クラウドファンディング成功のために知っておきたい4つの期間と成功施策

 

この記事では「クラウドファンディング成功のために知っておきたい4つの期間と成功施策」をお伝えします。

 

目次

1.公開前からの準備が成功のカギとなる「事前広報期間」
2.成功率をグッと引き上げる「スタートダッシュ期間」
3.ラストスパートにバトンを繋ぐ「中期期間」
4.最も支援が集まりやすい「ラストスパート期間」

 

1.公開前からの準備が成功のカギとなる「事前広報期間」

 

周りの方々にクラウドファンディングのスタートをお知らせをする期間を我々は「事前広報期間」と呼んでいます。


なぜ事前にお知らせするのか。
それは「クラウドファンディングは公開前からがスタート」だからです。


これを示すデータとして、

READYFORで過去に達成したプロジェクトの統計から「公開から5日間(=スタートダッシュ期間)に13%以上の支援を集めると90%の確率で達成している」ということが分かっています。(2023年2月時点)

 


つまり、良いスタートダッシュのためにはスタートしてからでは遅く、ここを目指すために掲載前から事前の準備が非常に大事になってくるのです。


この事前広報期間にやるべきことは1つ。

 

①個別にクラウドファンディング実施のお知らせをする(公開3日前)

クラウドファンディング実施3日前くらいを目処に身近な方々に対して「個別」にメッセージをお送りしましょう。


「支援を集めるために抑えておきたい、重要な心得とデータ」を読まれた方は分かるかと思いますが、クラウドファンディングは最初から第三者の支援が入ることは少なく、同心円状に支援の輪が広がっていく仕組みになります。


まずは身近な方々の支援を集めるためにも、もうすぐ始まるタイミングでメッセージをお送りすることが大事です。


お送りする相手によってメッセージのテイストなど変えつつも以下を必ず添えてお送りしましょう。
・クラウドファンディングの説明
・クラウドファンディングはいつ公開されるか
・クラウドファンディング公開後のURL(公開前から送付可能です)
・クラウドファンディング挑戦への想い

 

 参考までにメッセージテンプレートを共有させていただきますので、ぜひアレンジしながらご活用ください。

※プレビュー画面枠内右上の「ポップアウト」アイコンよりダウンロード可能です

 

 

2.成功率をグッと引き上げる「スタートダッシュ期間」

 

スタートダッシュ期間とは、クラウドファンディングが公開されてから5日間の期間を指し、

この期間内に13%以上の支援率まで到達できたクラウドファンディングは過去90%の割合で達成できています。

このスタートダッシュ期間にやるべきことを3つお伝えします。

 

①事前広報した方々にプロジェクトを公開したことを伝える(公開初日)

事前広報期間にお知らせしていても公開日を忘れていたり、支援方法がわからないという方もいらっしゃいます。
プロジェクトが公開されたらまずは事前広報期間にお知らせしていた方々に改めて個別にお伝えしていきましょう。


 以下にメッセージテンプレートを共有させていただきますので、ぜひアレンジしながらご活用ください。

※プレビュー画面枠内右上の「ポップアウト」アイコンよりダウンロード可能です

 

②SNSで発信(公開初日~2日目)

SNSをやられている場合は個人や団体のアカウントでクラウドファンディングが開始したことを発信しましょう。

繋がりがない方々からのご支援に繋げるためにも以下のように拡散のお願いを添えて発信できると良いです。

XXXXXを目指して
クラウドファンディングに挑戦します!

支援締切:●月●日
ぜひご支援・拡散のご協力お願いします!
URL:XXXXX

また、事前にメッセージを送った方々からの支援が入った状態で発信すると拡散された際に支援の輪が広がりやすくなるので支援の状況と発信のタイミングを意識して行えると良いでしょう。

 

③活動報告の更新(公開初日~5日目)

 

READYFORには、プロジェクトページ内に活動報告という機能が存在しています。

活動報告は、クラウドファンディングに関する情報や想いをブログのような形式で書き残せる機能です。


この活動報告は、更新すると支援者の方にも通知が届く設定になっています。

クラウドファンディングが公開されて数日間の感想や、プロジェクトへの改めての想いなどを更新してみましょう。


過去のスタートダッシュ期間の活動報告を共有させていただきますので、参考にしながらご自身の言葉で記載してみてください。

 

①クラウドファンディング開始のご挨拶。#宮子にプールを|宇都宮動物園の宮子に、48歳の誕生日プレゼント

https://readyfor.jp/projects/miyako/announcements/179517

 

②いよいよスタート!ご支援よろしくお願いします!児童労働のないガーナ産カカオを使ったチョコレートを広めたい!

https://readyfor.jp/projects/clfreecocoa/announcements/44664

 

3.ラストスパートにバトンを繋ぐ「中間期間」

 

