水車むら動力復活プロジェクト!子ども達に田舎の記憶を残したい
水車むら動力復活プロジェクト!子ども達に田舎の記憶を残したい

支援総額

3,175,000

目標金額 950,000円

支援者
226人
募集終了日
2020年3月19日

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2020年03月05日 19:03

【ページリニューアル!】第2目標達成までの軌跡

 

皆様の温かいご支援のおかげで、第2目標を達成することができました。

 

本当に、ありがとうございます。

 

クラウドファンディング挑戦もあと残り14日。「むかし田舎体験 水車むら」を、より長く続けていくために。技術の伝承にこだわるために、第3目標を設定させていただきました。

 

それに伴い、ページをリニューアルしました!(本文はこちら

 

つきまして、旧ページは新着情報に残させていただきます。

 

===

 

 

第一目標達成のお礼とネクストゴールについて
 
このたびはみなさまの温かい応援により、プロジェクト公開2日で、第一目標の95万円を達成することができました。心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 
第一目標を達成できたということで、現存の水車を回すための資金を確保することができました。次のゴールとして、200万円を目指したいと考えています。

 

ネクストゴールで募集するご資金は、
①これからも水車があり続けるために、作り直しが必要になった時の準備としての費用
②「むかし田舎体験 水車むら」に存在する吊り橋の修繕費

 

に充てさせていただきます。もちろん、簡単に達成できる金額ではありませんが、「むかし田舎体験 水車むら」復活のために、残りの期間、200万円を目指して頑張りたいと思います。
 
引き続き、心温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

 

2月12日追記

保志 弘幸

 

 

「むかし田舎体験 水車むら」の水車を回すために

新たなプロジェクトを始動させます。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。藤枝市出身40才の保志 弘幸です。僕は築250年の古民家で、「むかし田舎体験」ができる「むかし田舎体験 水車むら」を運営しています。

 

 

もともとはプラスチックを製造販売する化学メーカーに勤めており、携帯電話やポータブルゲーム機などに使用される、表示画面のプラスチック保護板の研究開発職に従事していました。

 

僕たちが作っていた製品の恩恵を享受いただけるのは先進国の富裕層の方である一方で、根源的な悩みを抱えている人(貧困と呼ばれる状態にある人)が40億人以上いることにギャップを感じていました。

 

それから、現地に赴いて彼らの生活向上をサポートする活動がしたいと思い、JICAの青年海外協力隊に応募し、アフリカのマラウィ共和国に派遣され、農業技術支援をおこなっておりました。栄養素が乏しい土壌で稲作を始めたり、現金収入が乏しいので、トマトソースなどの加工食品を現地の方と一緒に開発していました。

 

 

任期を終えて、日本に戻り、1年半ほど元の職場で仕事をした後、3年前に地元藤枝市に戻り、「滝ノ谷不動峡」の奥にある小さな集落で、スタートさせたのが「むかし田舎体験 水車むら」です。


沢山の子ども達や家族の笑顔が溢れる「むかし田舎体験 水車むら」ですが、どうしても足りないものがあります。それは「動く水車」。「むかし田舎体験 水車むら」には、水車はあるのに「動く水車」がないのです。

 

今回のクラウドファンディングでは、動かなくなってしまった「むかし田舎体験 水車むら」の水車を動かすための資金を募集します。

 

みなさまの心温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

 

古き良きふるさと、「むかし田舎体験 水車むら」

沢山の笑顔を見るために、古民家を復活させました。

 

「むかし田舎体験 水車むら」との出会い。
そして、古民家の復活

 

初めて「むかし田舎体験 水車むら」と出会ったとき、端的に言えば惚れました。日本の原風景というべき水車・茅葺古民家・囲炉裏・かまどなどを有し、四季折々の樹木が植えられていた様に日本の古き良きふるさとの象徴のように感じました。

 

 

前身である活動母体「水車むら会議」が発足したのは高度成長期の時代。景気がうなぎのぼりだった一方で、大気汚染や水質汚濁といった環境破壊も浮き彫りになりはじめた時代です。

 

それに危機感を感じた発足メンバーが、古き良き水土の利活用、環境調和を目指し立ち上げたのが「 水車むら会議」です。

 

「 水車むら」会議のメンバーは多くの困難を乗り越えながらこのむらを守ってきましたが、過疎化が進み、人の行き来が少なくなり、この集落から人が離れていったそうです。

 

 

「 水車むら会議」のメンバーからこのお話を聞いた時、寂しげな表情をされていて、集落の過疎化を阻止できないかという想いを感じました。同時に、「むかし田舎体験 水車むら」の現状と以前滞在していたマラウィをどこか重ね合わせていました。

 

