成立

国際協力は恋愛だ、カンボジアの子どもたちに恋した京大生の挑戦

勝谷香子

支援総額

1,989,000円

目標金額 1,500,000円

支援者: 145人

募集終了日: 2019年2月15日

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2019年01月31日 17:56

No.１７　僕とぱんぴっと　齋藤桂

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それぞれの色、透明な椅子。

僕が「ぱんぴっと」という団体を知ったのは、

高校の同学年で、現役で京大に合格していた友人の活動を通じてであった。

僕はそのころ浪人中で、毎日勉強の日々を送っていたのだが、

彼がツイッターなどで様々なイベントなどについて告知をするので、

なんだかおもしろいような、変わった団体があるな、

という程度に知っていたのだ。

そして四月になり、京都の地でどのような新生活が待っているのか、

不安に思いながらも期待に胸を高鳴らせていた僕であったのだが、

なんとなく新しい生活に馴染むことができなかった。

大学での生活は、中学高校までのそれとはあまりにも違っていたのである。

高校では、みんなが同じ方向を向いて日々を過ごす。

文化系や体育会系の違いはあれども、部活をして、

体育祭をがんばり、そして受験へと向かう。

高校生の僕にとっては、みんなで歩いていくその生活が心地よく感じられた。

毎日同じ電車に乗って同じ教室に行き、

同じ友人と会い、部活で同じ練習をして、

いつもの売店でアイスを食べ、帰宅する。

その繰り返しに幸せを感じていた僕にとって、

大学という場は、あまりにも自由だった。

いや、自由ではなく、茫漠としていたのだ。

授業の時間も、受ける教室も違えば、

何もしなければ友達と授業を受けることもなくなってしまう。

そのうえ普段の生活も、学校の課題に精を出す人もいれば、

サークルや部活を中心に据える人、バイトをする人など、実に様々だ。

当然知り合いの数もうなぎ上りに増えていくのだが、

元来人見知りな僕にとって、

飲み会に出席するたびに新しく喋る人が増えたり、

一か月ぶりに合う人も多いというという状況は、とてもキツかった。

とはいえそんな日々の中でも、

同じ高校出身の友人たちとの付き合いは続いていた。

その中で、「ぱんぴっと」についての話を聞いたり、

誘われてイベントに参加したりしているうちに、

おもしろいな、関わってみたいな、と思うようになったのである。

そして2017年11月。

ツイッターでPumpit 4th結成を知った僕は、

迷いながらも、新しい一歩を踏み出すことにしたのだ。

あれから一年。長いようで短い、全力で駆け抜けた一年だった。

この一年でぱんぴっとは

いくつものイベントを行い、人脈を広げ、みんなが全力で頑張って、

「カンボジアに小学校を建てる」

という目標に着実に近づいている。

しかし、だ。僕はどうだろうか。

僕は何かを成すことができたのか。

僕自身は何か変わることができたのだろうか。

ぱんぴっとがそのゴールを迎えんとする中で、

そんな風に自分に問いかけることが多くなった。

「国際協力」という視点から様々なことを考え、取り組んでいる人や、

「ワクワクすること」を求めて、またそれを広げようと奮闘する人など、

自分の意思をもって突き進むまわりのメンバーがいる中で、

僕はそのどれもが中途半端に、受動的になってしまっていたと思う。

もともと国際協力やイベント運営などに

強い興味を持って入ったわけではなく、

特にイベント運営などは、実際にやってみても、

苦手だなあと思うことが多かった。

もっと能動的に動かなければと思いながらも、

なかなかそれができずにいる自分をもどかしく感じることが多かった。

それでも、

僕はぱんぴっとに入って、心からよかったと、今はそう思っている。

Pumpit 4thには、ある一つの理念がある。
「自分たちが楽しいことで、みんなもHAPPYにする」

この言葉は、もちろん超かっこいいけれど、

でも、実際に実行することはとても難しい。

ましてやお金も集めなければいないという状況ではなおさらである。

そもそも「楽しい」「やりたい」と思うことは、

ひとりひとり全く違うものだ。

ある人がものすごく熱意を持っていることでも、

またある人にとってはなにがいいのか全然わからない

ということは往々にしてある。

そんな中で、あくまで「楽しいからやっている」

というスタンスを貫いたままに、

30人近くもいるメンバーがみんなで一丸となって何かを成す

ということは、なかなか無謀な挑戦だ。

ぱんぴっとには、明確な役職や指揮系統も存在しない。

「楽しいことを、やりたいからやっている」を実現する上での理念の一つだ。しかしこれだって、組織を運営していくうえで

必ずしも効果的な、スマートなやりかたとは言えないだろう。

現実には、明確に指揮系統があり、

責任の所在もはっきりしていたほうが良いことも多いのだ。

しかし、である。

その理念を捨て去ってしまったら、

それはもう僕らといえるのだろうか。

その状態でお金を集め、国際協力ができたとして、

それはぱんぴっとだ、といえるのだろうか。

僕は、それは違うと思う。

困難でも、非効率でも、それでも、話し合いを重ねて、

想いをぶつけ合って、なんとか理想に近づこうと頑張る。

その姿勢こそが、僕らぱんぴっとの本質なのではないだろうか。

僕も、他のメンバーと考え方が全く違うと思うことが多くある。

