きっちゃん戻ってきました！！！

夜中の2時頃…ついに、ついに、きっちゃんが無事に帰ってきました！！！

 

この2日間、捕獲器に入ってくれなくて、正直とても不安でした。

 

以前に捕獲器で捕まったので、捕まることに警戒しているんだろうなと思い、どうしようかと悩んでいました。

 

でも、何かしなければ、きっちゃんはこのまま外でさまよってしまう…とにかく無事に帰ってきてほしい一心で、少し不用心ではありましたが、

思い切って玄関を開けっぱなしにして待つ作戦に切り替えることにしました。

 

私の家は、玄関を入るとすぐ左にトイレがあるのですがそこにご飯を置いて、ひたすら車の中でじっと待ちました。

（右側にも扉があるのですがそこを開けると家猫ミッケが出てしまう可能性があるので開けれませんでした）

 

２１時頃からずっと見張っていたのですが、２３時頃にようやく、きっちゃんが玄関周りに現れて、置いていた煮干しをパクパク食べ始めました。

 

心臓がバクバクで、何とか玄関の中に入ってくれないかなと見守っていると、ついにゆっくりと玄関へ！

その瞬間、心の中で「やった！」と叫びました。

 

玄関の鏡に映った自分の姿をじーっと見ていて車の中にいる私と目が合ってしまった気がして、ドキッとしました。

「やばい、これで逃げたらどうしよう」と胸が苦しくなり、焦りが募りました。

きっちゃんはそのまま玄関を上がってトイレの奥へ向かい、私は車の中でドアをそっと開けて待機していました。

 

でも、焦っていた私は、つい音を立ててしまい、靴の音で「カチッ」と響いてしまいきっちゃんは敏感に反応して、すぐに逃げてしまいました…。

 

ショックだったのですがもう一度仕切り直そうと思い、今度は靴を脱いで、音を立てないように靴下でそろそろと歩く準備をして、また車で待機。

 

心臓がバクバクで、時間が経つほど不安が募って、足が痺れてきたり、汗が止まらなかったりしましたが、きっちゃんが再び現れるまでじっと待ち続けました。

すると、夜中の2時頃…！ついに、きっちゃんがまた玄関に姿を見せ、再び煮干しを食べながら、ゆっくりとトイレの奥まで進んでいき、今度こそチャンスが来た！と思いました。

 

ドアの方へ少しずつ近づいて、息を凝らしながら、そーっと玄関の扉を閉めました。その瞬間、きっちゃんが後ろに大きくジャンプして驚いてしまい、まるで映画の一場面のようでした（笑）。

 

でも、今度は逃がさなかった…その瞬間、本当に胸がいっぱいになって、涙があふれてきました。

 

こうして無事に捕まえられたことが信じられなくて、感激しました。

 

きっちゃんは外が楽しかったようで、家に帰ってきて最初はご機嫌斜めでしたが、もう一匹のきっちゃん大好きミッケは、きっちゃんが帰ってきたことに気づいて喜んでいました。

いなくなってからご飯も食べずにずっと鳴いて探していたので、再会した瞬間、また涙が出ました。

この3日間、心配でたまらなかったのですが、こうしてきっちゃんを無事に迎えられたのも、皆様が「大丈夫！」「きっちゃんは帰ってくるよ！」と温かい言葉をかけてくださったおかげです。

 

本当にありがとうございました。皆様の応援に支えられて、私はこうしてきっちゃんを無事に連れ戻すことができました。

 

本当にありがとうございます。これからも大事にきっちゃんやミッケ、母猫、子猫、外猫たちを見守っていきます。