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継続寄付でミャンマーに希望を ~繋がる支援で避難民の明日を~

継続寄付でミャンマーに希望を ~繋がる支援で避難民の明日を~
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プロジェクト本文

ミャンマーの人々へ希望の手を~食糧、医療、教育を届ける取り組み~


「ミャンマーの平和を創る会(チィチィキンキン)」は、ミャンマーの平和実現のために、在日ミャンマー人と日本人有志で結成された団体です。
2021年2月の軍によるクーデター以降、ミャンマーの情勢は深刻さが増し、人々の未来は闇に飲まれつつあります。私たちは、そんなミャンマーの現状に一筋の光を灯したい、という想いから、人道支援や啓発活動(セミナーなど)、留学生・技能実習生支援などの活動を行なっています。
当会ホームページ:CCKK
 
軍の空爆や放火など弾圧によって発生した国内外避難民に食糧、医療、教育を届けるため、2023年1月14日〜3月19日の期間で、クラウドファンディング「ミャンマーのクーデターから2年。人々に食糧、医療、教育そして未来を」を行い、787名の方々から1059万2000円のご支援をいただきました。
(参考記事:https://www.ganas.or.jp/20230716myanmar/
 
皆様からいただいた温かいご支援は、8月に支援活動がすべて終了し、避難民3万人~5万人の「命と未来をつなぐ」ことができました。8月13日に実施した最終報告会でご報告した内容となります。
現地からはプロジェクトの報告と共に多くの喜びの声が届いており、ミャンマーに手を差し伸べてくださった皆様の温かいご支援に感謝しております。
 
一方で、悲しいことに現地から私たちに寄せられる支援を求める声はミャンマー全土で日々増え続けており、クラウドファンディングでご支援いただいた1000万円を超える支援金も、約3か月間で使い切ってしまいました。
(※詳細の内訳はプロジェクトページの活動報告をご参照ください。)
 
やむなく支援をお断りしたケースもありました。現地の窮状が改善する兆しはまったく見えず、今も避難を必要とする人の数は増え続け、継続的な支援が必要だと痛感しています。
継続的かつ長期的な支援を実現するためには、財政面での安定が欠かせません。
そこで、私たちは毎月の継続寄付(マンスリーサポート制度)を新たに開設させていただくことにしました。
毎月50万円~100万円のご支援を集めることを目標としています。

 

ミャンマーの現状


クーデターから2年半が過ぎて、ミャンマーの現状が報道されることも少なくなりましたが、支援を必要とする人の数は増え続け、現地の人々の心の叫びは私たちの耳に届き続けています。国際連合のデータを見ても、彼らの痛みや絶望の深さを感じることができます。
 
空爆や放火を含む軍による無差別弾圧の犠牲となった市民は子どもを含めて、4,000人を超え、国内外の避難民は2023年7月時点で少なくとも190万人を超えています(UNHCR発表)。
(出典元:https://www.japanforunhcr.org/.appeal/myanmar )
 

(出典元:https://www.japanforunhcr.org/appeal/myanmar) 

 

(出典元:https://www.japanforunhcr.org/appeal/myanmar)
 
避難民となった人びとは、軍による空爆や戦闘によって着の身着のままで、住んでいた村を追われ、森の中や山奥、川沿いなどで息を潜めて暮らしています。数ヶ月に及ぶ避難生活はとても過酷で、食糧や薬が十分に確保できず、避難中に命を落とすお年寄りや子どもがいます。
 

(戦闘のため緊急避難する村人)
 
避難民を現地で支援している支援者からも、食糧、教育、医療などあらゆる面で困難な状況だとして、国際的な援助を求める声が出ています。国際連合人道問題調整事務所(UNOCHA)が2023年4月に発表したデータによると、今年中に人口の約3分の1にあたる1800万人ちかくが人道支援を必要とする見込みです。
(参照元:https://reliefweb.int/report/myanmar/myanmar-humanitarian-update-no-27-4-march-2023

 

(2023年3月11日東京新聞 朝刊)
※同記事内インタビューに当会共同代表が回答。
※東京新聞より許諾を得て画像を掲載しています。
 
また、同機関によれば、ミャンマー人道支援計画2023において必要とされている金額は、約8億8674万ドルにものぼりますが、実際に資金調達が完了しているのは、約2億3572万ドルと、必要資金の26.6%に留まっています。
(参照元:https://fts.unocha.org/plans/1132/clusters
 