付いていくのが精一杯な時もある。

それでも、メンバーひとりひとりの違いを認めて、

あくまで否定しないでいこう、受けいれよう

という考え方に、僕はとても救われた。

普段の考えや行動にどんな違いがあっても、

それでもみんな立派にPumpit 4thの一員だ、

という認識があったからこそ、

僕はここまでなんとかやって来れたのだと思うし、

心から、ぱんぴっとを自分の居場所だと感じられている。

これはとても幸せなことだ。

今、僕たちは、「国際協力」をやっている。

そのためにこうしてクラウドファンディングをやっている。

でも僕らは、ただ自己犠牲心から「国際協力」をしているわけではない。

この活動は、「自分たちが楽しいことで、みんなもHAPPYにする」という、この超クールでワンダフルだが、しかし見た目以上に重い言葉に、

すこしでも近づけるように奮闘し、そのことで僕らだけではなく、

僕らの身近な人たちが、さらにその周りの人たちが、

すこしでも、より幸せになったらいいなあ、という思いでやっていることだ。

そんな思いの発露として、幸せの連鎖の届く先の一つとして、「国際協力」というものを、僕らの（というよりは僕の）なかでは位置づけている。

ぱんぴっとの活動が終わりに近づいても、

大学の自由さには未だに慣れることができないし、

僕の中での考え方に何か大きな変化が起こったわけでもない。

色々なもどかしさも晴れてはいない。

しかし、茫漠と感じられていた「自由」という場所には、

実は様々な色や空気があることが分かった一年でもあった。

そんな中で、自分のできる部分では、

貢献できることが色々とあるということも発見できた。

残りの活動期間、そしてそれから活動が終わった後も、

この一年で考えたことや感じたことを大切に心にとどめつつ、

よく振り返っていきたいと思う。

もどかしさも大切な感情だ。

気持ちが晴れ渡ってしまっても、それはそれで日差しが暑いだけなのだから。

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3,000円

【学生向け】全力のお礼をお届けします！！

支援者: 33人
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全てを詰め込んだ最高のフォトブックをお届けします！
(フォトアルバムとしてお送りします！)

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二つからどちらかをお選びいただけけます。
（ⅰ）１日校長になれる権利
小学校に行って子どもたちに対してあなたの想いを届けられます！（カンボジアへの渡航費・飲食費は自腹）
（ⅱ）子どもたちとのスカイプによる出会い
カンボジアの子どもたちに想いを届けることができます！
(日程は(i)(ii)ともに2/20~3/15でお選びいただけます)

支援者: 5人
在庫数: 制限なし
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100,000円

京大生1日貸し出します！！

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私たちの1年半分の思いを込めた最高の報告をさせていただきます！

（３）プロジェクト限定フォトブック
私たちが体験したこと、ワクワクしたこと。
子どもたちの笑顔、可愛さ、素晴らしさ。
全てを詰め込んだ最高のフォトブックをお届けします！
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（４）学校の記念プレートにお名前掲載
学校の記念プレートにサポーターとしてお名前を掲載させていただけます！(匿名可)

（５）京大生を１日貸し出します！！(1~5人まで）
・京大生が1日、あなたの夢を応援したり、講演をしに行ったりします！(案件は事前に確認させていただきます)
※近畿圏内であればどこでも伺います
※交通費はご負担いただきます
※日程は成立後、メッセージにて相談させていただきます

支援者: 0人
在庫数: 5
発送完了予定月: 2019年5月

200,000円

【企業様向け】宣伝、全力でさせていただきます！

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熱い感謝のメッセージとサンクスムービーをお届けさせていただきます！(エンドロールにお名前を記載いたします※匿名可)

（２）Pumpit4thの活動報告書（PDFデータ）
私たちの1年半分の思いを込めた最高の報告をさせていただきます！

（３）プロジェクト限定フォトブック
Pumpitの全てを詰め込んだ最高のフォトブックをお届けします！(フォトアルバムにしてお送りします！)

（４）学校の記念プレートに御社名掲載
学校の記念プレートにサポーターとして御社名を掲載させていただくことができます！(匿名可)

（５）御社のロゴ入りTシャツを着て建設作業
御社ロゴTを着て建設作業をさせていただきます！
またその様子をPumpitの公式SNSに投稿します！
※ロゴのデザインデータをお送りいただければTシャツはこちらで用意します。

（６）帰国後のイベントで京大生と交流の場を提供
4月~6月の間に行うPumpitの活動報告会で京大生30名以上に御社の宣伝をさせていただきます！
※宣伝の仕方はチラシ配布やSNS拡散など、ご要望に応じて協力致します。

支援者: 3人
在庫数: 2
発送完了予定月: 2019年5月