居や生活支援、そしてこの衝撃的な体験で深く傷ついた子どもたちのこころをケアしていく支援などが必要とされており、セーブ・ザ・チルドレンでは今後そうしたサポートも行っていきます。
<今後3ヶ月にわたる支援活動>
・仮設住居を含めた住居の修繕
・生計支援 (住居費現金給付、労働引換現金給付など)
・食料配布
・こころのケアの提供
<今回のプロジェクトについて>
・目標金額:100万円
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容及びその規模を決定します。上記にあげた今後3ヶ月以内に行う予定の活動は、不足金額分を自己負担するなどして実行いたします。
私たちはこの状況下において、レバノンの子どもたちの未来が失われることを強く懸念しており、今後も中長期にわたる支援活動を実施していきます。
レバノンにおいては、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンも支援を実施しています。2019年には、南レバノン県サイダ郡において848人のシリア難民の子どもたちを支援しました。
<セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの支援活動(一部抜粋)>
●子どもの保護に関する啓発活動
・子どもが中心となった啓発活動の能力を強化するセッションを実施
・ケースマネジメント(問題を抱える子どもへの個別支援)
●生計支援
・職業訓練実施機関への紹介
・基礎的な読み書きや計算、ITスキルのセッションを実施
【現場を知るスタッフより皆様へ】
レバノンでは、昨年秋から政治社会情勢が急激に悪化し、また、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うロックダウンの影響もあり、経済破綻が深刻な状態になっています。しかし、その前から、レバノンで避難生活を送るシリア難民は、住居や収入の確保が困難であり、子どもたちは暴力や虐待、児童労働、児童婚などの問題を抱えていました。
これらの状況が複合的に影響し、シリア難民の家族には、失業や貧困、さらには食料も十分に得られない状況が急速に拡大していました。
そんな中、ベイルートにおける大規模爆発事故が起こってしまいました。レバノン人やシリア難民、パレスチナ難民の人々は、危機的状況の中、生活しています。いま、首都ベイルートに暮らす子どもたちも食料や衛生用品などの配布、住居に関する支援、子どもや養育者に対するこころのケアなどを強く必要としています。
皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 海外事業部スタッフ 松村 拓憲)
子どもたちの命と未来を守る活動のために、あなたの支援が必要です。
私たちセーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する、「子どもの権利」が実現されている世界を目指して活動する子ども支援の国際NGOです。1919年に英国で創設され、現在、日本を含む29の国と地域の独立したメンバーが連携し、約120ヶ国で子ども支援活動を展開しています。
難民や紛争下の子どもたち、貧困の中で暮らす子どもたち、病院に行けない子どもたち、障害のある子どもたちなど、災害や人道危機に直面し、特に配慮を必要とする中、さらに取り残されがちになってしまう子どもたちが世界にはたくさんいます。
いただいたご寄附は、食料やシェルター、衛生用品などの物資の支援や、教育支援、こころのケアの提供など、最も取り残されていて緊急に支援を必要としている子どもたちとその家族へ、私たちセーブ・ザ・チルドレンが迅速かつ確実に届けさせていただきます。
この活動に、どうかご協力ください。
あなたのご支援を心よりお待ちしています。
税制上の優遇措置について
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは内閣府より公益社団法人としての認定を受けています。
そのためセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに対するご寄附には、特定公益増進法人としての税法上の優遇措置が適用され、所得税、法人税、相続税などの控除を受けることができます。
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Tel:03-6859-0068(平日11:00-16:00)
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プロフィール
セーブ・ザ・チルドレンは、すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する、「子どもの権利」が実現されている世界を目指して活動する子ども支援の国際 NGO です。1919 年に英国で創設され、現在、日本を含む 29 の国と地域の独立したメンバーが連携し、約 120 ヶ国で子ども支援活動を展開しています。
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