【奨学金支援】カンボジアの子供たちの夢を守りたい

支援総額

137,000

目標金額 100,000円

支援者
26人
募集終了日
2021年1月31日

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プロジェクト本文

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子供達が夢を追い続けることが出来る環境を作ってあげたい!!


はじめまして、学生団体セカンドハンド・ユース代表の沖田竜太郎です。私は現在、香川大学に通っている大学3回生です。幼い時から漠然と途上国と呼ばれている国に行きたいと思っていたところ、大学の授業中に偶然、当団体であるセカンドハンド・ユースに出会い、活動を始めました。

 

これまで、セカンドハンド・ユースは、歴代の先輩の時代から、長年カンボジアのセンソックという地域に住んでいる学生の奨学金支援を行ってきました。今年は、専門学生1名・高校生2名・中学生3名の計6名の奨学金を支援しています。

(※当団体のホームページリンク:https://2hyouth.wixsite.com/secondhandyouth

 

しかし新型コロナウイルスが流行した今年に関しては、これまで行ってきたイベント活動・街頭募金活動が思うようにできずに、奨学金を集めることに苦悩しております。

したがって今回、目標金額を10万円に設定しクラウドファンディングを立ち上げました。

ご支援の程よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

【今回奨学金支援する6名の学生の紹介】

 

1人目 : ソリアさん

 

 

彼女は、今年18歳で専門学校に通っています。好きな教科は、数学・英語・フランス語です。将来の夢は会計士になることで、そのために専門学校に通って学習しています。また日曜日など学校がない日は、ボランティアで小学生などに勉強を教えている心優しい笑顔がとてもステキな女性です。将来の夢は何かと聞いた時に、はっきりと「立派な会計士になって、家族を養なえる女性になることなの!」と力強く言っていたことは、とても鮮明に覚えています。

 

 

2人目:ポールくん

 

 

彼は今年で、18歳の高校3年生です。好きな科目は、クメール語と数学です。将来の夢は、エンジニアになることで、そのために高校ではエンジニアに必要な学習を日々頑張っています。彼と実際に会って話していると、「自分の将来の夢に向かって努力している最中なんだ」と笑顔で言ってくれて、とても応援したい気持ちになりました。

 

 

3人目: ソポアンさん

 

 

彼女は今年で、15歳の中学3年生です。好きな科目は、クメール語と数学です。将来の夢は会計士になることです。彼女は、わたしたちとの文通では、いつもわたしたちの健康を思いやってくれて、笑顔がとても可愛い女性です。彼女は、いつも「今は高校に合格するために勉強を一生懸命しているの」と熱く語ってくれます。

 

 

4人目 : チェンダさん

 

 

彼女は今年で、15歳の中学3年生です。好きな科目は、クメール語と数学です。将来の夢は、クメール語と化学の先生になることです。彼女は、子供がとても好きな女性で、「将来は子供たちに勉強の楽しさを伝えるために教師になるの!」と元気よく教えてくれました。

 

 

5人目 : コーサム くん

 

 

彼は今年で、14歳で中学2年生です。好きな科目は、クメール語と数学です。彼に「趣味は何なの?」と聞いたところ、「僕には幼い兄弟がいて、その兄弟の子守をすることがとても好きなんだ」と話してくれました。とても心優しい素敵な子です。そんな兄弟のためにも、将来は「ITの会社で働きたい!」と力強く伝えてくれたのを今でも鮮明に覚えています。

 

 

6人目 : ヴィエスナ くん

 

 

彼は今年で、17歳の高校2年生です。好きな科目は、クメール語と数学です。将来の夢は、会社の経営者になることです。そんな壮大な夢を持つ彼は、いつもメールのやり取りでは、わたしたちの健康を気遣ってくれている思いやりのある一面もあります。またとても努力家で、「学校以外の勉強も経営者になるために毎日頑張っているんだ!」と自信を持って話してくれました。

 

 

(※6名の学生のプライバシー保護のため、今回は仮の名前を付けさせていただきました。

 写真は実際の写真です。よろしくお願い致します。)

 

 

 

【カンボジアと日本の教育状況の比較】

 

【義務教育就学率】

・日本:99.98% (※資料1) 

・カンボジア:55.7% (※資料3)

 

【高等教育進学率】

・日本:82.6%(※資料2)

・カンボジア:25.1% (※資料3)

 

 

※以下のグラフは、資料1~3を用いて作ったものです。

 

 

このようにカンボジアでは、義務教育である中学教育でさえ、きちんと卒業できるのは全体の42.6%と全体の半分にも満たず、また高等教育に至っては20.2%しか卒業できていません。(※資料3)つまりカンボジアでは、子供が十分に教育を受けていない状況にあります。

