シミュレーション機器が納品されました!
皆様から多大なご支援をいただき、予定金額を上回る結果で終えることができたクラウドファンディングから、早いもので8ヶ月が経ちました。
自治体でのワクチン接種が進んだ一方で、新たな変異株の出現という局面に、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
東北大学では、新型コロナウイルス感染患者の治療はもちろんのこと、3回目の新型コロナワクチン接種を推進するための東北大学ワクチン接種センターを再開いたしました。
人材育成では、宮城県の医療従事者を対象としたECMO・人工呼吸器講習会が、昨年度に引き続き2021年8月にも開催され、年明けにも複数回の講習会が開催される予定です。重症の患者さんの対応のために日々備えている状況です。
そのような中、皆様からご支援いただいたシミュレータと人工呼吸器が2021年12月15日に納品されました。重症の肺炎患者さんのように、肺の働きが悪くなっている状態を再現し、人工呼吸器やECMOによる治療介入を学ぶためのトレーニングを行うことができます。
新たな機器を皆様のご支援により購入することができて、応援してくださった皆様には、感謝の念に堪えません。
ご支援いただきまして、誠にありがとうございました。
これからも東北大学は先進医療と地域医療のために尽力するとともに、地域を支える医療従事者の育成を続けて参ります。
皆様からご支援いただいた資金は、下記のとおり使用したことをご報告いたします。
・シミュレータと人工呼吸器 11,025,000円
・既存のシミュレータの修理費用 1,996,467円
・建物修繕費用 121,068円
・東北大学手数料 1,788,100円
・READYFOR手数料 2,950,365円
合計 17,881,000円