【終了報告】学生と地域を地域をつなぐ共声フォーラム
【支援者の皆さまへ】
この度は、本フォーラムにご支援・ご協力いただき、誠にありがとうございました。皆様のお力添えのおかげで、今年の大会も無事に終えることができました。
今年は初めて群馬県大泉町で開催し、例年よりも多くの発表者・コメンテーターの方々にご参加いただきました。大泉町は多文化共生が根付いた地域であり、地域で働かれている皆様から貴重なコメントやご意見をいただけたことは、参加した学生にとって大きな学びとなりました。
また、発表者それぞれが異なる地域における多文化共生の現状や課題について多角的に発表し、会場全体で深い気づきを共有する時間となりました。発表後の1時間のディスカッションでは、学生と地域の方々が垣根なく意見を交わし、互いの視点を知る豊かな対話が生まれました。さらに、会終了後のフリータイムでは、ブラジル料理を囲みながら交流を深め、参加者同士がより近い距離でつながる機会となりました。
今回の経験を通じて、「多様な声が響き合う場」をつくることの大切さを、あらためて感じることができました。いただいたご支援を励みに、今後もより充実した学びと交流の機会を提供できるよう、努めてまいります。
【大会の概要】
発表チーム
<1組目>
中央大学総合政策学部2年 川端一馬さん・渡辺歩さん・村田心菜さん・八木未来さん
「外国人高齢者が人として安心して生きるためには何が必要か」
<2組目>
武蔵大学大学院人文科学研究科1年 旭田ラリッサ香さん
「在日ブラジル人児童の過去・現在・未来~日本社会を生きる上で言語・教育・家族・メディアの狭間を在日ブラジル人児童はどうナビゲートし続けているのか~」
<3組目>
宮城学院女子大学現代ビジネス学部2年 有路梨乃さん・大西ひなたさん
「宮城から考える多文化共生構築とは」
<4組目>
一橋大学大学院社会学研究科博士課程 柳川大貴さん
「『外国人』カテゴリーによる連帯:在日朝鮮人によるニューカマー外国人の支援活動に着目して」
<5組目>
中央大学総合政策学部2年 岩本奈々恵さん・太田湊さん・中村恵佳さん・藤井春日さん・松田真拓さん
「『知らない』から『話してみたい』へ~心理的ハードルを下げる知識×交流アプリの提案~」
専門家・ゲストの方々
李里花先生
永田貴聖 先生
平野 勇 パウロさん
糸井昌信さん
齊藤恵梨子さん
井内しんごさん
【大会の結果】
最優秀賞
一橋大学大学院社会学研究科博士課程 柳川大貴さん
「『外国人』カテゴリーによる連帯:在日朝鮮人によるニューカマー外国人の支援活動に着目して」
優秀賞
武蔵大学大学院人文科学研究科1年 旭田ラリッサ香さん
「在日ブラジル人児童の過去・現在・未来~日本社会を生きる上で言語・教育・家族・メディアの狭間を在日ブラジル人児童はどうナビゲートし続けているのか~」
【収支報告】
会場費 2160円
プロジェクター代 1650円
賞品 15000円
交通費 16130円
食費 52421円
事務費 990円
計 88,351
残り 5,555
残りの資金は12月に開催するイベントのための資金とさせていただきます。
【今後の活動について】
今年度をもちまして、自由と平等ゼミ4年生(谷岡・三橋)が主催するイベントは最後となりました。昨年度に続き、今年度もこのような形でイベントを開催できたことを、大変嬉しく、またありがたく思っております。今年度も、支援者の皆様をはじめ、多くの方々から温かいご協力とご助力をいただきました。本当にありがとうございました。
今後、この取り組みは形を変えながらも引き継がれ、より多くの方々が参加できる新たな活動として発展していくことを願っております。今後とも、学生による多文化共生の実践と学びの場に、変わらぬご支援・ご協力をいただけましたら幸いです。
改めまして、これまで本イベントを支えてくださった支援者の皆様に、心より御礼申し上げます。



















