茅屋根 差し茅工事完了いたしました！

三浦館保存プロジェクトの一つである「主屋の茅屋根修繕（差し茅（さしがや）工事）」

 

今年の工事範囲は下図の赤枠範囲。主屋の顔とも言える正面（1/2範囲）までです。

 

時折降る雨空に惑わされながらも、腕利きの茅葺職人の手により丁寧に丁寧に作業が進められていきました。

 

 

丸太を足場にして、屋根の軒先から頂上に向かって上へ上へと作業が進んでいきました。

 

棟（むね）－屋根の頂上部 との間に空いた隙間にも、雨漏りや茅が抜け落ちるのを防ぐため茅を差し込みました。

主屋正面部分は最も目立つ部分のため、屋根の形に気を配りながら施工しました。

 

トリマーで刈り込んだ後、きれいに整え仕上げられました。

横一線、真っ直ぐに仕上げられています。

 

今年の主屋 茅屋根修繕が完了しました！

施工していただいた（有）熊谷産業、職人さんに感謝を申し上げますと共にご支援いただいた皆様にも改めて御礼申し上げます。

来年2024年は残った右側の工事を予定しており、主屋正面の完成を目指します！