中期期間は、クラウドファンディング開始公開6日目以降から終了5日前までの期間を指します。

この中期期間は、支援が伸び悩むことが多い期間です。

 

スタートダッシュで順調に支援が伸びていても、この中期期間で支援の伸びが穏やかになってしまう可能性が高い期間です。しかし、支援の伸びが穏やかになってしまっても落ち込むことはありません。 


中期期間に大切にすべきことは、支援が最も集まりやすいラストスパート期間に向けて挑戦を多くの方に知っていただくことです。そのためにやるべきことが2つあります。
 

①継続的な活動報告の更新(公開後6日~終了日)

READYFORで過去クラウドファンディングに挑戦したプロジェクトの活動報告の更新回数と達成率を比較したとろ、

更新が4回以下のプロジェクトはクラウドファンディングの成功率が39%なのに対し、

活動報告が5回以上更新されているプロジェクトは成功率が84%であることが分かっています。(2023年2月時点)


プロジェクトページには書ききれなかった具体的なエピソードやメンバーの紹介、クラウドファンディングの期間中に感じたことなど…地道に更新を継続することで想いや努力が伝わり支援に繋がります。

 
ぜひ継続して取り組んでみましょう。

 

②SNSでの継続的な発信と拡散イベントの実施(公開後7日~終了日) 

SNSで達成率の状況や、更新した活動報告のリンクを載せるなどしてクラウドファンディングの期間中に感じたことを発信し続けることで、フォロワーの方にプロジェクトを達成させたいという熱意を伝えることが出来ます。

また、支援が伸びづらい時にこそ拡散イベントを実施するのもオススメです。

これは「拡散祭り」などと題して特定の日や期間内に事前に決めたハッシュタグ(例:#READYFOR)とクラウドファンディングのURLを載せた投稿依頼をして、第三者支援の獲得を狙い少しでも支援率を伸ばす施策です。

以下は投稿のイメージ文面ですので実施時の参考にしてください。

本日は「XXXX拡散祭り」です!
以下の内容を添えてぜひSNSで投稿してください!
・この挑戦への応援メッセージなど
・ #●●●●
・ クラウドファンディングURL:XXXXX

③中間報告と拡散のお願い(終了日14日前〜)

スタートダッシュ期にご支援のお願いをしてからご支援がない方の中には、

まだ終了まで期間があるから…と支援を後にしようと考えている方もいます。

 

そうした方へのリマインドも兼ねて、

クラウドファンディングの進捗を伝えるのにベストなタイミングです!

 

 以下にメッセージテンプレートを共有させていただきますので、ぜひアレンジしながらご活用ください。

※プレビュー画面枠内右上の「ポップアウト」アイコンよりダウンロード可能です

 

4.最も支援が入りやすい「ラストスパート期間

 

ラストスパート期間はクラウドファンディング終了までの最後の5日間を指します。 
この期間は、達成までのカウントダウンが迫っているからこそ追加のご支援や知らない人からの支援など最も支援が入りやすい時期です。


このラストスパート期間にやるべきことが2つあります。

 

最後に周りの方々にご支援や拡散のお願い(終了5日前〜0日)

ラストスパート期間に効果的なのは、最後にもう一度、これまでプロジェクトを周知してきた方々に1人ずつ丁寧にメッセージを送ることです。


中期期間に活動報告の更新を続けていたり、SNSなどでプロジェクトの達成に向けて一生懸命発信していけば、その努力が実りラストスパート期間での応援や支援に変わります。


また、以前お伝えしていた方から支援する旨をいただいていても終了まで日があると忘れられている場合もあるのでリマインドのチャンスです。


現状の状況やプロジェクトについて再度お伝えして、応援してほしいという旨を伝えましょう。支援のお願いに限らず、投稿したSNSのリンクやプロジェクトページなどを貼って一緒になってプロジェクトの成功を盛り上げて拡散してくれる方がいらっしゃるはずです。


参考までいくつかメッセージテンプレートを共有させていただきますので、ぜひご活用ください。

※それぞれプレビュー画面枠内右上の「ポップアウト」アイコンよりダウンロード可能です

《パターン①:拡散のお願い》

 

《パターン②:追加支援のお願い》

 

《パターン③:支援のお願い(リマインドor新規)》

 

②ライブ配信イベントの実施(終了1日前〜0日)

SNSをされている方や人前などでお話することに抵抗がない方は、クラウドファンディング終了直前のライブ配信イベントを行うのもオススメです。


あと少しで達成する状況にある時やネクストゴールの達成に向けて、支援者の皆さまとともに達成の瞬間を迎えることができたりします。また、直接生でクラウドファンディングの振り返りや拡散、支援などのお願いをすることで想いも伝わりやすくなります。

 

今回お伝えしたことを教科書にしていただきながら、その挑戦が成功することを心より応援しております。

是非、その他のサプリもご覧いただき、プロジェクトの成功に役立ててください。

 

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