ネクストゴールは「支援数１０００」！！！

私たちは最後まで全力で走りぬきます！

　これからのプロジェクトの進め方について、関係メンバーで打ち合わせを行いました。早々に目標を達成できたことで、非常にうれしく贅沢なタイミングで、ただ、これからの歩き方を考えたとき、なかなかに悩ましい打ち合わせでした。

　まずは、和太鼓にすべての力を振り絞るのと同じように、このプロジェクトにおいても、12月5日の最終日まで全力で走り切ること、この一番大事なことを確認し合いました。

 

１０００人の方に演奏動画を観てほしい！

　問題はネクストゴールのことです。最初に立てた150万円という目標に続くものは、どうしても「金額」ではない気がしていたのです。

　やりたいことはシンプルで２つだけ。

　ひとつは壊れた太鼓を直したい。

　もうひとつは、その太鼓での演奏をたくさんの人に観てほしい。

　ならば、太鼓の演奏を大勢の方に…１０００人の方に届けよう、ということになりました。クラウドファンディングとしては異例になるかもしれませんが

『支援数１０００』

ということを次の目標にしたいと思います。

　そういう視点で見ますと、現在の進捗は１３％です。まだまだ駆け出しのプロジェクトなのです。

 

増えたご支援はさらなる太鼓の修繕に

　共鳴の輪を広げていくことは、結果的に支援金額の増加につながります。

　それはありがたく、さらなる太鼓の修繕に使わせていただくことを基本にしたいと考えています。

　長信田太鼓には２０台以上の太鼓があります。どれも、使わなくなって眠っていたのを譲り受けたものばかりで、とても古くなっています。

　穴が空いた６台はこれまでのご支援金で修繕できますが、それ以外のものも相当に傷んでいます。中には、胴（筐体）自体が限界になっているものもあります。順次そういうことに使わせてください。

 

　これまでの、そしてこれからの皆様のお気持ちに、どのように向き合うことが誠実と言えるのか。

　１２月５日が終わりではありません。修繕した太鼓をご披露し、その演奏をお届けするまでの長い道のりを考えたとき、次の目標に何を掲げるべきか。

　長信田太鼓を未来に残し、次の世代にバトンを渡していくとき、今、私たちにできることは何か。

　なによりも長信田太鼓の若者たちの成長や自立にこのプロジェクトをどう活かしていけばよいのか。

　さらには、長信田太鼓の当事者だけでなく、不登校やひきこもりなどで苦しむ全国の仲間やご家族にお届けできるメッセージがあるのではないか。

　そういうことを考えながら出した結論です。

　どうか、私たちの、そして若者たちの挑戦へのご理解とご支援を、最後までよろしくお願いいたします。

 

長信田太鼓応援プロジェクト実行委員会　代表　山本　智