応援メッセージを頂きました【吉村 司様】

私が尊敬する方の一人、吉村司さん。初めはSonyの方、ということでお知り合いになりましたが、どうもそれだけでは括れない人物。。

「新技術とビジネスの間に横たわる死の谷（Death Valley）を埋めることを目指している」という…、（私が知っているのは、アフリカで自然エネルギーをつかったサッカーのパブリックビューイングを成功させた方ということ。）大学での授業や講演会などもされています。

吉村さんのFacebookを覗くと、いつも呑んでいます 笑

でもただのんだくれているのではなくw、そこでどれだけの人と人が繋がり、新しいものが生まれているか…吉村さんのまわりには自然とすご～い人が集まってくるのです。「今日も呑んでいる」から始まる膨大な数の投稿。本になる日が楽しみ。

紀元前からある原始的な楽器をただ黙々と弾いている私には逆立ちしてもできないことをされている方。

そんな方がつぶやいてくださいました。。

 

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石丸由佳氏。

私が尊敬しているアーティスト。

氏が中学生の時、地元新潟にできたホールでパイプオルガン体験会、実際に弾かせてもらう機会があったそうだ。その音に魅せられ、練習開始、東京芸大後、2010年、第22回シャルトル国際オルガンコンクールで優勝した。

　日本にはパイプオルガンの日常はない。しかしヨーロッパには多くの教会がありオルガンの音は日常である。オルガニストとしての稼働拠点はヨーロッパとするのが当然だ、生活は安定する。しかし石丸さんは日本で活動したいと帰ってきてしまった！無茶だ、生活できない。何故日本なのか？それは氏の中学生時代の原体験が帰国を決断させたからなのだ。

　実は日本にも殆どの県でパイプオルガンを装備するホールがあるそうだ。メンテもされず、演奏されることも希なオルガンも多いと言う。地元にパイプオルガンがある事を子供らは知らない。「だから、私は全国のオルガンを弾きに行き、地元の子供達にパイプオルガンの素晴らしさを体験してもらいたい、私がそうであったように、。」

くー、泣ける。それが帰国の理由なのだ。

　私はサントリーホールでホルストの「惑星」を聞かせてもらった。石丸さんの細い指が鍵盤上を走り、数千本のパイプから空間を圧する音が満ちた。それを聞いて、私はひらめいた。同じく新潟の「鬼太鼓座」とのセッションを。分厚い男達の腕がぶっ叩く太鼓サウンドとのセッションだ！しかし総務省からお金がでなかった。楽譜にするのもお金がかかることを私は知った。どなたか「惑星」「太鼓」の楽譜できる人いませんか？お礼に私と吞みましょう。(笑)インタビュー記事も書きますぜ。

さて、石丸さんは今てんぱっている。譲り受けたパイプオルガンをどうするかなのだ。

　そこでクラウドファンディングを始めた。音楽を体感する為の環境はお金がかかるものだ。石丸さんには我欲がない。生き様に応援したいと思い、この原稿を書く。

写真：福島市音楽堂　2017

撮影：吉村司

クラウドファンディング↓

https://readyfor.jp/projects/Kokopelli-Organ