つまり、必要とされる経済的支援に対して6億ドル近くが不足しており、必要とされる支援の7割以上が行き届いていない事になります。
 
さらに、国際社会からの物資支援が届きにくい・届かないという現状にも直面しています。
 
ラカイン州北部や、戦闘が激化しているザガイン、マグウェ、タイ国境近くのエリア等では、国際機関が物資や支援を届けることも出来ず、実態把握すら困難なエリアも存在しています。

 

 

こうした避難地域に対して当会は、在日ミャンマー人や現地市民社会組織、NGOと連携しながら、支援物が確実に届けられるルート確保し支援活動を行っています。

 

 

皆様からのご支援が人々の救いの手に

 

以下のような方々を主な支援対象として食糧・医療の支援を行っていきます。
 
支援対象者:

  • 空爆や戦闘から逃れて避難生活を送る避難民
  • 経済状況悪化により職を失い、収入が減少した生活困窮世帯
  • 苦境におかれながらも諦めず治療行為を続ける医療従事者
  • 困難な状況にも負けず未来に希望を託し教育を提供する教育関係者

 
ミャンマーには、避難民に限らず、経済状況の悪化により仕事を失った人、住居を追われ農地を失った人など、極限状態に陥っている人びとが多く存在します。彼らが生きるための支援も必要とされています。
 
当会では、メンバーが定期的にタイ国境沿いに足を運び、ミャンマーからの避難民に対して直接的な支援や関わりを持つことで、刻一刻と変化するミャンマー避難民の状況を的確に把握すべく努めています。
元住民の方など第三者からの情報も踏まえて総合的に判断の上、空爆の被害を受けた緊急性の高い地域などを優先的に支援していきます。
毎月の継続した寄付によって、これまで以上に支援をより充実させることができます。

 

(メンバーがタイ国境沿いで支援活動に参加する様子)
 

皆様のご支援でできること

 

皆様よりいただいたご支援は主に、ミャンマー国内および国境沿いの避難民に対する人道支援、その他支援が必要とされる人々に充当させていただきます。

 

●人道支援(食糧、水衛生、医療、教育、住居など)

 

食糧
未だ空爆が止まないザガイン管区やマグエ管区、戦闘が続いているカレン州、カレンニー州を始め、人道支援が必要とされる地域での食糧支援を行います。今年8月にメンバーがタイ国境側の避難民キャンプを訪問した際も、お米や食用油、豆類などの必要最低限の支援物が行き届かず、食糧不足が深刻化していることを実感しました。
ご支援を通じて、1世帯あたり1ヶ月分の食糧を目安に各地にいる避難民に食糧を届けます。また、食糧の供給だけでなく農業支援なども行うことで、緊急支援と自立支援の両面から活動を行っていきたいと考えています。

 

 

水衛生
食糧の次に、「水不足で困っている」との声が避難民キャンプのスタッフから度々届きます。前回のクラウドファンディングでも、子どもたちのために井戸の寄贈をしたいという、要求がありました。国境沿いの避難民キャンプでは月に3回しか水の配給がないという声も聞いています。
ご支援を通じて、清潔な水や衛生施設にアクセスできるような支援を行っていきます。

 

 

医療
クーデターで不服従運動に参加した医療従事者の多くは職場から解雇され、なかなか職場復帰ができず、生活が困窮しています。このような苦しい境遇の中でも、避難民への治療行為をボランティアで行う医療従事者が多く見受けられます。
また多くの避難所では、一般的な薬しかなく、緊急時に必要な呼吸器、手術に必要な器具や備品、重症患者用の医薬品などが不足しています。
医療従事者の生活安定と医療行為の持続のために、各地の避難所や簡易診察所に対して、医療物資の購入や負傷者の緊急治療費負担といった支援を行っていきます。

 


 


教育

クーデターで最も被害を受けたのは子どもたちです。コロナウィルスによる休校に加え、クーデターの影響で小学校から大学までが閉鎖されているため、子どもたちは3年ちかく教育を受けられていません。特に地方では空爆によって森の中で逃げ回って暮らしている子どもたちが多く、教育を受けたくても教育の場がない状況です。都市部では学校が再開されていますが、拘束の危険性や治安の悪化により、子どもたちを学校に行かせていない親も多くいます。
子どもたちの未来がこれ以上奪われないためには、教育支援が必要です。教育のために教員への支援も欠かせないため、避難所にいる教員や教育関係者に生活費の一部を支援し、避難所にいる子どもたちの学びの機会を提供します。

