無事にNYグループ展への参加を終えました。
皆さま
こんにちは。
8月20日に出発し8月30日に帰国した今回のNY渡米、無事に終了いたしました。
その後体調を崩し、9月1、2、3日と寝込んでおり、ご報告が遅くなったことお詫びいたします。
皆さまからのご支援をいただき、無事にNYでのグループ展参加が終了しました。
本当にありがとうございました。
ご支援いただいた方のお名前は全てノートに書き留め、大切に保管しております。
私の夢を応援していただき、本当に本当にありがとうございました。
【結果報告】
結果のご報告をいたします。
今回のNY行きは、8年前に掲げていた「10年以内にNY個展をする」という夢、そして「世界の書家・小山翔風になる」という夢を実現させるための大きな大きな勇気の一歩でした。
そのために、今回は2つの目標を掲げました。
1. グループ展に参加する
2. 次回の個展の約束もしくはそのきっかけを掴んでくる
1. に関しては、滞りなく参加できました。
ただ、当初、主催者から「招待している」と言われていた、ギャラリーオーナー、キュレーター、マスコミ、投資家、経営者等のVIPの方々は、ほぼ来られませんでした。これは、会場のエレベーターがレセプション前日から故障して止まってしまい、ギャラリーがある6階まで階段で上がってこなければならない。というアクシデントに見舞われたためでした。ほとんどのVIPの方々がエレベーター前で引き返し帰ってしまわれたということでした。
その後1週間ほど展示しておりましたが、チャイナタウンの雑居ビルの6Fにあるギャラリーのため、招待した方でないと足を運ぶ人もおらず、ほぼほぼ盛り上がることなく会期を終えました。
2. に関しては、実情「時間が掛かる」ということがわかりました。
SOHOやチェルシーのギャラリーを巡り、また、現地に住む日本人の方や、別会場のレセプションでお会いしたギャラリーオーナーの方など、いろんな方にNYでの個展開催の可能性や現状について、お話をうかがいました。
そうして得た情報によると、
◯日本と違ってお金を出せば展示ができるわけではない。オーナーとキュレーターに気に入られて、初めて可能になる。運に依るところが大きい。
◯日本でもNYでも同じだが、活躍して知名度があるかどうかは重要な鍵。なので、日本で知名度が上がるくらい実績を積まなければNYでも厳しい。
◯大体のギャラリーは1年半から2年先まで展示スケジュールが決まっている。
◯展示をしたいのなら、まずはギャラリーオーナーにメールで自己紹介とポートフォリオを送って、返事が来るのを待つ。
◯基本的に、海外のアーティストよりもNY在住のアーティストの方が優先される。
本気でやりたいのならNYに移り住まなければ難しい。
というようなことでした。
これらの情報を得ることができただけでも、NYに行って足で歩いてお話を聞いて回った甲斐がありました。
これらの情報を聞いて、私が思ったことは
「出来ることが残っている。良かった!」でした。
今回、当初思っていた「次回個展の約束を取り付ける」という目標達成には程遠い現状があることを知りました。が、時間や運が必要であっても、まだ自分から出来ることがある。それだけでもラッキーです。
何年後になっても構いません。「NYで個展をする」という一つの目標を叶えるために、これから日本でコツコツと実績を積み重ねていこうと思いました。
今回のグループ展参加は、当たり前ですが私と同じように「世界で活躍するアーティストになりたい」という日本人作家さんばかりと一緒でした。私もその一人でしかありません。しかもその中で、チャンスをすでに掴んでいる人間、まだ右も左もわかってない人間、など、いろんな段階の人がいました。
私はやっとスタート地点に立った感じです。
そこで感じたことは、これからは今までよりももっと明確に「自分はどう在りたいのか、どう成りたいのか。何を表現するのか。何のために表現するのか」を持たなければならない。ということでした。もっと強く、もっと明確に。
今までも持っている。と言えば持っていましたが、NYで活躍するアーティストは、私たちよりも明らかに明確でブレない軸を持っておられました。そして作品に込める想いの強さを感じました。
私は、NYで活動しているアーティストの人たちより強い意志を持っているだろうか。