過疎化に悩むこの地域。一方で生活苦に悩むマラウィ。国や言語は違えど、「今ある環境を改善したい」という現地の方々の悩みは共通しているなと、心のどこかで感じたのかもしれません。

 

この地域が抱える過疎化に対して、賑わいを創り、雇用を生み出して、持続可能な田舎生活を体現できるリアルな村を作りたい。そう強く思い、「むかし田舎体験 水車むら」復活に着手しました。

 

まず着手したのは古民家の再生です。僕が来た当初古民家は使われないまま荒れ果てていました。

 

 

古民家を再生するために活動を始めたはいいものの、最初は手伝ってくれる仲間もなく、一人での活動でした。しかし、少しずつ、少しずつ仲間が増えていきました。

 

 

その仲間たちと1年をかけて現在の使える状態に戻すことができました。

 

 

 

「むかし田舎体験 水車むら」での生活は、

苦労を楽しさに変えてくれる。

 

古民家を再生してからは、一般の観光客の方にも解放し、多くの家族連れの方に「むかし田舎体験 水車むら」での生活を体験いただいています。>詳細はこちら

 

「むかし田舎体験 水車むら」では色々な体験をすることができます。薪割り・火起こし・かまど炊飯。目の前の川でヤマメを捕まえて囲炉裏で焼いて、ときにはドラム缶風呂に入ったり。

 

釜で炊いたご飯のオコゲをゴリゴリとこそげ落として作るおにぎりは最高で、子ども達が大きな声で笑う姿を見るのは何より楽しく、ここまでの苦労を「楽しさ」に変えてくれる時間です。

 

 

 

沢山の笑顔が訪れた。

でも、「むかし田舎体験 水車むら」の水車は回っていない。

 

古民家は再生できたものの、「むかし田舎体験 水車むら」のシンボルである水車は回っていません。度重なる水害の影響でむらの真ん中にある水車の歯車は、長い時間止まってしまっています。

 

 

以前「むかし田舎体験 水車むら」に住まれていた前田源次郎さまは、水車が回っていた頃の生活を次のように語ってらっしゃいます。

 

前田源次郎さまからのお話

 

僕が始めて「むかし田舎体験 水車むら」に来たのは、ある年の5月初旬。製茶作りの合宿に参加した時のことです。合宿の時に食べた米は、先輩が東京から玄米を背負い、かごで担いで来て臼でついたものでした。 飲み水も山から引いてきたものなのも後で知りました。 台風の後に飲み水が濁ったり、止まったり、そのたびに直しにいっていましたが、自然の息づかいを直に感じられ、不便さそのものを楽しんでいました。

 

この時は水車も思い切り動かしていて、朝晩廻る音を聞くのも楽しかったです。たまに動いてないと「今日は回さないっけが」(回してないけど、と言う意味?)「どうしただい」と言うやり取りも良く聞きました。皆の真ん中にあった水車が壊れてしまい、人の行き来が諸般の事情で少なくなった後、細々と通いつめて水車に水を送るパイプラインの世話をしていました。 いつかはまた水車が回る日を迎えたいと言う一心で続けてきましたが度重なった水害で壊れてしまい大きな危機を迎えてしまいました。 

 

「むかし田舎体験 水車むら」のシンボルである水車が回っていないと、やっぱり寂しいです。ただ水車が回っていない。それだけのことなんだけど、それでも、この「むかし田舎体験 水車むら」に関わる人には大きな意味を持ちます。

 

水車が回っているだけで、活力が芽生えてくるんです。

 

古民家再生に着手した当初より、シンボルである水車の再稼働については考えていました。ただ、その規模とどこからどのように着手したら良いのか、一人思案に暮れていました。

 

その後、むかし田舎体験と称して古民家を舞台とした各種イベントを開催した際や、「むかし田舎体験 水車むら」のことを紹介するたびに「水車を復活させるならぜひ、手伝いたい」と、一緒に活動してくれる想いの強い方が複数人いたことが背中を押すこととなり、水車プロジェクトを立ち上げることになりました。

 

その後、約1年かけて試行錯誤を繰り返しながら、既設設備の現状調査と修繕箇所のあぶり出し、水を流しながらの実験検証、必要となる資材とその経費算出などを行いました。

 

 

 

水車を回すための準備は整った。

唯一、資金が足りません。

 

賛同してくれる仲間が26人います。手弁当で僕と一緒に体を動かし、水路を作り、木やパイプを運んで水車を作ってくれる人たちです。

 

既設設備の現状調査と修繕箇所のあぶり出し、水を流しながらの実験検証は全て完了しました。仲間もいます。


でも、それでも足りないのがお金です。動く水車を復活させるにはどうしても70万円が必要です。ぜひ僕たちに「動く水車」を作る予算をください。

 

