【味真野お寺びらき 開催報告】 ― たくさんの笑顔と、ご縁に包まれた二日間 ―
【味真野お寺びらき 開催報告】
― たくさんの笑顔と、ご縁に包まれた二日間 ―
11月8日(土)、9日(日)二日間の「味真野お寺びらき」、無事に終了いたしました。
境内いっぱいに広がった笑顔、久しぶりの再会、はじめましての出会い、語り合う声、気づき、静かに佇む時間――
その一つひとつが柔らかく重なり、まるで境内そのものが呼吸するように、あたたかなご縁を紡いでくれました。
ご来場くださった皆さま、
ご支援くださった皆さま、
遠くから思いを寄せてくださった皆さま、心の底から、本当にありがとうございました。
■ “ふるさと” の原風景を、未来へつなぐために
― あの頃の光景を、もう一度この町に灯したい ―
このイベントのはじまりは、私自身の「ふるさと」の記憶です。
子どものころ、当たり前のようにお寺の境内で遊び、祭りの夜には笑い声と虫の音が折り重なり、柔らかい光に包まれる――
お寺にはにぎわいや語り合い、笑顔が溢れていた、そんなあの景色を、この町にもう一度取り戻したい。
地域の人には「ただいま」と言える場所を。
帰省する人には「帰る理由」を。
初めて訪れる人には「新しいふるさと」と思える場所を。
その想いを胸に、「味真野お寺びらき」は始まりました。
宗派を越えてお坊さんたちが協力し、住民有志の実行委員会が中心となって動き、地域の小さな宝たち――歴史も文化も人の営みも――に光を当て、次の世代に手渡していくための、確かな一歩となりました。
■ 想いのすべてを注ぎ、仲間とともに形にしたもの
― 走りきった先に残った“確かな手応え” ―
今回、私が描いてきた「どうしてもやりたい」景色を、実行委員会の仲間とともに形にすることができました。
来てくださった皆さんとゆっくりお話できなかったのは少し心残りですが、それ以上に「楽しかった」「また来年も来ます」「素敵なイベントです」という一言ひとことが、疲れをすべて温かく溶かしてくれるほど嬉しいものでした。
気づけば、写真を撮る間もないほど全力で駆け抜けていました。
心の底から疲れているのに、同じくらい心の底から幸せだった――そんな二日間でした。
■ 描いてきた景色を、仲間とともに創り出す
ただ願っているだけでは、景色は動かない。
だからこそ、自ら歩みを進め、資金を集め、仲間を探し、地域の方々に想いを重ね、ひとつずつ形にしてきました。
今年は心強い仲間に恵まれながらも、一人抱えた負荷”も少なくなく、正直、何度もキャパオーバーに近づきました。
それでも歩みを止めずにいられたのは、同じ志を胸にした仲間が、静かに支え続けてくれたからです。
準備の時間も、当日の緊張も、すべてを分かち合い、力を尽くしてくれた実行委員会の皆さん、ボランティアの皆さん、そして関わり寄り添ってくださった全ての方々へ——
心の底から、深く感謝申し上げます。
あなたたちと共にあった時間が、描いてきた景色に温かな現実を与えてくれました。
その余韻は、これからの一歩を照らす力になります。
本当に、ありがとうございました。
■ ご支援くださった皆さまへ、心からの感謝を込めて
今回、皆さまからお寄せいただいたご支援は▼
当初の目標金額の50万円は、下記会場の演出と広告費
・竹灯り、フラワーアレンジ装飾費
そして、ネクストゴール後のご支援は▼
・会場の演出制作(屋台・椅子テーブル・のぼり旗など)、
・そして スタッフユニフォームの制作費 として、
全額大切に活用させていただきました。
境内の温かな景色や、統一されたスタッフの姿に「温かな雰囲気で迎えてもらえた」という声を数多くいただいたのは、皆さまのお力添えがあってこそです。
ひとつひとつのご支援が、笑顔あふれる二日間をつくり、初めて訪れた方にも、この地域のぬくもりを感じてもらえる時間へとつながりました。
心より、ありがとうございました。
皆さまの想いを背に、また次の一歩を踏み出してまいります。

■ 実行にあたり担った主な業務
― イベントを支える“見えない仕事”たち ―
今回は、制作演出やお坊さん関連のプログラム以外の多くを私が担当しました。
イベントが形になるまでの裏舞台では、こんな仕事を積み重ねてきました。
【企画・申請・準備段階】
助成金・補助金申請(企画書/予算案の作成)
実行委員会「寄り合い」の召集・運営(毎週開催)
クラウドファンディングページ制作(文章構成・写真素材収集・設計)
プロジェクト全体の予算設計・管理
イベントコンセプトの整理、演出・プログラムとの整合調整
協力寺院・仏教会・出演者への依頼および調整
物販(マルシェ/キッチンカーなど)の依頼・選定・条件交渉
会場との調整・各種申請(使用許可、設備確認など)
【広報・制作】
SNS運営・広報計画
ポスター/チラシ制作・配布
メディア告知、プレスリリース作成
取材対応
【演出・運営実務】
各ゾーン(演出/プログラム/物販)の最終確認
タイムスケジュール作成・調整
音響・照明の調整
安全管理計画(導線・受付・誘導)
必要備品の手配(机椅子・看板・照明など)
会場との最終打合せ
【当日】
スタッフ配置・指示出し
受付・案内動線の設計
各プログラムの進行管理
来場者対応・トラブル対応
設営・撤去の全体管理
公式記録(写真等)の手配・管理
<これから対応するもの>
振り返り会の実施
打ち上げ会の調整
補助金報告書の作成
次年度企画の立ち上げ
撤収が終わった瞬間、力が抜けてしまうほど燃え尽きました。
でもその灰の中には、まだ小さな火種が静かに残っています。
今回の手応え、反省、そして余韻を大切に抱きながら、
その火種をまた来年につなげていきたいと思います。
■ そして今、燃え尽きた先にある“満ち足りた余白”
― また来年、この場所で ―
今、心も身体も空っぽになるほど疲れています。
それでも不思議と胸の奥はあたたかく満たされ、「この場所を残したい」という想いだけが、静かに灯っています。
この余白を抱えながら、また来年へ向けて、ゆっくり歩き出そうと思います。
今年は何度も心折れた瞬間がありましたが、それも含めて私であり、その先に私の思い描く「ふるさと」の未来があると信じています。
どうかこれからも、この地域がこのお寺が人々にひらかれた居場所であり続けますように。
また来年、お会いしましょう。
その日を、心から楽しみにしています。




