 


(避難民となった子どもたちへの教育現場)
 
住居
一部の地域では空爆が続き村ごと焼き払われるといった出来事が続いており、住まいを失った避難民の数は100万人を超えています。本来シェルターや仮住まいの提供が必要ですが、支援団体がないために、多くの避難民はブルーシートと竹材で簡易な仮設テントを作り、劣悪な環境で生活を凌いでいます。メンバーが訪問した避難民キャンプは、葉っぱで作られた外壁に、穴の開いたシートの屋根でできた場所だったので、雨季を乗り越えられるかなど不安の声が多くありました。
多くのご支援が集まれば、こうした人びとが安心して暮らせるような仮設の住居(シェルター)を供給することができます。

 


(避難民たちの住環境)

 

◯経費関連

啓発活動費
ミャンマー関連の報道やミャンマー情勢に対する関心が薄れていく中、なんとかミャンマーに関心を持っていただくための啓発活動に取り組んでいます。
主な活動内容は、ミャンマーの現状を伝える講演会やセミナー、勉強会、メディア報告会、写真展、ドキュメンタリー上映会、絵の展示会などの開催です。また、ミャンマー関連のイベントへの出展や他団体とのコラボイベントなどを実施しています。
 
運営費
支援物郵送費、国内外送金手数料、事務諸経費
※これまでは、交通費や国内外通信費、現地ニーズ調査にかかる費用などをメンバーが自己負担で取り組んできましたが、活動を長く続けられるために、今後は自己負担の一部を支援金から支払うこととさせていただくことをご了承いただけますと幸いです。
(支援金の2割未満を想定)

 

◯1ヶ月のご支援でできること(目安)

 

●3,000円のご支援でできること
・避難民/教員/医療従事者一人暮らしの10日分の食糧費
・空爆や地雷などの負傷者1名(軽傷者1名)分の治療費
・小中学生入学時1名分の教材費(1年分)


 ●1万円のご支援でできること
・4人家族の1ヶ月分の食糧費、または自家発電機1台分
・避難民200人分の一回分の食糧費
・空爆や地雷などの負傷者3名(軽傷者3名)分の治療費
・小中学生入学時3名分の教材費(1年分)
・農業用の牛1頭分


●3万円のご支援でできること
・4人家族の3ヶ月分の食糧費、または自家発電機3台分
・20人前後で使える貯水ポンプ、または避難所用発電機1台分
・避難民600人分の一回分の食糧費
・空爆や地雷などの負傷者3名(または重症者1名)分の治療費
・小中学生入学時6名分の教材費(1年分)
・農業用の牛3頭分
・緊急避難用のシェルター(テント)1棟分


●5万円のご支援でできること
・4人家族の5ヶ月分の食糧費、または自家発電機5台分
・30人前後で使える貯水ポンプ、または避難所用発電機2台分
・避難民1,000人分の一回分の食糧費
・空爆や地雷などの負傷者5名(または重症者2名)分の治療費
・小中学生入学時10名分の教材費(1年分)
・農業用の牛5頭分
・緊急避難用のシェルター(テント)1.5棟分


 ●10万円のご支援でできること
・4人家族の10ヶ月分の食糧費、
・自家発電機10台分、またはソーラー発電機1個分
・60人前後で使える貯水ポンプ、または避難所用発電機4台分
・避難民2,000人分の一回分の食糧費
・空爆や地雷などの負傷者10名(または重症者4名)分の治療費
・小中学生入学時20名分の教材費(1年分)
・農業用の牛10頭分
・緊急避難用のシェルター(テント)3棟分


 ●50万円のご支援でできること
・緊急避難用のシェルター(テント)15棟分
・ソーラー発電機5個分(5世帯利用分)
・10世帯で使える井戸1つ分


 ●100万円のご支援でできること
・緊急避難用のシェルター(テント)30棟分
・ソーラー発電機5個分(10世帯利用分)
・20世帯で使える井戸1つ分
・支援物運搬に必要なトラック1台分

 

