ゆったり絆！オカリナ×太極拳、夫婦で被災地に安らぎを届けたい

 

被災された方々と一緒に

ゆったりとしたひとときを

はじめまして！NPO法人さくら亭の澤田明です。

 

2014年に夫婦でNPOを設立し、早いもので5年が経ちました。兵庫県高砂市を中心に近隣の介護施設などを訪問し、 オカリナと太極拳を掛け合わせた演武を皆さんに楽しんでいただく活動をしています。少し不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、土笛のオカリナから流れる柔らかな音色と、太極拳のゆったりとした動きは、とても相性がよいのです。

 

設立６年目を迎える今年、以前から「いつかは」と思っていた、 地震や洪水の災害に遭われた地域への訪問活動を始めたいと考えています。これまでは個人資金で活動をおこなっていましたが、活動の幅を広げるため、みなさまにご協力をたまわろうと思った次第です。

 

あたたかなご支援を、どうぞよろしくお願いいたします！

 

 

 

夫婦それぞれが趣味ではじめた

オカリナと太極拳

私は40年間働いた自衛隊を退職した後、4年間、プロの講師によるオカリナのレッスンを受けていました。きっかけは、実姉を突然亡くし、姉が楽しんでいた音楽で私なりの追悼をしたいと思ったことからでした。楽器は、姉がツバメが好きたったことから、小鳥の姿に似たオカリナを選びました。

 

一方、妻のマチ子は、約10年前に友人の勧めでグループレッスンに参加したのがきっかけで太極拳を始めました。太極拳独特のゆったりとした動きや、演武の奥深さに魅力を感じ、精神の集中や健康維持につながると、練成を続けてきました。趣味が功を奏して、２段を取得、普及指導員の免許を取得するまでになりました。

 

また、マチ子は、12年前から絵手紙教室にも通っていました。「下手で良い、下手が良い」の合言葉の元、一生懸命上手に描こうと教室の皆さんと競い、描き上げた絵手紙をお互いに鑑賞しあう楽しいひと時の魅力に惹かれ、ずっと続けてきた趣味でした。

 

 

趣味を活かして、

人のためになることをしたい

6年前のある日、いつものようにテレビをみていると、日本が高齢化社会を迎えるという話題と共に、老人ホームや介護施設等に入所されている方々の日常が映し出されていました。笑顔は少なく、あたたかみが感じられない風景がそこには流れていました。 高齢の方々にもっと楽しいひとときを過ごしていただきたいという思いが、ふつふつと湧いてきました。

 

夫婦それぞれの趣味を活かして何かできないかと話し合った結果、たどり着いたのが「オカリナと太極拳の融合」です。オカリナが奏でる素朴で温もりのある音色に合わせ、太極拳のゆったりとした動きの演武をご覧いただくことで、精神的な健康維持や、孤立や不安の解消に役立つのでは、と考えたのです。

 

NPO法人を立ち上げてボランティア活動することを決意し、無事認定を受けることができました。いよいよ、夫婦での活動がはじまりました。

 

 

 

「あんた達は、あったかいわ、楽しかったよ」

活動を始めたところ、高齢者施設ではたくさんのポジティブな反応をいただくことができました。

 

訪問する上では、入所者の方の年齢に合わせ演奏曲を工夫したり、太極拳の演武時間と内容を工夫をしたり、毎回気を遣っています。また合唱の歌詞カードは、毎回妻が手描きで作成し、おひとりずつにお配りしています。特に、付記している絵手紙にもこだわっており、好評をいただいています。

施設の方からもオカリナと太極拳の組み合わせは他に例がなく、珍しい！と受け止めていただいています。イベント終了後には、嬉しいことにその場で次回のイベントの日時の予約をいただいているほどです。その期待に応えたいとの想いで活動を続けてきました。

 

 

 

 

皆さんのお声や笑顔が一番の楽しみ

印象的だった出来事

 

 

 

 

 

 

 

 

５年間の経験をもとに

被災地での活動を始めたい

 

私達は以前から、震災や水害に遭われた方々が仮設住宅で孤独死をするというニュースに触れるたびに、心を痛めていました。1人でどんな不安を抱えながら亡くなったんだろう…その気持ちを思えば思うほど、どうにか自分たちの力でできることをしたい、という気持ちが高まりました。

 

今年NPO法人設立6年目を迎えるにあたって、これまでの経験を活かしてさらに社会に貢献できるような活動ができないかと夫婦で考えていました。そこで今年こそ、妻とともに被災地を訪問し、精神的なあたたかさを届けよう！と考えました。

 

６年目の今年、大きく飛躍するために、ぜひとも皆さまのお力をお借りしたいと思い、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。皆さまからいただくご支援は、遠征のための移動費および滞在費として使用させていただきます。

 

 

遠征時期：

2019年12月3日～2020年07月31日の間で実施予定

 

遠征先：

震災・水害被災地（東北地域、熊本県、岡山県）の仮設住宅や介護施設

（訪問する施設については各地域協議会と調整中で、2020年4月頃までに決定します。）

 

夫婦でのNPO活動

6年目を迎えるにあたって

オカリナや太極拳には、精神的な健康を高め、心を落ち着かせ、生きる希望を見出すなど精神的な効果があることを、今までの経験を通して心から感じています。

 

私達の活動は、全て個人資金で行っております。皆さまからのご要望をうけ、もっと活動回数を増やしたいと思っていますが、現在平日は派遣社員として働いていることもあり、なんとかやりくりをしながら活動を続けている状態です。

これからもオカリナと太極拳、夫婦それぞれの腕を磨き、演奏・演武の質を向上させ、ますますみなさんの笑顔と「また来てね」のあたたかな言葉をたくさん引き出せるように頑張っていきたいと思います。

みなさまのあたたかなご支援を、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

※本プロジェクトは、    NPO法人さくら亭が、    2020年07月31日(金)までに、震災・水害被災地（東北地域、熊本県、岡山県）での活動を実施することをもってプロジェクト完了とします。