在来作物を再び沖縄の「ありきたり」へ。沖縄在来研究所の挑戦

在来作物を再び沖縄の「ありきたり」へ。沖縄在来研究所の挑戦
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は1月31日(金)午後11:00までです。

支援総額

1,267,000

NEXT GOAL 2,000,000円 (第一目標金額 1,000,000円)

126%
支援者
109人
残り
6日

応援コメント
村上瑠菜
村上瑠菜20時間前由記!応援してるよ! 沖縄に行ったら由記の野菜食べさせて!由記!応援してるよ! 沖縄に行ったら由記の野菜食べさせて!
支援募集終了日までに集まった支援金をプロジェクト実行者は受け取ります(All-or-Nothing方式)。支援募集は1月31日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

【1月16日追記:ネクストゴールにチャレンジします!】

 

いつも私たちのプロジェクトを応援してくださってありがとうございます。

 

12月3日に公開した本プロジェクトは、1月15日に第一目標である100万円を達成することができました。 本当にたくさんの方々に温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。

 

このクラウドファンディングは1月31日23時まで続きます。 残りわずかな期間とはなりますが、1人でも多くの方にこのプロジェクトを知っていただき、一緒に沖縄の農業の未来を作っていく仲間になっていただきたい、そんな願いを込めてネクストゴールに挑戦することにいたしました。

 

ネクストゴールは200万円。200人の方と繋がることが目標です。

 

失われつつある沖縄の在来作物を復活・普及させ、沖縄の食卓にとって再び「ありきたり」な存在にしていくために、私たちは挑戦を続けていきます。

 

なお、いただいたご支援に関してはさらなる在来作物の栽培研究や委託栽培の費用に充てさせていただきます。

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

どうぞ最後まで応援・ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

自己紹介

 

皆様こんにちは!沖縄在来研究所(おきなわありきたりけんきゅうじょ)の名嘉眞 由記です。

 

「在来」と書いて「ありきたり」と読みます。

 

名嘉眞 由記

 

私は、【在来作物を再び”ありきたり”な存在に】というミッションを掲げ、沖縄の在来作物(ざいらいさくもつ)の調査研究・普及のための生産販売活動を行うことを目的とし沖縄在来研究所を設立しました。

 

在来作物とは、世代を超えて長年栽培されてきたその地域ならではの農作物のことです。そんな沖縄各地の在来作物は今、時代や生活様式、農業のあり方の変化などにより、消滅の危機にあります。

 

在来作物は地域の食文化はもちろん、沖縄の伝統文化や暮らし、芸能、そして歴史とも深く関わりを持っていて、まさに沖縄のアイデンティティそのものであり、地域の宝です。

 

私たちは、失われつつある沖縄の在来作物を復活・普及させ、沖縄の食卓にとって再び「ありきたり」な存在にしていくことで、多様性溢れる持続可能で強い沖縄の農業の実現を目指すために、この事業を立ち上げました。

 

沖縄在来研究所(おきなわありきたりけんきゅうじょ)について

沖縄在来研究所ロゴ

私たち沖縄在来研究所は、以下のような活動をしています。

 

1)在来作物の収集・保存・調査

 

離島も含めた沖縄各地に実際に足を運び、文献や聞き取りの情報などをもとに収集調査を行います。

 

種の収集はとてもデリケートな調査なので、栽培者の方とたくさんお話をすることでその種への想いを理解するところからはじまります。

 

実際に在来作物に出会うことができたら(出会えないことも多々あります・・・)、私たちの活動に賛同してくださる皆様から後継者のいない在来作物の種を中心に分けていただき、大切に持ち帰ります。

 

その後自社圃場にて、その在来作物の特徴を明らかにしたり、適した栽培方法などを見つけるべく、試験栽培を行います。また、収穫後どのように市場に流通させられるのかを考えるのも、消費していただくという観点で大切にしています。

 

 

2)在来作物の栽培体系の確立と栽培委託

 

試験栽培の結果、流通に乗せることができそうな在来作物から栽培体系の確立と種苗増殖を行います。そして、実際の販売に向けて沖縄県内の農家さんに栽培を委託していきます。

 

ここでは在来作物の生産を経済栽培として成り立たせることを大切にしています。一緒に大きな挑戦して下さる農家さんのご協力も頂きながら、在来作物の生産体制を整えていきます。

 

 

3)在来作物の販売・ブランディング

 

農家さんに栽培を委託した在来作物が収穫されたら、それを買い取り、販売していきます。

 

