自分の絵を海外のお店に飾るためにニューヨークへ渡航します！

私の家は代々書家でした。
今も従兄弟が継いでいます。
私の家には 祖父の作品、伯父の隷書、父の大きな一文字作品などがあり
子供にとっては ふ〜ん。という感じで 憧れることはありませんでした。
唯一父は絵も描く人で、私の為に描いてくれたカラフルな女の子の絵が印象的でした。
その父は47歳の若さで他界しました。
そのことはこのチャレンジにも大きく影響しています。

私が36歳のとき 人生2回目のどん底が来ました。
自分の生活を守ることすらできなくなりました。
考えに考えた末、私は出家することにしました。
荷物の整理をしていたら 白いTシャツが出てきて
なぜだったのか覚えていませんが
そのTシャツに落書きをしたんです。
絵を描いたことのない私の不思議な行動でした。
それが絵を描き始めた最初の日になりました。
つづく。