ご支援・応援くださったみなさま

 

第三回目の睡眠出張講座が終了しましたので、ご報告いたします。

 

訪問先|広島県立世羅高等学校 陸上競技部

日 時|2016年9月11日

 

今回は、広島県世羅郡世羅町にある広島県立世羅高等学校陸上競技部の部員さんに向けて、上級睡眠健康指導士の三浦がお話しさせていただきました。

 

毎日の睡眠を
『脳と身体を休める睡眠(受け身の睡眠)』から、

『競技力・学力アップのために効率的な睡眠(攻める睡眠)』

に変えるコツをお伝えしました。 

 

〈写真1〉睡眠は脳や能力にダイレクトに影響する

 

 

部員さんのほとんどが寮生活ですので、就寝時間・起床時間はほぼ同じです。朝練があるため、5時には起床しています。現代の高校生はただでさえ忙しいと言われていますが、朝・夕と部活動がある彼らは、1日のうち15分を捻出することさえ大変です。

 

 

〈写真2〉睡眠の話をしたら眠くなるかな…?と思いきや、みんな真剣です。

 

 

彼らにとって一番重要なのは部活動かと思っていましたが、高校生ですから、まずは学業とのこと (そうでした)。とはいえもちろん、午前中の授業から眠気との闘いです。

 

どうしても疲れて眠くなって、授業に集中できない日もあります。とはいえ夕方からはもちろん練習、土日も大会や記録会で遠征しますので、週末の「寝だめ」もできません。

 

 

〈睡眠でここを何とかしたい!〉

①学力を上げたい(まとまった勉強の時間が取れない)

②運動のパフォーマンスを上げたい(もっと速くなりたい!)

③日中の眠気をなんとかしたい(殺人的な睡魔が毎日襲ってきます)

④とにかく時間がない(用事が多くて、睡眠時間確保も大変です)

 

 

〈写真3〉自分にとって必要な内容をすばやく書き込みます

 

 

今の環境・状況でできる方法を一緒に考えながら、以下のような内容でお伝えしました。

 

①限られた時間のなかで、睡眠の質を変える方法(ノンレム睡眠とレム睡眠を知って

 睡眠の主導権を握る)

②運動能力が向上する睡眠のタイミングを知る(そこだけは絶対眠る!)

③「試験勉強」をしなくて済むように、日頃の授業でいかに集中するか、学んだことを脳に定着(短期記憶→長期記憶)させるための勉強×睡眠セット法を知る

④昼寝の使い方(午前のプレナップ、午後のパワーナップで脳をリフレッシュ)

 

〈写真4〉睡眠に関するクイズ、みなさん積極的に手を挙げて答えてくれました。

 

 

成長期でただでさえ眠い時期+練習でいつも身体がクタクタです。「時間さえあれば眠る」というのがこれまで習慣になっている部員さんもいて、以下のような悪循環に陥っていました。

 

① 夜の睡眠の質が落ちる→

② 朝の目覚めがイマイチになる→

③ 日中は眠気でウトウトする→

④ ①に戻る

 

「睡眠もトレーニングのひとつ」と考えて、「就寝時間の●時間前までに●分昼寝」「すでに就寝時間の●時間前を切っているので、ここは眠くても我慢して起きて、夜の睡眠の質を上げる」「朝の目覚めをよくするために、15 分単位で睡眠時間を微調整。それもむずかしい場合は勉強机や洗面台のライトを点灯することで、一気に脳を目覚めさせる」など、すぐに試せる方法をお伝えしました。

 

セミナー終了後、いつもは疲れて夕方に眠ってしまう部員さんも、「なんで朝の目覚めがあんなにしんどいのか、理解できた。今日の夕方から教えてもらった睡眠法にトライしてみます!」と、効率のよい睡眠のしかたをしっかり理解してくれた様子でした。

 

他にも、リクエストにあった「試合前日の睡眠法」について、とっておきの方法もお伝えしました。 次回の記録会で、何か変化があるかな…?楽しみです。

それぞれの夢に向かって、睡眠を上手に使いながらがんばって!応援しています。

 

〈写真5〉事前アンケートを用いて、部員さんの個別相談にも対応しました。

 

 

*次回は9 月 26 日に「森の幼稚園」の保護者さまにお話しさせていただきます。

ご報告、ぜひ楽しみにしていてください。

 

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