体験にやってくる子どもたちの中には、水車はただの展示物でしかなく、これが動いて米を搗き、粉をひく「原動機」と同じ役割をする道具・機械であることを知らない子たちもいます。

 

古民家の改修まではできましたが、水車の修理までは手が回らない現状の中、「この水車の動いて、働くところを見たらどんなにびっくりした顔をしてくれるだろう!」「動く水車があればそれが見せられるのにな!」という気持ちになる毎日です。


「むかし田舎体験 水車むら」の中心である古民家の目の前には川が流れ、一日中、水が流れる音がします。「火」を見ていつまでも飽きないのと同じように、見ていて飽きないのが水の流れです。さらに水車から水が落ちるリズミカルな音は、「自然」と「人間」の力が混ざりあったなんともいえない音がします。ちょっとかっこよく言うと「文明の音」がします。

 

「むかし田舎体験 水車むら」にくる人・子どもたちに、この「文明の音」を聞かせたい。人力で作る動力を目で見て、耳で感じて欲しいです。「むかし田舎体験 水車むら」に「動く水車」を加えることができれば、まさしく百人力!になります。

 

「むかし田舎体験 水車むら」の水車を回すために、皆様の心温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

いただいたご資金の使い道

資材費(水路)       410,000円
資材費(水瓶と樋)    30,000円
資材費(水車)       230,000円
維持費          30,000円
READYFOR手数料   250,000円
合計        950,000 円

 

 

笑い絶えない田舎であり続けるために。

 

お茶やみかんなどの農業や林業で栄えたのは昔の話。荒廃した空き家や耕作放棄が増えているこの地域は過疎化の一途をたどっています。親世代の苦しい現状を目にしていた若年層は仕事を求めて都市部へ流出。

 

生まれ育った地域の魅力を感じながらも田舎では暮らしていけないのが現状。この地域が抱える過疎化に対して、賑わいを創り、雇用を生み出して、持続可能な田舎生活を体現できるリアルな村を創りたいです。そのために、むかしの田舎暮らしを体験できる「むかし田舎体験 水車むら」が存在し、それを象徴する水車が回っている。

 

日本の原風景を体感いただくと同時に、命の恵みをいただくということ、普段の生活とは異なるコミュニケーションの形、刃物や火を使いこなす術など、一昔前では当たり前であった古き良き暮らしをより多くの人に届けたいと思っています。


100年後も子供たちが安全に健全に育ち、笑いが絶えない田舎であり続けるために。

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

リターン

30,000


【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

・茅葺屋根修繕プロジェクトにご参加いただけます!(茅葺屋根を修繕するために、一緒に水車むらで活動しましょう!)
・心を込めたお礼のお手紙を送付いたします!
・水車むら農園の緑茶と紅茶セットをお送りいたします!
※交通費は誠に恐縮ですがご負担ください。時期は2020年4月〜10月を予定しております。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

・むかし田舎体験へのご参加
・囲炉裏端トーク
水車むらが主催する定番むかし田舎体験を通じて、交流を深めませんか?築250年の茅葺古民家にて、薪割り、かまどでの火起こし、ヤマメの調理、囲炉裏焼きなど、昔ながらの農村での生活を体験します。体験に含まれる食事メニューは、かまど焚きごはん、ヤマメの塩焼き、地元有機野菜の囲炉裏焼きなどです。
体験を通じて、円滑な参加者同士のコミュニケーションが期待され、チームビルディングに最適のプランです。
※誠に恐縮ではございますが、交通費はご負担願います。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

【茅葺屋根修繕プロジェクト参加コース】

・茅葺屋根修繕プロジェクトにご参加いただけます!(茅葺屋根を修繕するために、一緒に水車むらで活動しましょう!)
・心を込めたお礼のお手紙を送付いたします!
・水車むら農園の緑茶と紅茶セットをお送りいたします!
※交通費は誠に恐縮ですがご負担ください。時期は2020年4月〜10月を予定しております。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

法人・団体様向け古民家体験プラン(約30名様まで一棟貸切)

・むかし田舎体験へのご参加
・囲炉裏端トーク
水車むらが主催する定番むかし田舎体験を通じて、交流を深めませんか?築250年の茅葺古民家にて、薪割り、かまどでの火起こし、ヤマメの調理、囲炉裏焼きなど、昔ながらの農村での生活を体験します。体験に含まれる食事メニューは、かまど焚きごはん、ヤマメの塩焼き、地元有機野菜の囲炉裏焼きなどです。
体験を通じて、円滑な参加者同士のコミュニケーションが期待され、チームビルディングに最適のプランです。
※誠に恐縮ではございますが、交通費はご負担願います。

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月
1 ~ 1/ 14

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