 

 

 

【カンボシアにおける新型コロナウイルスの影響】

 

さらに、カンボジアでも新型コロナウイルスの感染者は300人程とされています。(10月現在)

国内での感染者数は比較的押さえ込めている一方、経済に与えられた影響はとても深刻です。

 

工場の停止、飲食店や観光施設の閉鎖、また出稼ぎ労働国での解雇などにより、多くの人たちが失業しました。このことは、間接的にその家族へも大きな影響を与えています。

 

カンボジアでは、2020年3月から全国の学校が閉鎖され、その後教育省により国営放送などを利用したオンライン学習が提供されていたそうです。しかし、通信環境が整っていない家庭の子供たちはオンライン学習を利用できませんでした。

 

9月からは、教育省のガイドラインに従って感染防止策を取りながら段階的に学校が再開されつつあるようです。これからもこのコロナ下において学生を取り巻く環境は変化していくと思われますが、どのような状況下でも、学生たちが学校に通い続けることができるよう支援を続けていきたいと思っています。

 

(※奨学生との集合写真)

 

 

【今回支援する学生が教育を受けることができない二つの理由】


⑴両親の収入の問題

1つ目の原因は、両親の金銭的な問題です。今回奨学金支援する学生の両親は、子供が学校に行くために必要となるものを買うような十分な収入がありません。ゆえに、もし奨学金支援がなければ、『学校に行かずに家族を養うために働いてほしい』と両親から言われたと学生自身が言っていました。

 

 

⑵両親が教育の価値を理解していない

2つ目の原因は、両親が幼少期に教育を受けていない場合において、教育の価値を理解していないということです。

 

そのような親にとって、

「【教育を受ける】ことで【お金という価値】を生み出すことはない」=『教育は価値がない』

 

という考え方なのです。

 

 

ゆえに、両親から

 

【子供】は、金銭的価値を生み出さない【教育】を受けるぐらいなら、

 

      働いて,【お金を稼ぐべき】

 

と学生は言われたと話してくれました。

 

 

(※奨学生と日本のお菓子を作る様子)

 

【教育を受けたくても、受けることができない子供がいてもいいのか?】

 

今回奨学金支援する6名の学生は、上記に記載した理由によって、奨学金支援なしには「学校で教育を受けたくても受けることができない」のです。

 

人が自分で決めることができない生まれた場所や環境によって、

教育を受けたくても受けることが出来ない子供がいてもいいのでしょうか?

 

私たちは、そんな子供が存在していいはずがないと思っています。

 

(※奨学生と交流している風景)

 

【教育を受けなければ貧困からは抜け出せない】

 

上記に書いてある理由によって教育を受けることが出来なかった子供は、一般的に給料が良いとされる高度な職につくことは厳しい実情があります。つまりその子供が結婚し、子供ができても、その子供にも教育を受けさせることができない、またさせないという負の連鎖に陥ってしまうのです

 

 

つまり...

 

『教育を受けることが出来ない』=『貧困から抜け出せない』

 

 

だが、逆に言うと

 

『教育を受けることで、安定した職につける』=『その子供に教育を受けさせることができる』

 

目の前の学生が教育を受けることができることで、世代を超えて貧困をなくすことができるのです。

 

(※アンコールワットの写真)

 

 

【長年奨学金支援してきたコムさんの話】

 

『私の家族は5人兄弟でした。両親の収入もあまり多くなかったので、生活はとても苦しかった。

 

それでも7年生(日本でいう中学1年生)までは学校に通えていた。でもそれ以降は家族の生活のために、学校をやめて家の仕事の手伝いをしていた。本当は勉強がしたかったけど、お父さんに言われたからしょうがなかった。

 

私のお父さんは、幼少期に教育を受けたことがなかった人なので、教育の価値を理解していない人だった。だから私が「学校に行って勉強したい!」と言っても、「学校なんて行く必要はない!そんな暇があったら、仕事をしろ!」と繰り返し言われた。

 

「タイに出稼ぎにいかないか?」と家族から何度も勧められたが、私は幼いながらに「勉強をしなければならない」と思い、出稼ぎには行かなかった。

 

このままだと一生教育を受ける事ができず死んでしまうと思い、14歳の時に家を飛び出した。家を飛び出したはいいもののその時は、お金もなければ住む家もなかった。それでも学校に行って教育を受けたいと思った。

 

※話を聞いたコムさん

 

 

何日かは、野宿をして学校に通っていた。その後たまたまアメリカのNGOの方と出会い、無償で食事をもらえるようになり、またそこでセカンドハンド・ユースと出会った。

 

14歳から、そのアメリカのNGOの方、セカンドハンド・ユースと出会って私の人生は大きく変わった。生きるために必要なものと教育環境が整ったからだ。

 