◯どのように支援するのか

本プロジェクトでは、皆様からいただいたご支援金が当会の銀行口座に振り込まれた後、国内外からミャンマー現地での支援活動を行う各団体に送金いたします。


国内情勢が不安定で銀行が十分に機能していないミャンマーへの支援・送金となるため、クーデター後も実績があり、これまで当会の送金及び支援活動に協力をしていただいている移民・難民学校「ニューブラッドスクール(NBS)」、その他市民団体にご協力いただきます。

 

 

※ミャンマー国内にいるボランティア団体・組織を通じた支援活動も行います。
なお、ミャンマー軍の統制が厳格化されており、現地ボランティア団体のスタッフの安全面を配慮し、団体名は非公開とさせていただくことをご理解賜りますようお願い申し上げます。 なお、ミャンマーの情勢が不安定かつ統制強化が続いているため、支援の対象が変わる可能性があることも合わせてご理解の程よろしくお願いいたします。

 

◯支援パートナー

◆ 送金パートナー・現地支援パートナー

 
ニューブラッドスクール(New Blood School、NBS)
戦闘や空爆の影響で母国で生き残ることができず、国境沿いに逃れた子どもたちを支援している移民・難民学校です。
幼稚園児から高校生までが通い、クーデター以降は以前と比べて2倍以上の子どもたちを受け入れています。長年教育に関わる校長の下、タイ側の子どもたちの教育事業に加え、ミャンマー側の避難民キャンプの支援も積極的に行っているので、ミャンマー側への送金や現地支援にも精通しています。

 

その他支援団体

当会は、空爆が最も多いザガイン管区やマグェ管区、その他地域において、必要な時に必要な支援物を届けられるために、それぞれの地域にある民間組織やボランティア団体、NGO/NPO団体、在日ミャンマー人コミュニティーとネットワークを構築しています。

特に緊急支援を行う際に迅速な対応が出来るよう、それらの団体経由で現地スタッフとコミュニケーションを取りながら、情報収集及び支援活動を行います。

これまで2度に渡って実施したクラウドファンディングのノウハウを活かし、母国への人道支援に積極的に取り組んでいる在日ミャンマー人コミュニティーや、長年難民、避難民の支援活動を実施されている日本の団体にも協力いただきながら、支援活動を行っていきます。

 

◯最後に〜ミャンマーの人々の未来を変える一歩を踏み出しませんか〜

当会は、皆様からいただく毎月のご支援を責任持ってお預かりし、送金パートナーやミャンマー国内の支援団体とコミュニケーションを取りながら支援活動に尽力してまいります。
国際社会が具体的なアクションを起こせない今、皆様からの支援がミャンマーの人々にとって大きな支えになっています。

 

ミャンマーの子供たちの瞳に映るのは、絶望ではなく、希望でありたい。

そんな私たちの想いに賛同していただける方は、温かい手を、彼らのために差し伸べていただけないでしょうか。


あなたが一歩を踏み出すことで、変えることのできる未来や守ることのできる命があります。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
(プロジェクトメンバー一同)

 

プロジェクトチームについて

 

亀山 仁


 一般社団法人 ャンマー祭り理事、日本写真協会会員。2005年からミャンマーの人々やその暮らしをテーマにした写真を発表。写真集に『Myanmar2005-2017』 (冬青社)、日本図書館協会推薦図書の『Thanaka』(同)がある。また、『ミ ンマーの人々と戦禍の記憶』(ポートレートギャラリー、20月)など、写真展も多数開催している。
 
熊澤 新


  「ミャンマー民主化のためのネットワーク」代表。1999年以来、在日ミャンマー人たちと民主化のための活動に従事。2021年のクーデター以降も、ミャンマー人の活動をお手伝いしたく、一生懸命やっています。東京都内で行政書士を開業。
 
石川 航

東京外国語大学大学院修士課程在籍。在日ミャンマー人と立ち上げた有志グループ「日本ミャンマーMIRAI創造会」日本側代表。街頭での募金活動やクラウドファンディング運営チームへの参加といった人道支援や、政府への要請活動などを行ってきた。運営メンバーとして関わっている「Yangonかるた」のイベントなどを通じて、ミャンマーの文化を発信する活動も実施中。
 
大槻 美咲(在日ミャンマー人)

2003年に留学のため来日。2007年、京都産業大学 経営学部経営学科を卒業後、国内流通企業、通信企業で15年間勤務。ラオス・ミャンマー・カンボジア・ベトナム・中国など海外CSR活動およびミャンマー事業を担当。2022年に日本人とミャンマー人有志らと「ミャンマーの平和を創る会(チィチィキンキン)」を発足。クーデター後、日本人とミャンマー人の仲間とともにクラウドファンディングを実施し、避難民、公務員、医療従事者支援を行った。今後も人道支援、教育支援に力を入れる。

