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平成27年6月11日
天草では、AM3:00頃から大雨が続いていた。
あまりの大雨に気付き目が覚めた。
朝から消防活動へ行き、地域住民の避難活動、災害の箇所のチェック、災害の拡大を防ぐための土嚢の設置、更なる大雨に対処するため、土嚢袋の準備など、ほとんど1日を消防活動に費やした。川が決壊し、床下浸水した所、田んぼが土砂に埋もれた所、平野部ではそんな光景が広がっていました。

翌日、6月12日にやっと時間が作れ、早朝からみかん園が気になり、様子を見に行く事が出来ました。

 

全体の状況を把握しようと、園地全体を見渡せる高台へ向かう途中、何箇所もの崩落箇所があり、車で登る事が出来ず、仕方なく歩いてその高台まで向かった。

その間、他所の園地を通る事になるのですが、他所の園地でも酷い被害が確認出来た。

登るにつれて、嫌な予感はしていましたが、高台に着きそこから眺めた光景には、私がいつも見ていた農園とは全く違ったものになっていました。

その場に立ち尽くす・・・

これがそう言う事だなと、後になって思いました。
崩落箇所が数十箇所あり、大きい崩落が4箇所、道路が完全になくなっている所もあり、土砂が1m以上積っているのではと思うほど地形が変わり、綺麗に並んでいたはずの、みかんの木々が押し流され、土砂に埋もれ、しばらく言葉を失くしました。

 

その時の気持ちは、どう表現して良いのかわかりません。
折角設置した、猪の防護柵も、設置後3ヶ月で崩壊。
道路はあちこちが封鎖。
農園の管理が一切出来ない状態に陥りました。

しかし、どん底から救ってくれたのは、多くの友人達でした。

みかん園の復旧作業を手伝いに来てくれました。
資金的にかなりの費用がかかるため、業社に頼んで復旧する事は難しく、重機をリースし、自分でコツコツとやるしかないと思っていた時に、休日を潰し、手伝いに来てくれたのです。

まずは、道路の復旧から。
土砂が積り、全く通行できないため、まずは土砂を取り除く作業から。
水害から、しばらくはあまり天気も良くなく、道路の復旧だけに、実に1ヶ月を費やしました。

 

やっと道路が通れる様になった矢先に、今度は台風到来です。
ここ数年、台風が来ていなかったので、安心していましたが、この雨の多い年にやってくるとは、災難でした。
雨の続く天草、地盤が緩んでいる中での直撃でした。

 

やっと通れる様になった道路。
その全てに、今度は倒木が並びました。

ただでさえ、天候の悪い日が続き、難航していた復旧作業を振り出しに戻す一撃でした。
それでも、友人達の助けを借りて、何とか開通させ、復旧作業を再開。

 

また、この時の暴風により、生き残っていたはずの木々もなぎ倒される被害が出ました。成木は起こす事が出来ないため、倒れた成木は枯れてしまいました。地盤が緩んでいたのが原因だと思います。苗木も倒れはしましたが、苗木の方は、起こす事が出来たので、何とか無事でした。
 

苗木を起こした後は、園内の土砂の撤去作業。
園内では、どぽどぽに緩んだ土砂が多く、重機がすべり易いため、作業は慎重に進めるしかなく、こちらも難航しました。

崩壊した猪の防護柵の撤去作業も、土砂に埋もれていたため、再利用出来る状態ではなく、廃棄となりました。

そんなこんなで、友人達の助けを借りる事が出来、少しずつでしたが作業が進み2年かけて、やっと元通りとまでは行きませんが、農地を管理出来る状態にまで持ってくる事が出来ました。友人達の助けが無ければ、もっと時間はかかったと思います。その前に復旧まで頑張れたかどうかわかりません。
本当に感謝の気持ちで一杯です。

これから少しずつ恩返ししていけたらと思っています。

 

 

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