在来作物が消滅の危機にあるのには、形が揃わない・収穫量が少ない・食文化の変化で食べる人が減ってしまったなど、様々な理由があります。品種改良された農作物と比べるとやはり、劣ると評価されてしまう部分も多いのかもしれません。

 

なので、個性豊かな在来作物を受け入れることができる市場を作るために、まずは沖縄県内のお客様を中心に在来作物の存在意義や魅力、歴史、美味しさを伝えることから始めています。

 

在来作物の販路の開拓も沖縄在来研究所の大切な仕事です。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

まず、私が農業の世界に入るきっかけとなったお話をさせてください。

 

 

私が高校生の頃、学校である方の講演がありました。

 

その方とは、バイオベンチャー「株式会社ユーグレナ」を創業した出雲充さん。

 

環境問題や食糧問題に幼い頃から関心のあった私は、株式会社ユーグレナがミドリムシの大量培養技術を核に、世界の食料問題、エネルギー問題に取り組むお話を直接お聞きし、「ミドリムシで世界を救う」という出雲社長の強い想いに大きく心を動かされました。

 

この講演会をきっかけに「私も農業で世界を救いたい!」と思い、大学から農学の道に進むことを決めました。

 

大学の農学部進学後、インドネシアとの交流プログラムに参加し、現地の農村に滞在しました。

 

当時のインドネシアの農業では農薬や化学肥料を使用することを推進していましたが、その中でたった一人「村の環境と子供の未来のために有機栽培をしていきたい」という農家さんと出会いました。

 

そんな彼から「日本の農業技術をもっと教えて欲しい」とたくさんの質問を受けました。

 

 

インドネシアでの農作業
インドネシアでの農作業

 

しかし当時の私はまだそこまでの知識がなく、全く答えられない自分に悔しさと歯痒さを覚えました。

 

この経験をきっかけに、

 

「想いを持った農家さんの力になれるような、現場を知っている人になりたい」

 

という思いを強くし、大学卒業後、地元の沖縄で農業をする決意を固めたのです。

 

 

沖縄の在来作物との出会い

 

地元で農業をしようと思い沖縄へ戻ったものの、農業関係の知り合いが全くいない状態からのスタートでした。

 

知り合いから人づてで農業をしている方を紹介してもらう中で、初めて「在来作物」という言葉に出会い、沖縄の各地域で守り継がれてきた在来作物の種が消失の危機にあることを知りました。

 

それから様々な活動に参加してみたり、農家さんと意見交換をしたり、在来作物について知識を深めていく中で、

 

「在来作物の収集や研究、そして継承していくためには、その活動を支える何か持続可能な仕組みが必要だ」

 

と考えるようになりました。

 

それから様々な事例を参考にしながら仕組みの研究から行い、沖縄在来研究所を設立。

 

在来作物の収集だけではなく栽培方法の研究も行い、農家さんへの栽培の委託、買取販売をする事業を立ち上げました。

 

 

沖縄の農業の課題と在来作物で目指す未来

 

(課題)低い食料自給率

 

沖縄県の食料自給率を農水省のホームページで見てみたところ、令和元年時点で34%でした。

 

日本全体の食料自給率は38%なので平均に近いですが、例えば鹿児島県では78%、北海道に至っては218%とのこと。

 

沖縄県の農産物出荷額で見ると、サトウキビや果物などが常に上位を締めています。主食となる穀物や野菜がまだまだ少ないのが現状です。

 

沖縄食料自給率
出典:農林水産省「都道府県の農林水産業の概要(令和5年版)」

 

昔は沖縄各地に本当にいろんな在来作物(野菜や穀物)がありました。しかし、今は地域独自の栽培作物の多様性が畑から消えている現状です。

 

遺伝資源の多様性を失うことは、未来の農業の可能性や選択肢を失うことにつながってしまう恐れがあります。

 

 

目指す農業の未来

 

私たち沖縄在来研究所は、在来作物の復活により沖縄の農業の多様性をさらに豊かにすることで、持続可能でもっと強い、沖縄の農業の実現を目指します。

 

在来作物が再び「ありきたり」になることで沖縄で栽培できる品目が増え、必然的に種の自給にも繋がる。その取り組みが大きくなっていくことで農家さんも沖縄県も自立した”もっと強い”農業に近づけるのではないかと考えています。

 

沖縄の環境に適応してきた在来作物を旬の時期に育て、地域の人が消費することは、環境的にも負荷が少なく、持続可能な農業にもつながります。

 

