星や惑星は星間ガスから生まれます。星間ガスは広く薄く広がっていますが、その星間ガスの中でも少し濃いところはかたまりになっていて空にある雲のような感じなので「星間雲」と呼ばれます。

 星間雲は図(a)のように自分自身の重力で縮まろうとし、中心に集まろうとします。一方星間雲はわずかながら回転しています。その回転は収縮とともに速くなります。角運動量を保存するからです。スケーターが腕を横に伸ばしているときは回転は遅いですが、腕を縮めて体に近づけると回転(スピン)が速くなるのと同じです。図(b)のように星間雲がある軸の周りに回転していると、その回転軸に垂直方向に遠心力が働き、外向きの力を受けます。星間雲中のガスが重力と遠心力を同時に受けると、その合力は図(b)の赤い矢印のように中心方向から少しずれた方向を向きます。その方向にガスが集まってくるわけです。

 その結果、図(c)のように円盤状の非常に密度の高いガスのかたまりができます。特に密度の高い中心で高密度高温になって星が誕生します。その外側にある回転円盤ではガスだけではなく非常に小さな固体微粒子(ダスト)が混ざっています。それが数千万年から1億年ぐらいかかって衝突合体を起こして惑星を形成します。したがって惑星は太陽系のように同一平面上を同じ方向に公転しているわけです。

 このようにしてガスから星や惑星が誕生すると考えられています。

新着情報一覧へ