ただいい成績を取らないと、これらの援助が外されてしまうので、そうならないように毎日必死に勉強した。また月30ドルでやりくりをしないといけなかったので、一日約1ドルの生活を大学卒業まで続けてきた。

 

しんどい時も何度もあったが、自分の夢や家族のために一生懸命頑張った

 

そして、30歳になった今現在では、妻と子供の3人で幸せに暮らしている。今はNGOで働いていて、世界各国に健全な衛生環境を提供する仕事を行っている。

 

 

今後は、自分のように環境によって教育の機会が失われている子供達を支援していこうと思っている。本当にセカンドハンド・ユースの皆さんありがとうございました。』

 

 

(※名前はプライバシーの関係で「コム」という仮の名前を付けさせていただきました。

 写真は実際の写真です。よろしくお願い致します。)

 

※話を聞いている様子(右:筆者、中央:通訳者の方、左:コムさん)

 

 

 

【子供達の夢を応援する奨学金支援の内容】


今年セカンドハンド・ユースは、専門学生1名・高校生2名・中学生3名

計6名の学生の奨学金の総額22万円(学費・有料補習代・学用品など)を集めることを目標に活動しています。

 

しかしながら今年の3月からの半年間、新型コロナウイルスの関係で思うように活動できず

奨学金もほとんど集めることが出来ませんでした。

 

ゆえに今回、支援支援額のうちの10万円(※半年分の活動で得ることが出来る金額※)をクラウドファンディングにてチャレンジすることに決めました。

ご支援のほどよろしくお願い致します!!

 

 

セカンドハンド・ユース一同

 

※去年の8月に奨学生と話している様子

 

(※何かご不明点がございましたら、以下のホームページのリンクから

  メッセージの方をお送りください。https://2hyouth.wixsite.com/secondhandyouth

 

 

【引用一覧】

※資料1:文部科学省 「学校基本調査」

※資料 2 : 文部科学省「令和元年度学校基本調査(速報値)の公表について」

※資料3:JICA-「カンボジアにおける教育と職業訓練の現状」

 

※奨学金については公益社団法人セカンドハンドの職員が直接現地に持参し、奨学生支援をしている団体KKEVのSok Phearakさんに手渡しします。新型コロナウイルスの影響で渡航が困難になった場合は、直接Sok Phearakさんへの送金を検討します。

 

 

【プロジェクト終了要項】

寄贈するもの    
奨学金

 

寄贈個数    
カンボジアセンソック地域の学生6名の1年間の奨学金

 

寄贈完了予定日    
2021年9月30日

 

寄贈先    
KKEV Cambodia
https://kkev-cambodia.org/en/kkev-home

 

その他    
※目標金額以上の金額が集まった場合に関しては、残りの奨学金支援に利用させてもらいます。

 

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プロフィール

カンボジアのセンソックという地域に住む6名の学生の奨学金支援をしています学生団体のセカンドハンド・ユースと言います!

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リターン

1,000


心からの『オークン』メール

心からの『オークン』メール

■セカンドハンド・ユースから支援してくださった方々に心からのお礼メールを送らせていただきます。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

3,000


心からの『オークンメール』

心からの『オークンメール』

■セカンドハンド・ユースから支援してくださった方々に心からのお礼メールを送らせていただきます。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

5,000


カンボジアで制作されたフェアトレード商品のプレゼント

カンボジアで制作されたフェアトレード商品のプレゼント

■セカンドハンド・ユースから支援してくださった方々に心からのお礼メールを送らせていただきます。

■セカンドハンド・ユースから、カンボジアで作られたフェアトレード商品をお送り致します。
※商品のカラーはこちらで決めさせていただきます。ご了承ください。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

5,000


心からの「オークン」メール

心からの「オークン」メール

■セカンドハンド・ユースから支援してくださった方々に心からのお礼メールを送らせていただきます。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

10,000


奨学生からの『ありがとうメール』

奨学生からの『ありがとうメール』

■セカンドハンド・ユースから支援してくださった方々に心からのお礼メールを送らせていただきます。

■セカンドハンド・ユースから、カンボジアで作られたフェアトレード商品をお送り致します。
※商品のカラーはこちらで決めさせていただきます。ご了承ください。

■セカンドハンド・ユースから、奨学生からのお礼メールを「PDF化」し、メールにてお送り致します。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

10,000


心からの「オークンメール」

心からの「オークンメール」

■セカンドハンド・ユースから支援してくださった方々に心からのお礼メールを送らせていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年10月

プロフィール

カンボジアのセンソックという地域に住む6名の学生の奨学金支援をしています学生団体のセカンドハンド・ユースと言います!

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