持続可能で本当の意味で自立した沖縄の農業と食の実現を目指していきます。

 

 

また、在来作物の継承はその作物に紐付く伝統文化の継承と保全にも繋がります。そのような食の伝統文化は、現代社会では観光資源として経済的にも価値があります。

 

在来作物を「ありきたり」にすることで、沖縄の農業の自立の足がけとなるような持続可能で強い農業の実現を目指す。さらに伝統文化の継承にも繋がり、経済的にも価値あるものとすることができます。

沖縄在来研究所が目指す沖縄の農業の形
私たちが目指す、沖縄の農業の形

 

私たちが目指す沖縄の農業の未来を実現するために、二つの側面からまずは取り組んでいきます。

 

 

プロジェクトの内容

 

1)沖縄の在来作物を再び「ありきたり」にして沖縄の食卓に。

 

在来作物を再び”ありきたり”な存在に。様々な沖縄の在来作物を扱う自社ブランド

 

「沖縄在来(ありきたり)ブランド」

 

を立ち上げました。

沖縄ありきたりブランド

当ブランドでは、実際に在来作物の収集・調査を行い、種苗増殖を経て県内の農家さんと経済栽培を目指し、生産されたものを扱います。

 

その「沖縄在来(ありきたり)」ブランド第一号の作物が、在来のさつまいも「みやななご」です。

 

みやななご

 

みやななごの正式名称は「宮農七号(みやのうななごう)」

 

1947年に宮古島政府産業試験場で垣花実記氏によって育成されました。戦後すぐの食糧難の中で栽培され、県民の食生活を支えてきましたが、近年の沖縄県では加工用紅芋品種が普及したこともあって栽培が途絶えてしまい、消滅したと考えられていました。

 

しかし2017年10月、竹富町の黒島にて奇跡的に発見されました。なんと残っていたのは民家の畑の一角で生き延びていた一株のみ。現地に住む女性(当時84歳)が数年前まで栽培していたものでした。

 

発見当時のみやななご
発見当時のみやななご

 

女性は「宮農七号はいっぱい収穫でき、甘くて美味しかった」と語っていました。黒島では「みやななご」と呼ばれており、「宮農七号が変化した呼び名ではないか」と推測されています。

 

沖縄在来研究所では、みやななごの栽培時期からこだわり、じっくり一ヶ月熟成させ、しっとりとお芋らしい甘さに仕上げてから出荷します。いも好きに一度は食べて頂きたい、飽きのこないコクのある美味しさです。

 

みやななごの焼き芋
みやななごの焼き芋

 

まずは「沖縄在来(ありきたり)」ブランド第一号の作物として、この「みやななご」を販売していきます!

 

 

また、みやななご以外にも、現在は大豆、そら豆、ササゲ、うずら豆などの在来作物の栽培方法を研究中です。沖縄の農業がもっと多様性豊かな、沖縄らしさが溢れることを目指しています。

 

 

2)新しい”ありきたり”で目指す、もっと強く、持続可能な沖縄の農業

 

 

沖縄県における持続可能な紅いも産業の発展の実現を目指し、

 

沖縄ブランド紅いも「てぃんぬ紫®︎」プロジェクトを立ち上げます。

 

沖縄の紅いも産業が抱える課題として、県内で生産される紅いもの多くは販路の大部分を加工原料に依存しています。また、現在出回っている加工用紅芋の品種は、食味がそのままの食用には不向きです。

 

 

そこで、沖縄紅いもブランド「てぃんぬ紫®︎」を立ち上げ、焼き芋で食べても美味しい紅芋を栽培し、青果市場で県産の美味しい紅いもの販売流通の仕組みを作っていきます。

(※てぃんぬ紫®︎は沖縄在来研究所の登録商標です。)

 

てぃんぬ紫の焼き芋
てぃんぬ紫®︎の焼き芋

 

私たちが作りたいのは、ただの沖縄紅いもブランドではありません。

 

ていんぬ紫®ブランドでは、食味の優れる多様な紅いも品種を扱うことで、農家さんの栽培品種と販路の選択肢を増やし、沖縄の紅いも産業が抱える課題にアプローチしていきます。小さく新しい取り組みから、より持続可能で強い沖縄の農業を実現していきます。

 

 

賛同して協力してくれている農家さんの紹介

 

沖縄北部で農家をされている、浦崎直哉さん。

 

沖縄北部で農家をされている、浦崎直哉さん。

みやななご、てぃんぬ紫®︎、その他の在来作物を栽培してくださっています。

 

