
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 145人
- 募集終了日
- 2025年5月26日
【熱い声援に感謝!未来へ繋ぐ、感動のフィナーレ】 アルファ選手活動レポート④
皆様の温かいご支援のおかげで、アルファ選手はかけがえのない経験を胸に、大きく成長してタンザニアへと旅立ちました。
いつも温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。
札幌南高校野球部大学生コーチの池田琢磨です。「僕は、日本で高校野球がしたい。〜アフリカから日本高校野球の舞台へ〜」プロジェクトリーダーを務めております。
この度のご報告が遅れてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。
今回の活動報告では、アルファ選手が日本で過ごした最後の2週間の、感動的なハイライトを皆様にお伝えさせていただきます。
札幌支部予選での勝利から、引退試合での魂のラスト登板まで、彼の目覚ましい成長と、忘れられない日々をぜひご覧ください。
アルファ選手は公式戦には出場できないものの、チームの一員・応援団の一員として、待ちに待った札幌支部予選に臨みました。
試合前日、チームの伝統である帽子投げでチームメイトと心を一つにしたアルファ選手は、スタンドからアフリカの太鼓、ジャンベの力強い音色で仲間たちを鼓舞しました。その熱い応援が選手たちの背中を押し、初戦を勝利で終えました。
翌日、アルファ選手のひたむきに応援する姿勢は多くの人の心を打ち、新しい公式戦ユニフォームのモデルとして、新聞にも取り上げられました。



しかし、甲子園を目指す道のりは決して甘くはありません。続く2回戦の相手は、昨年の準優勝校。平日にも関わらず、多くの生徒や先生も応援に駆けつけてくれました。強豪を前に、チーム一丸となって戦いましたが、結果は完敗。
この試合をもって、共に夢を追いかけてきた3年生は引退です。最後のミーティングでアルファ選手は、一人ひとりの先輩に対し、感謝の気持ちや共に過ごした思い出を、言葉の限りを尽くして語ってくれました。その真摯な眼差しと温かい言葉は、引退する3年生の胸を熱くしました。 固い握手を交わす彼らの間には、言葉を超えた強い絆が確かに存在していました。
最後は大好きな3年生に囲まれて1枚。



落ち込んでいる暇はありません。アルファ選手の滞在期間もこの時点で残り1週間となりました。
翌日から新チームは始動し、アルファ選手は日本滞在最終日に行われる3年生の引退試合での登板に向け、ピッチングフォームの改善に取り組みました。
また、文化交流も怠らないアルファ選手。朝から全日制での英語の授業、夜は定時制での体育の授業に参加し、他大学での国際交流特別講義にも登壇いたしました。



生徒会からは、アルファ選手へのインタビュー記事が全校生徒に配られ、大きな反響を呼びました。
さらに、昆虫研究会の誘いで参加した夜間昆虫採集では、大絶叫の中クワガタを捕獲し育てました。
国際協力に携わりたいという生徒との交流会や、野球部を招いた1日合宿も、互いの文化を理解し合う貴重な機会となりました。



たくさんの別れもある中、アルファ選手が夢中になった空手道場では、最後の稽古にて先生との熱い抱擁が交わされました。ラグビー部からは、リーチマイケル選手になれと言わんばかりの、ユニフォームとラグビーボールが贈られ、1ヶ月で筋量を5キロ以上増加させた、毎日のトレーニングにも最後の最後まで励みます。


そしていよいよ迎えた日本滞在最終日、札幌南高校では学校祭が開かれ、アルファ選手の故郷、タンザニアを紹介する「タンザニアパビリオン」もオープンしました。
彼の生い立ちから現在、そして未来への展望が詰まった展示は、多くの生徒や先生・地域住民の関心を集め、大きな賑わいを見せました。
一般の参加者に向けて行われたトークショーでは、小学生からの純粋な質問に戸惑いながらも、真摯に言葉を選び、日本での学びや感謝の気持ちを丁寧に伝えました。その誠実な姿は、多くの人の心を打ったに違いありません。



学校祭後、全校生徒が見守る中、ついに迎えた日本でのラスト登板。この日のために、アルファ選手はフォーム改善に取り組み、ひたすらボールを投げ込んできました。
マウンドに上がった彼の瞳は、決意に満ち溢れていました。課題だった制球にはまだ苦しむ場面もありましたが、力強く伸びるボールは、着実にスピードを増し、その逞しくなった体からは、目覚ましい成長が感じられました。
最後の力を振り絞って投げたラストボールは、彼の未来への希望を象徴する一球となりました。

試合後、アルファ選手は、選手、保護者、そして駆けつけてくれた多くの生徒や先生方に向けて、感謝の言葉を述べました。「皆さんの温かい支えがあったからこそ、この素晴らしい経験ができました。またいつか、皆さんと野球ができる様に、これからも努力し続けることを約束します。」その力強い言葉に、会場からは惜しみない拍手が送られました。
そして、仲間たちによって行われた感動の胴上げ。宙を舞うアルファ選手の目には、大粒の涙が溢れています。
喜び、感謝、そして未来への決意。この一瞬には、彼が日本で過ごした約1ヶ月の濃密な日々、そしてこれまで出会った何百人という仲間達との心温まる交流の全てが凝縮されていました。

翌朝、1ヶ月間生活を共にしてきた我が家と、熱心に指導してくださった野球部の田畑監督のご家族に見送られ、アルファ選手は新千歳空港を後にしました。
タンザニアパビリオンで皆が寄せ書きした応援旗を手に、そして未来への希望を胸に、故郷へと飛び立ちました。「まずはこの経験をタンザニアに伝え、母国の野球発展に貢献します。そして必ず、もっといい選手になって日本に戻ってきます。」アルファ選手の言葉は、私たちの心に深く刻まれました。
今回の交流を通して、私達がアルファ選手から学んだことも計り知れません。見知らぬ世界への飽くなき探究心と異国の地へ飛び込む挑戦心、どんな逆境にも諦めずに立ち向かう強い意志と異なる文化や価値観を持つ人々と共に成長しようとする姿勢。私たちにとって、かけがえのない学びとなりました。


アルファ選手の日本での活躍は、新聞の一面でも大きく取り上げられました。
皆様のご支援が、彼の夢を大きく後押ししてくださったこと、改めて心より感謝申し上げます。
次回の活動報告では、アルファ選手と共に過ごした皆さんの声を届けたいと思います。
リターンの発送につきましては、来週完了する予定です。到着まで今しばらくお待ちください。
マウンドの建設についても、着々と準備を進めております。詳細が決まり次第、改めて皆様にご報告させていただきます。
アルファ選手の未来への挑戦と、タンザニアの野球発展への温かいご声援を、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
札幌南高校野球部大学生コーチ/プロジェクトリーダー
池田琢磨
リターン
3,000円+システム利用料
純粋応援3,000円
⚫︎リターンはありません
⚫︎金額の増額も可能です
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
5,000円+システム利用料
純粋応援5,000円
⚫︎リターンはありません
⚫︎金額の増額も可能です
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
3,000円+システム利用料
純粋応援3,000円
⚫︎リターンはありません
⚫︎金額の増額も可能です
- 申込数
- 28
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月
5,000円+システム利用料
純粋応援5,000円
⚫︎リターンはありません
⚫︎金額の増額も可能です
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年7月

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