成立

親から放棄され希望を失った子どもたちに、学校を卒業させたい！

佐藤陽介

支援総額

957,000円

目標金額 570,000円

支援者: 46人

募集終了日: 2018年1月19日

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2017年12月09日 15:44

ウガンダ人との活動ってどんな感じ？

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私は今、ウガンダ人であるモーゼスとともにSAVOの活動をしています。
ウガンダの人と活動をするって、どんな感じなんだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。今日は、ウガンダ人との活動について少し書きたいと思います。

私が、日本人とウガンダ人で違うなと思うのは、ウガンダ人は計画を立てるとき、とにかく大きな（壮大なといってもいい）計画をぶち上げるのが好きということです。私なんか、「こんなの到底無理、考えるまでもない」と思うようなことでも、とにかく計画として紙に書きます。それはきっちり章で構成されており、まず目的があり、次に計画概要があり・・・といった感じ。ただし、それを実現する方法がほとんど書かれていなかったりします。

私たちが活動を始めた初期のころは、私はそうした計画に驚き、計画が壮大すぎてリスクが高いこと、実現の方法が見えないことなどを、1つ1つ指摘したものです。でもそのうちわかってきました。彼らもそれが本当に実現できるものとは思っていないことを。彼らは大きな計画をぶち上げるという性分なんだということを理解してからは、私はそうした計画を読み流し、「それで具体的にはどうする？」と聞くようにしました。

そういうウガンダ人の性分は、夢見がちで実現性がないというよくない面も確かにありますが、活動をするうえでよい面も多分にあると私は思っています。それは、たとえ困難な活動でも、大きな目標があればそれに向かって少しずつでも進んでいくことができるからです。

私たち日本人は、まず実現の方法を考えてしまうものですが、現実的なことばかり考えていては、活動なんてできません。モーゼスはもとストリートチルドレンの青年であり、決して裕福ではありません。普通なら他人を助ける余裕なんてないはずです。でも彼は、自分と同じ境遇の子どもたちのために何かしたいという強い信念だけで、活動を広げてきました。もちろん私はじめ日本の方々の支援もあったからですが、彼はFacebookなどのSNSを駆使して、アメリカやヨーロッパの人々の寄付も集めながら、活動を大きくしてきました。

こうしたことができたのは、やはり彼の夢があったからだと思います。最初は戸惑ったウガンダ人の「壮大な夢」。今後も私は、時々たずなを引きながら、その夢に付き合っていこうと思います。