【浦崎直哉さんからの応援メッセージ】

 

由記さんとは、沖縄の古いかんしょの品種「みやななご」を復活させるイベントでの出会いからスタートしました。

 

「みやななご」のことを沖縄でもっと知ってもらいたい、生産者を増やしてつないでいきたい、という由記さんの熱い想いに私も心を動かされ、栽培してみようと思いました。

 

そして生産するところからたくさんの方々に喜んで食べてもらうためには、どのように進めていくのがいいのか、アイデアを出し合いながら試行錯誤を重ねていきました。その結果、たくさんの方々に食べていただき、嬉しい評価もいただきました。

 

そうしたお付き合いをしていく中で感じていることは、由記さんの熱い想いと行動力のすごさ、何よりも誠実で丁寧な人柄の良さです。由記さんとなら新しいことにも恐れずにチャレンジ出来る。

 

そしてそのチャレンジ一つ一つが沖縄らしい豊かさにつながっていくと信じています。

みなさんのあたたかい応援、ご支援をよろしくお願いします!

 

 

なぜクラウドファンディングなのか

 

このプロジェクトでは、栽培を委託した在来作物の買取費用、出荷用の段ボール制作費やプロモーション費用で初期費用だけでも200万円ほどの費用がかかります。

 

今後も、さらなる在来作物の栽培研究や委託栽培の費用など、沖縄の在来作物を広めていくには、まだ費用がこれからもかかる状況です。

 

2024年12月、てぃんぬ紫®︎の販売を皮切りに、沖縄在来研究所の事業は本格的にスタートする予定です。クラウドファンディングを通じて皆様のお力をお借りしながら、沖縄の在来作物をより多くの方々に知っていただくことで、

 

皆様と一緒に沖縄の農業の未来を作っていく第一歩にしていきたいと思います。

 

ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

プロジェクト概要

 

◎第一目標金額:100万円

◎資金使徒:沖縄在来研究所が農家へ栽培を委託した農作物の買取費用、在来作物・てぃんぬ紫®︎のプロモーション費用の一部/クラウドファンディング手数料

※本プロジェクトはAll or Nothing形式です。支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合、ご支援金は全額返金となります。

 

 

 

このページをご覧のあなたへ

 

私の想い

 

沖縄在来研究所

代表 名嘉眞 由記(なかま ゆき)

 

 

ここまで読んでくださった皆様へ、心から感謝申し上げます。

 

このプロジェクトで「在来作物」という言葉を初めて知った方もいるかもしれません。

 

在来作物と言われる沖縄の古い野菜のことを知っているのは、今や80代以上の先輩方となってしまいました。それでも聞き取り調査を行うには若いと思ってしまうほどです。あと5年もすればまともに在来作物の収集や聞き取り調査を行うのは難しくなるのではないかと私は考えています。

 

在来作物の調査をしていていつも思うことがあります。もっと早く、あと10年でもいいから早くこの活動を行っていれば、どれだけの在来作物を消失せずに済んだのだろうと、とても遣る瀬無い気持ちになります。タイムマシーンがあれば、と何度も考えました。

 

在来作物が失われてきた背景には様々な要因があります。ある方向から見ると遺伝資源の消失というマイナスな出来事ですが、違う方向から見ると経済的な発展の証でもあるのです。

 

在来作物が失われてきたのは地域の人が守らなかったから悪いのではなく、農業でお金を稼いで暮らしていくためには必然的なことだったと思います。社会の仕組みで消えてしまったのなら、社会の仕組みで復活させたいと思い、私は沖縄在来研究所として仕組みづくりから挑戦することを決めました。

 

経営の面で見ると簡単な事業ではありません。すでにたくさんの課題があるし、でもそれは在来作物と向き合う以上避けては通れないことでもあります。だから誰もやらなかったんだろうな、の連続です。

 

それでも畑に行って、少ない種から増やした在来作物に触れると、見たこともない昔の沖縄(琉球)の情景が浮かび、今を生きる私たちが失いかけている沖縄を取り戻した感覚になります。

 

古い記憶を持っている在来作物だからこそ作ることができる沖縄の未来があると思っています。在来作物は沖縄の農業の発展のためにも必要なものなのです。

 

私の頭の中には在来作物を軸として作りたい世界が広がっています。農や食だけでなく、今後はいろんな方向で在来作物が輝けるステージを作っていきたいと考えています。

 

今回の挑戦はそのための大きな一歩となります。うちなーんちゅの皆様、沖縄を好きでいてくれている皆様、一緒に在来作物が「ありきたり」な世界をつくる仲間になってくれませんか?

