ネクストゴールで効果的に支援を伸ばす2つのコツ

 

​この記事では、支援募集期間を残して達成した場合に設定できるネクストゴールの効果的な活用方法として「支援を伸ばす2つのコツ」についてお伝えします。
(ネクストゴールについて詳しく知りたい方はこちらを参照ください)

 

目次
1.継続支援を募りやすくするために印象を変える

2.魅せ方を工夫し、さらなる支援獲得へ繋げる

 

 

1.継続支援を募りやすくするために印象を変える

 

1つ目は支援を逃してしまった方々や身の回りの方々からの継続的な支援を募りやすくするためのコツです。

 

ネクストゴールを設定するとプロジェクトのTOP画像など一部の表示が変わることが特徴です。

・第一目標金額をMAXとしていた達成率を示すバーに空白が加わり、ネクストゴール達成までのバーに切り替わる
・プロジェクトのTOP画像左上に「NEXT GOAL挑戦中」という帯が加わる

 

ネクストゴールを設定しない場合〉


〈ネクストゴールを設定した場合〉

このように比較すると分かりやすいと思いますが、ネクストゴールを設定すると達成後も支援募集を受け付けている印象を与えやすく、更なる支援のお願いがしやすくなります。

 

そのため、できる限りプロジェクトに必要な金額を集めたいと思われている方は、達成中のまま残りの掲載期間で支援を伸ばすよりも、ネクストゴールを設定した方が見た目の印象からも継続的な支援可能性が高まり支援のお願いもしやすくなるでしょう。
 

2.魅せ方を工夫し、さらなる支援獲得へ繋げる

 

2つ目は、ネクストゴールを活かして直接繋がりのない方々からの支援獲得の可能性やリピート支援の可能性を広げるコツです。


ネクストゴールを設定して見た目が変わるだけでは大きな支援獲得には繋がりづらいことが想定されますので、なぜネクストゴールに挑戦するのか、その想いを支援者に伝えるための工夫も必要になります。これを取り入れることで更なる支援獲得が期待できるでしょう。


以下は、ネクストゴールを設定した際に支援を広げるための工夫事例となりますので、参考にされてください。
 

「冒頭メッセージ+バナー+活動報告」
プロジェクトページの冒頭にネクストゴール挑戦のバナーを用意し、そこをクリックするとネクストゴール挑戦への想いを綴った活動報告のページに飛ばす事例です。活動報告で詳しくネクストゴールへの想いを綴ることで既存の支援者様に通知でお知らせすることができるのでリピート支援の可能性も期待できます。

 

※活動報告へのバナーリンクを設置する場合も、必ずストーリー冒頭にもネクストゴールで行うことおよび資金使途、ネクストゴール金額を記載してください

 

 

 

 

「冒頭メッセージ+バナー+活動報告+リターン追加」

こちらは基本的なプロジェクトページ冒頭でのネクストゴール挑戦への想いを追記することに加えて、ネクストゴール挑戦中でしか手に入らないリターンを追加してさらなる支援を巻き込む事例です。少し手間がかかる部分もありますが、支援率や支援単価を引き上げるには効果的な施策にもなりますので、特にネクストゴールの目標金額設定が大きい場合などは検討できると良いでしょう。

 

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「最初から目標金額を段階的に設定することを示す」

この目標金額を達成したら◯◯ができて、次の目標金額を達成したら◯◯もできるというように最初からネクストゴール達成を目標に示しておく事例です。これを行うことで、支援者側は「第一目標を達成させて最終目標まで届かせてあげたい!」という想いからスタートから支援単価が高くなる可能性も高く、後出しでないからこそのメリットがあります。もし、第一目標で最終的に募りたい金額を設定するのはリスクが高いと感じている方も、こうした方法も検討してみましょう。

 

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いかがでしたか。


ネクストゴールは絶対に設定するものではありませんが、ネクストゴールだからこそ挑戦できる施策や期待できることあります。


また、大事なのはネクストゴールを設定した後も伝えることをやめないことです。


一度達成してしまうと実行者側も支援者側もホッとしてしまい少し緩んでしまう部分もありますが、ネクストゴールを設定した際も4つの期間を抑えつつ引き続き広報施策をトライし続けることを忘れないでください。

(参照:クラウドファンディング成功のために知っておきたい4つの期間と成功施策