【支援者の皆様へ】ディアヴォロッソ広島 岩田純児監督コメント

クラウドファンディングがスタートしました。

すでに応援の声を届けてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
この挑戦にかける想い、そして未来への展望を、ディアヴォロッソ広島を率いる監督 岩田純児からお伝えします。

コメント

MELSA熊本とのフェスティバル開催にあたりこの度は、我々のクラウドファンディングにご興味をお持ちいただき、誠にありがとうございます。

今回MELSA熊本U12の選手を広島に招き、フェスティバルを開催するきっかけとして、弊クラブにてプレーする背番号13番中野凛音の存在がありました。

彼女は中学年代まで地元のクラブチームMELSA熊本でプレーし、高校年代より広島県の広島文教大学附属高校へ越境入学し、3年間サッカー部で活躍しました。
高校在学時にディアヴォロッソ広島の下部組織チーム登録選手としてなでしこリーグにデビューしています。

中野凛音選手を通してMELSA熊本というクラブを知るきっかけとなり、MELSA熊本U12チームが全国大会に出場するための遠征費用のクラウドファンディングを立ち上げたニュースを見つけました。

中野選手の出身クラブということで協力、応援したいと思ったのが交流のきっかけとなりフェスティバル開催に至りました。

女子サッカーの環境は、男子に比べるとまだまだ整っていない部分が多くあります。

今回のフェスティバルを通して、MELSA熊本の選手たちには、ディアヴォロッソ広島の選手と交流をすることで新たな目標を持ち、この先もサッカーを続けていきたいと思えるようなフェスティバルになればと思います。

また、ディアヴォロッソ広島の選手はMELSA熊本U12の選手たちと触れ合うことで、自らがサッカーを始めたときの気持ちや、改めてサッカーに取り組む姿勢に自ら気づける機会となります。

お互いが、さらなる目標や夢を抱き、それに向けて努力していくきっかけのフェスティバルになればと思っています。

プログラムの内容についても、ディアヴォロッソ広島の選手が主体的に考え、内容としては物足りないところやありきたりなものであるかもしれません。

しかし、選手が自らの育成年代の時期を思い、今の子どもたちの成長のために必要なことは何か、を考えたプログラムにはとても価値があるのではないかと思います。

そして我々ディアヴォロッソ広島が大切にしている、子どもたちに夢を与えることや、地域社会の一員となり、活気や、元気を与えていくといった理念に基づき、このようなイベントを実施できることは、非常に前向きなで大きな一歩であると捉えています。　

チームはまだリーグ戦の途中で厳しい戦いの中、勝ちきれない日々が続いています。

その中でも、このような活動を通し、選手が人として一社会人として社会に貢献するということをサッカーと並行し、取り組んでいくことが大事であり、我々の価値であると思っています。

そして1人でも多くの育成年代の女子サッカー選手が、この先もサッカーを続けていこうと夢を抱けるような環境に微力ながら貢献していきたいと考えています。

我々の理念や選手たちの思いにいつもご賛同いただいている皆様に改めて感謝申し上げたいと思います。
引き続き、ディアヴォロッソ広島の活動にご支援、ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。