私たちは、2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う原子力発電所事故の影響により心身的なストレスを受けている福島県の子どもたちに、思いっきり学んで遊んでもらう機会を提供する「アカデミーキャンプ」というプログラムを、2011年8月から開催してきました。

 このキャンプを通じて、私たちが子どもたちから学んだことがあります。

 開始当初、アカデミーキャンプは「福島の子どもたちに笑顔を」をスローガンに活動してきました。これはキャンプの企画・運営者である私たち(大人たち)がホスト役になって、ゲストである子どもたちに何かを“与える”という発想が根底にありました。

 ありがたいことに参加した子どもたちから「楽しかった!」「また来たい!」という感想が寄せられていますが、それと同等もしくはそれ以上に大きな反響が出ているのは、講師役となった大学教員・企業の方・アーティストからです。

 「とても刺激になった!」「うまくいかなかったことを改善して、リベンジしたい!」

 キャンプに参加してくれた子どもたちが、ありのままの感想・反応を示すことで、大人たちの気持ちを変える力を発揮していたと言えるでしょう。

 こうした経験を通じ、アカデミーキャンプでは「世界を変える力を、子どもたちに」というスローガンを掲げるようになりました。

そして今年、子どもたちが文字通りの“世界”に触れる機会として、海外でのアカデミーキャンプを開催することとなりました。

福島の子どもたちが国境を超えて、自分たちと大きく異る常識や世界観を持っている台湾の同世代と交流することで、どのような「世界を変える力」を発揮するのか。

その舞台づくりに向け、皆様のご支援をお願いします。

 

☆ 写真は「アカデミーキャンプ2012夏」で開催された「即興演劇ワークショップ」より。子どもたちの本気が、大人を本気に変えていきました。

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