 

このプロジェクトを通してたくさんの皆様と出会えるのを楽しみにしております。

ぜひご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

応援メッセージ

 

あたたかい応援メッセージをいただきました!

 

出雲充 様

株式会社ユーグレナ 代表取締役社長

株式会社ユーグレナは、「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を掲げ、人と地球の健康にすることを目指して事業を展開しており、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)を活用したヘルスケア事業や、持続可能なエネルギーの開発、バングラデシュの栄養問題解決に向けたソーシャルビジネスなどを行っています。

 

私たちは、食品や化粧品などのヘルスケア事業に使用するミドリムシを沖縄県の石垣島で育てています。 沖縄の豊かな自然と文化は、日本のみならず世界にとっても貴重な財産です。

 

高校生の時の名嘉眞さんの一助となれたこと、沖縄の未来をより良いものにするための一助となれたことを、大変光栄に思います。

 

皆様のご支援が、持続可能な社会の実現に向けた大きな力となることを確信しております。

どうか「ありきたり」プロジェクトへのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

牧野さん

牧野 誠 様 

伴走舎 代表/経営コンサルタント

沖縄の未来を、在来作物とともに。

 

2年前のことです。広告代理店の方から声をかけられ、「てぃんぬ紫®︎」という紅芋をテーマにした会議にオブザーバーとして参加しました。これが名嘉眞由記さんとの出会いの始まりです。

 

そのとき、てぃんぬ紫®︎が沖縄の紅芋が抱える課題を解決する一つの方法であると知り、プロジェクト管理の形で関わるようになりました。しかし、それは名嘉眞さんの活動のほんの一部に過ぎませんでした。

 

彼女が挑んでいるのは、沖縄の在来作物全体を守り、未来へとつなぐという大きなミッション。「在来作物」という言葉を聞いたとき、正直ピンと来ない部分もありましたが、次第に沖縄の農業、ひいては地域の文化や食卓を支える重要な要素であると気づかされました。

 

名嘉眞さんは若さゆえに時に危なっかしいところもあります。しかし、その行動力には目を見張るものがあります。「こんな大きなタスク、大丈夫かな?」と心配していると、翌週には「やっておきました!」と報告が来ることも。彼女の覚悟と情熱を間近で見てきたからこそ、今回のクラウドファンディングをぜひ成功させたいと強く思っています。

 

沖縄在来研究所の挑戦

 

名嘉眞さんが設立した「沖縄在来研究所」では、沖縄にしかない在来作物を再び日常の「ありきたり」に戻すことを目指しています。それは単なる農業の話ではありません。在来作物を守ることは、沖縄の文化や歴史を未来へつなぐことでもあります。

 

具体的には、在来作物の調査・収集、試験栽培、農家さんへの委託生産、そして市場での販売を行っています。第一号のブランド商品である「みやななご」を皮切りに、沖縄の食卓に新しい「ありきたり」を届ける挑戦が始まりました。

 

みなさんの力で未来を作りませんか?

 

このプロジェクトには、多くの初期費用が必要です。在来作物の買取費用、出荷のための資材、プロモーション費用など、すべてを支えるためには200万円以上が必要です。

名嘉眞さんの情熱と沖縄の未来を信じて、私も一緒にこの挑戦を支えています。そして今、みなさんにもその一員になっていただきたいのです。

 

沖縄在来研究所が目指すのは、単なる農業の改革ではありません。持続可能で強い沖縄の農業を作り、伝統文化を守りながら未来へつなぐこと。そのための大きな第一歩が、今このクラウドファンディングにかかっています。

 

どうかご支援をよろしくお願いします!一緒に沖縄の新しい「ありきたり」を作りましょう!

