SDGs Student Dialogue EXPO 2025（SSDE）本番に向けた会議について③

いつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。

今回は、立命館大学・永野ゼミと University of British Columbia（UBC）の学生による合同会議の様子を一部ご紹介いたします。

前回の会議で挙がったキーワードは「森林の活用」および「森林火災と、その回復に伴う環境価値の創造」でした。これらを踏まえ、関連する視点や論点、政策の事例などを列挙しながら議論を進めました。

日本で暮らす永野ゼミの学生にとって、防災と森林を直接結び付けて考えることはやや難しく、「地震」や「避難訓練」といった身近な言葉で防災をイメージしがちです。しかし、森林火災がテーマに含まれる以上、視野を広げる必要がありました。そこで、会議に参加しているUBC森林学部の学生から知識や経験を共有してもらい、少しずつ森林火災（山火事）の具体的なイメージを形成していきました。

「地球温暖化」「カーボンニュートラル」「カーボンクレジット」といった大きな概念を、自分たちが経験した災害と関連付けながら、未経験の災害にも結び付けて考えていく。この段階ではまだ具体策には至っていませんが、改めて私たちの取り組みの難しさと意義を実感しました。

今後も合同会議の進捗について、随時ご報告いたします。

引き続き、皆さまの温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。