もう一度、自分に問いかけ、もっと強くもっと明確に自分の軸を作り上げていく必要があると感じました。日々の生活に戻りながら、また自分を磨き続けながら、次のアクションをしていこうと思っています。
私の挑戦はこれからも続きます。
引き続き見守っていただけたらとても励みになります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
今回の渡米へのご支援、本当にありがとうございました。
【収支報告】
今回、皆様からご支援いただいた資金の状況をご報告いたします。
〈支援状況〉
支援者…78名
支援総額…1,210,000円
達成率…201%
来訪者…446名
〈収入〉
入金…1,010,350円
(クラファン手数料199,650円差引)
〈支出〉
飛行機代…386,038円
宿泊代…280,069円
食費…93,750円
交通費(地下鉄&TAX)…18,439円
印刷費(パンフ&名刺)…11,422円
表装代…33,000円
通訳…30,000円
通信費(レンタルWiFi)…13,376円
接待交際費(手土産)…20,091円
雑費…41,120円
支出合計 927,305円
皆様からご支援いただいた資金は、上記今回の渡米に関して発生した費用に使用させていただきました。本当にありがとうございました。
残りの金額は、返礼品の制作費に当てさせていただきます。
【リターンの発送状況について】
今後、随時、リターン品の発送を行ってまいります。
まずはお礼のおハガキと現地で使用したパンフレットをお送りいたします。
それから随時、手ぬぐい→Tシャツ→トートバッグ→作品という風に制作し発送して参ります。各発送時期は以下の通り。
5,000円のリターン「〈印刷〉お礼のハガキ」→ 2023年9月中に発送
10,000円のリターン「〈印刷〉「ONE」手ぬぐい」→ 2023年10月中に発送
20,000円のリターン「〈印刷〉「ONE」Tシャツ」→ 2023年10月中に発送
20,000円のリターン「〈印刷〉「ONE」トートバッグ」→ 2023年10月中に発送
50,000円のリターン「〈直筆〉「ONE」Tシャツ」→ 2023年11月中に発送
50,000円のリターン「〈直筆〉「ONE」トートバッグ」→ 2023年11月中に発送
100,000円のリターン「〈直筆〉半紙サイズ「ONE」額装付き墨象原画」→ 2023年11月中に発送
それから、今回、ご支援いただいた皆さま全員に、2024年小山翔風墨象カレンダーを出来上がり次第お贈りさせていただきます。
ちょうど、カレンダー制作&販売の時期でもあり、皆さまへの感謝の気持ちはこれでは足りないのですが、私からの気持ちと思ってお受け取りいただけたら嬉しいです。
とはいえ、今からの制作になりますので10月になってしまうかと思います(^_^;)
気長に待っていてください。
【今後について】
とりあえず、帰国してから早速カレンダーの制作が始まります。速攻で製作し、販売を始めたいと思っています。
と、同時に、実は、エレベーターが止まっていたレセプションに来ていただいていた方からのご縁で、現在、フランス人のギャラリーオーナーさんとやり取りをしております。まだ、展示会がどうこうという話にはなっていませんが、私の作品に対してご興味を持っていただけました。互いにとって最良の選択をしたいと言われています。このご縁がどう繋がっていくかわかりませんが、何度かやり取りを重ねて、信頼関係が築けたらいいなと思っています。(こちらはまだどうなるかわからないのでオフレコでお願いします。)
それと、もう少し、Youtubeの配信はしていきます。もう少しNYの街並みや向こうでの活動についてご報告もありますので。配信終了の折には、その旨配信します。もう少しお付き合いください。
以上、長くなりましたが、終了のご報告とさせていただきます。
暖かいご支援、本当にありがとうございました。
今回のことを励みに、これからも一歩一歩前進していきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
また、もし私で何か力になれることがあれば、いつでもご連絡ください。
喜んでお手伝いさせていただきます。
本当にありがとうございました。
世界の書家(になる予定の)小山翔風





















