プロジェクト概要

近江日野商人が築いたこの町なみを、風情を後世に残すため
この町にしかない『桟敷窓』を守りたい!

 

はじめまして、日野まちなみ保全会 事務局長のモーア・オースティンです。私は、約16年前、古民家を探していた際、初めて日野町に足を入れました。町の立派な建築、豊富な自然及び日野商人の“倹約”精神に憧れて、第二の故郷にしようとしました。そんな私が事務局長を務める日野まちなみ保全会が存在する意義は『近江日野商人が築いた日野町の住文化を後世に残す』ことにあります。


「町並み保全の啓発活動」「ベンガラ塗り直し事業」「観光ルートの美化活動」などの活動を日々行っていますが、今回は、近江日野商人宅の桟敷窓のある土塀を崩落の危機から守る!」ために、皆さんにご協力いただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。日本でもこの地域にしかない『桟敷窓』、そしてその中でも昔ながらの重厚さが残る土塀を後世に残していきたい!しかし、多額な費用がかかるため、公的資金を受けていないため、どうしても資金が不足してしまいます。

 

どうか皆さん、ご協力いただけないでしょうか。

 

 

「三方よし」近江日野商人の想い
地域活性を図る「日野祭」を十二分に楽しむために

「桟敷窓」が生まれました

 

日野町は、近江日野商人が生まれた・築き上げた場所であり、日本で唯一桟敷窓(さじきまど)がいまだ存在する町です。この桟敷窓は、近江日野商人の思想が詰まり、形になったものといえるでしょう。ご存じのとおり、近江日野商人の根底には『三方よし』という思想があります。『買い手よし、売り手よし、世間よし』と、自分たちだけの利を追求するのではなく、相手、そして地域や後世すらも大事にしようというものです。

 

その地域や後世を大事にする姿勢が表れたひとつが、800年以上の歴史の中で進化し続けた豪華絢爛な「日野祭り」です。彼らは質素倹約に徹しながらも、地域を盛り上げる日野祭りには、惜しまずお金を使いました。そしてそのお祭りを十二分に楽しむために作られたのが、「桟敷窓」なのです。

 

桟敷窓から見る祭行列

 

定期修繕の限界
危機に晒されている風情あふれる「桟敷窓」

 

今回のプロジェクトの舞台は、「近江日野商人」の思想が脈々と受け継がれた「西田礼三邸」。この屋敷は、1830年に建てられて以来、後世により良いものを残そうと、50年かけて増築を繰り返された屋敷です。約360坪におよぶ伝統的なこの屋敷を保存するために私たちが動き出したのは、2014年のこと。以来、1年余りの間、定期的な維持活動を行ってきましたが、今、この屋敷の大きな特徴である『桟敷窓』のある土塀が危機に晒されています。

 

~土塀の現状~
木製の土台や柱などの木枠に支えられた粘土でできた壁面は、上半分は漆喰、下半分は杉板張りになっています。建てられてから100年以上の時を経てきたこの壁ですが、木製の土台や柱は酷く腐食された状態にあります。角の柱にいたっては、針金で近くにある木の幹に固定されていて、かろうじて倒れるのを防いでいるのが現状なのです。

 

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現在の土塀
崩れかける土塀


今ある魅力を後世に残すために

大規模な工事、多額の費用が必要です

 

定期的に修繕を図っているとはいっても、さすがに土塀の補修までは私たちだけではできません。しかし、専門家に頼むと必要になる金額は当然のごとく大きくなってしまいます。そこで、今回のクラウドファンディングへの挑戦プロジェクトが立ち上がったのです。

 

<工事内容>
❖step.1 塀の屋根瓦の除去
❖step.2 塀の下半分を覆っている木製の腰板の取り外し
❖step.3 9本の柱をジャッキで持ち上げる
❖step.4 腐った土台の除去と取り替え
❖step.5 9本の柱の基部へ、新しい木材を重ね継ぐ
❖step.6 必要に応じて壁の竹や壁土の修理
❖step.7 使用不能な木製腰板の取り替え
❖step.8 塀の上半分の漆喰の塗り直し
❖step.9 可能な限り元の瓦を使った葺き直し

 