 

小山 麻子

35年前に訪れたビルマで、自分たちの国の未来を切り開こうとする人びとの熱い思いを感じました。そして、今ふたたび平和を求めるミャンマーの人々とともに歩んでいきたい。 今は、駅前での街頭募金に参加したり、オンラインで日本語会話を楽しみながら教えたり、あちこち出没しながら応援しています。

 

 

応援メッセージ

   

◆根本 敬(上智大学教授)

「助ける」のではなく「支え合う」、「教えてあげる」のではなく「教え合う」「教わり合う」、支援や援助の原点はここにあるといってよいでしょう。これがないと、いかなる試みも長続きしませんし、上下関係ができてしまって、双方のためになりません。ミャンマー(ビルマ)に住む人々は、2021年2月1日の軍事クーデター以降、今日まで自国の軍による残酷な抑圧のもとで苦しい生活を強いられています。同時に、自分の国を平和で民主的に作り替えるため、必死に努力をしているのも事実です。残念ながら国軍による弾圧のために人々の混乱と苦しみは長期化し、そのため私たちの支援も一時的なものではなく、安定的な形で継続する必要性があります。可能な範囲でかまいません。ぜひ継続的な支援者になっていただけないでしょうか。いまよりいっそう深い絆を両国民のあいだで築くためにも、皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

 

 

◆藤縄 善朗(一般社団法人 日本ミャンマー友好協会 会長) 

前回のクラウドファンディングでは、私どもの協会(JMFA)も、避難民の皆さんをはじめとするミャンマーの困っている人々に支援金や支援物資をお届けさせていただきました。その際には、多くの喜びの声を耳にする一方で、クーデターによる被害がさらに拡大し続けているという現実も、あらためて思い知らされました。 今回は「継続寄付プロジェクト」ということで、マンスリーサポーターを募集することとなりました。私どもJMFAは引き続きプロジェクトの趣旨に全面的に賛同し、できる限りのお手伝いをしてまいります。どうか皆さん、一緒にこのプロジェクトに参加し、支援の輪を広げていこうではありませんか!

 

 

◆有高 奈々絵(メータオ・クリニック支援の会 医療従事者)

 

ミャンマー・タイ国境では、多くの医療者が自らも避難民でありながら、同じ避難民のために働いています。クーデター前は病院や政府機関に勤務していた医師などが、最低限の医薬品にも事欠く簡易診療所で、時には攻撃を避けながら責務を果たしています。傷病者が増加しているため、新たに医療のトレーニンを受ける若者も増えました。教育関係者も子供たちが避難先で学び続けられるよう、机もない教室で授業を行っています。そして多くの人が働くこともできず悶々と、不自由な避難生活を続けています。苦境にいるミャンマーの人々に、どうぞご支援をお願いいたします。

 

 

◆久保田 徹(ドキュメンタリー映像作家)

 

ミャンマー軍による空爆によって罪もない人々の命が犠牲になっています。私がミャンマー軍に拘束されたのは都市部でしたが、軍による農村部への空爆、焼き討ちは苛烈さを増しています。国を逃れることもできず、国内避難民となっている人々への支援が必要です。誰でも支援できる方法として、このクラウドファンディングを立ち上げてくださった方々に感謝し、人道支援に賛同します。 まずは知ろうとすることが大きな力になります。支援し、他の人にシェアしていくことで、一緒に支援の輪を広げていきましょう。

 

 

◆安彦 隆(ミンガラバーユネスコクラブ会長) 

少なくなった報道の中、都市部では一見平穏な生活を取り戻しつつあるように見えます。しかし、その影で海外に優秀な人材が流出したり、国境地帯や辺境地帯では戦闘が激化し、一般市民の避難者がかなりの数に上っています。その人たちの状況は、明日をも保証されないような過酷な生活だという報道も目にします。彼らには一刻も早い具体的な支援が必要です。日本政府に期待出来ない今、とにかく一人ひとりが出来ることをしていきましょう。

 

 

<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
大槻 美咲(ミャンマーの平和を創る会)
団体の活動開始年月日:
2022年8月13日
団体の役職員数:
5〜9人