一から作り直しては意味がありません。今あるものを極力残しながら改修することを念頭に置き、過去から未来へのその想いをつないでいきたい!そう考えています。

 

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土塀再生工事の設計図

支えてもなお崩壊の危機にあります


日本が生んだ、地域に根付く文化を風情を残す

今を生きる私たちの責任を全うしたい

 

近江日野商人が築いたこの町並み。800年の歴史ある日野祭り。そしてどんどん少なくなっていく「桟敷窓のある塀」。特に、今回再生しようとしているのは、昔ながらの重厚な風情が溢れる数少ない桟敷窓なのです。

 

利便性・効率化・最適化と時代は進んでいますが、それがすべてのことに当てはまるとは思いません。日本が生んだ、地域に根付く、風情・情緒・文化・資産を後世に残していくことがいまを生きる私たちの責任であると考えます。

 

しかし、悔しいことに私たちの力だけでは限界があります。どうか皆さんお手を貸していただけないでしょうか。

 

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日野の町並みを守りたい。
どうかよろしくお願いします。

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

ご支援いただいた97万円は、桟敷窓のあるこの土塀を再生させるための工事費用に充てさせていただきます。

 

◇◆◇リターンのご紹介◇◆◇

▶完成式ご招待

完成式では、古民家と桟敷窓の趣を感じていただけるお祝いとおもてなしをさせていただきます。

 

▶2018年日野町家落語寄席の入場券

毎年2~3月にかけて開催される「日野ひなまつり紀行」のイベントの1つである「町家落語寄席」にご招待します。(2018年2月25日予定) 

 

▶日野「ベンガラ塗り体験」

昔から日野の町家で塗られているベンガラを、実際に町家に塗っていただく体験にご招待します。

 

▶近江日野商人ふるさと館「ふるさと御膳」

近江日野商人の本宅の座敷にて、日野町の伝統料理の「鯛そーめん」や地元産にこだわった手作りのお膳料理を楽しんでいただきます。

 

▶日野町並みのオリジナルイラストカード(3枚セット)

日野独特の風景でもある桟敷窓が並ぶ昔ながらの町並みが今も残り、どこかなつかしさを感じる日野を描いたイラストカードです。

 

▶日野塗り箸

日野は、江戸時代、近江日野商人の行商の主力商品として、全国的にも知られた漆器の大産地でした。現在に甦った日野椀の技術を生かし、粘りがあり、折れにくく、漆をよく吸い込むサクラを材に、口当たりがツルっとした漆の口当たりのまま滑らないお箸です。

 

▶近江日野のお米

近江盆地の中でも山間地に位置する日野町は、昼夜の寒暖差が大きく美味しいお米が育つ地域です。鈴鹿山系綿向山麓の自然のきれいな水で栽培した安心のお米です。

※お写真はイメージ図です

 

▶日野町内の非公開(旧)商人屋敷のプライベートご案内

実際に今生活されている非公開の近江日野商人本宅で、あなたのためだけに、見学とくつろぎの時間を提供します。

 

▶日野菜漬け

約500年前に日野町鎌掛(かいがけ)で発見されて以来、全国へ広がった「日野菜漬け(桜漬け)」。500年の歴史を持つ近江日野産の日野菜漬けです。

 

▶日野の地酒

千利休の高弟だった蒲生氏郷公が茶の湯に使った湧水「若草清水」。その清らかな山水(地下水)と地元日野米を使い、手間と愛情をかけた逸品です。

 

▶日野椀

「日野椀の 色に咲きたる 椿かな」与謝 蕪村に詠われた日野椀は、木地は国産ケヤキで漆塗りは全く自然の素材で、安心して末永くご愛用いただけます。

 

▶近江牛味噌漬け

地元日野町の牧場で、大切に長期飼育された近江日野牛。最高級との評価に恥じない自慢の味をお届けします。※イメージ画像で味噌漬けではないお肉です

 

▶日野祭に桟敷窓から祭行列を見ながらの食事招待

800年以上の歴史をもつ日野祭では、16基の曳山と3基の神輿が本町通りを巡行し、それを桟敷窓越に見物しながら鯛そーめんなどの祭り料理を楽しみます。そんな体験にご招待します。

 


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