活動実績の概要

主な活動として、人道支援、留学生/実習生支援、啓発活動に取り組んでいます。人道支援に関して、都内のミャンマー支援のための募金活動のほか、空爆された地域の避難民支援を行い、留学生/実習生支援支援として、留学生/実習生支援のニーズ調査や在留ビザ・就職関連・進学などに関する無料相談を受け付けております。これまで15名ほどから相談がありました。啓発活動に関しては、セミナーや講演などでスピーカーとして、ミャンマーの現状を伝え日本の皆さまに支援のご協力をお願いしてまいりました。

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プロフィール

ミャンマーでの平和の実現を願い、これまでメンバーは、街頭募金や知人らへの呼びかけ、ミャンマーに進出している日系企業へのアドバイス、日本国内でのミャンマー支援関連のセミナーやイベントの参加、ミャンマーの様子を伝える写真展の開催など、様々な支援活動に取り組んできました。 今年当会のメンバーが運営したクラウドファンディングでは、各地で支援を必要とされている方々(国内避難民、生活困窮者と医療従事者)対象に人道支援を行いました。 メンバーの手元にはSNS経由で、現地から毎日情報が届きます。素早く現地に届けられる送金ルートを確保していることに加え、現地に到着後も支援活動がすぐ開始出来るネットワークを持っていることが我々の会の強みです。皆様からいただく支援金を一円も無駄にせず、今後もミャンマーの人々の開かれた明るい未来のため、人道支援と教育支援活動に誠心誠意取り組んで参ります。

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コース

1,000円 / 月

毎月

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毎月応援1,000円コース

・運営スタッフからのお礼メール
・活動報告メール(不定期)と年次報告書(PDF)のご送付

3,000円 / 月

毎月

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毎月応援3,000円コース

・運営スタッフからのお礼メール
・活動報告メール(不定期)と年次報告書(PDF)のご送付
・オンライン活動報告会(3か月に1度実施)へのご招待

5,000円 / 月

毎月

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毎月応援5,000円コース

・運営スタッフからのお礼メール
・活動報告メール(不定期)と年次報告書(PDF)のご送付
・オンライン活動報告会(3か月に1度実施)へのご招待

10,000円 / 月

毎月

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毎月応援10,000円コース

・運営スタッフからのお礼メール
・活動報告メール(不定期)と年次報告書(PDF)のご送付
・オンライン活動報告会(3か月に1度実施)へのご招待

30,000円 / 月

毎月

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毎月応援30,000円コース

・運営スタッフからのお礼メール
・活動報告メール(不定期)と年次報告書(PDF)のご送付
・オンライン活動報告会(3か月に1度実施)へのご招待
・当会が主催の様々なイベントにご招待

50,000円 / 月

毎月

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毎月応援50,000円コース

・運営スタッフからのお礼メール
・活動報告メール(不定期)と年次報告書(PDF)のご送付
・オンライン活動報告会(3か月に1度実施)へのご招待
・当会が主催の様々なイベントにご招待
・当会のメンバーと対面もしくはオンラインの個別活動報告

100,000円 / 月

毎月

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毎月応援100,000円コース

・運営スタッフからのお礼メール
・活動報告メール(不定期)と年次報告書(PDF)のご送付
・オンライン活動報告会(3か月に1度実施)へのご招待
・当会が主催の様々なイベントにご招待
・当会のメンバーと対面もしくはオンラインの個別活動報告

プロフィール

ミャンマーでの平和の実現を願い、これまでメンバーは、街頭募金や知人らへの呼びかけ、ミャンマーに進出している日系企業へのアドバイス、日本国内でのミャンマー支援関連のセミナーやイベントの参加、ミャンマーの様子を伝える写真展の開催など、様々な支援活動に取り組んできました。 今年当会のメンバーが運営したクラウドファンディングでは、各地で支援を必要とされている方々(国内避難民、生活困窮者と医療従事者)対象に人道支援を行いました。 メンバーの手元にはSNS経由で、現地から毎日情報が届きます。素早く現地に届けられる送金ルートを確保していることに加え、現地に到着後も支援活動がすぐ開始出来るネットワークを持っていることが我々の会の強みです。皆様からいただく支援金を一円も無駄にせず、今後もミャンマーの人々の開かれた明るい未来のため、人道支援と教育支援活動に誠心誠意取り組んで参ります。

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