 

 

宜野座愛美様

宜野座 愛美様 

Eden garden Okinawa代表 / 沖縄家庭料理探究家 / 金武町観光ガイド

名嘉眞さんとは、5年前の畑のイベントでお会いしました。

そこでは在来の作物を育てている方から直接お話しを聞くことができ、名嘉眞さんは一生懸命に聴き取りをしていたことを覚えています。

 

それから、畑に関わるイベントでお会いする機会が増えて、お会いするたびに積極的に在来の作物を伝え続け広めており、挑戦し続けるその姿にいつも勇気をもらっています。

 

" 沖縄のタネ 在来作物を守りたい "

 

これは、会うたびに優しいお人柄の名嘉眞さんが強い眼差しで言う言葉です。彼女自身の目標は明確で、彼女の行動がたくさんの場所で種を蒔いているようにも見えました。

 

【 在来作物の素晴らしさ 】

私自身も農家として、在来作物を育て、販売することに正直難しいと感じる時があります。

 

1番は、形が不揃いであること長いものから小さいもの、少し尖ったりと普段スーパーで並んでいるようなものとは違い見慣れない野菜のカタチから手に取ってもらうことが少なく、大切に育ててきたけれど店頭の棚で行き場のないまま終わってしまうことがあります。味は何も変わらないけれどカタチで選ばれない…けれど、本来はこれが 自然のカタチで自然の在り方 だと思います。

 

お皿に盛り付ける時は、今までにない発想を生み出してくれることの連続です。毎日の食卓にサプライズを届けてくれる在来作物は、家族を囲み、作り手も食べる側も、五感を楽しませてくれます。そして在来作物のタネは、品種改良されたタネよりもずっと生命力が強く、様々な気候や境遇を乗り越えて育ってきたDNAを残して次の命へとバトンを繋いでいます。

 

そのお野菜たちを体に取り入れることは、同じぐらいカラダにもいい影響を与えてくれると思います。在来作物が食卓のスタンダードになることが、かつての沖縄の長寿の秘訣にも繋がっているかと思います。

 

【 沖縄在来研究所を全力で応援します!】

名嘉眞さんのプロジェクトは全国でも必要としていることです。

 

世の中が変わり行く中で沖縄の食事スタイルも外食に傾き、健康寿命の長かった沖縄は失いつつあります。農業従事者は高齢化、減り続ける昨今、名嘉眞さんのプロジェクトが実現することで、沖縄の在来作物の持つ可能性、沖縄から素晴らしい循環が生まれ 素晴らしい世界が広がっていくと信じています。

 

プロジェクト実行責任者:
名嘉眞由記(沖縄在来研究所)
プロジェクト実施完了日:
2025年9月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

沖縄在来研究所が、農家へ栽培を委託した農作物の買取費用、在来作物・てぃんぬ紫のプロモーション費用

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて対応します。

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リターン

5,000+システム利用料


在来大豆オーヒグーで昔ながらのゆし豆腐つくりワークショップ参加チケット

在来大豆オーヒグーで昔ながらのゆし豆腐つくりワークショップ参加チケット

●ワークショップ参加チケット
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
繁多川公民館にて開催する、沖縄在来大豆「オーヒグー」と山形県産大豆「里のほほえみ」を使用した、昔ながらのゆし豆腐づくりのワークショップにご参加いただけるチケットをメールにてお送りします。
※小学生以上のご参加はチケット1枚が必要となります。
※未就学児のご参加ご希望の方は、リターンお申込み時に参加人数をご入力ください(お一人2,000円(税込、当日支払))。
※有効期限:2025年4月27日まで

日程:2025年4月27日(日)
時間:10:00 ~ 13:00
場所:繁多川公民館(沖縄県那覇市繁多川4丁目1−38)

以下の内容を参加者に体験していただきます。
・昔の道具を使った大豆の脱穀体験(軽作業)
・在来大豆オーヒグーのお話と、豆腐のまち繁多川のお話
・石臼やシンメーナービーを使用して、昔ながらのゆし豆腐つくり
・おまけのギュッと固める島豆腐づくり
・お昼ご飯としてその場で出来立てゆし豆腐、島豆腐を頂きます(お持ち帰りはできません)

申込数
2
在庫数
18
発送完了予定月
2025年4月

10,000+システム利用料


とにかく応援 お気持ち応援コース|10,000円

とにかく応援 お気持ち応援コース|10,000円

特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


食べて応援!「みやななご」冷凍やきいも500g

食べて応援!「みやななご」冷凍やきいも500g

沖縄在来ブランド「みやななご」の冷凍やきいもをお届けいたします。飽きのこないコクのある美味しさをお試しください。(使用品種:宮農七号)
●「みやななご」の冷凍やきいも約500g
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
16
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

10,000+システム利用料


食べて応援!「てぃんぬ紫®︎」冷凍やきいも500g

食べて応援!「てぃんぬ紫®︎」冷凍やきいも500g

沖縄ブランド紅いも「てぃんぬ紫®︎」の冷凍やきいもをお届けいたします。美しい紫色と濃厚な甘み、そして紅いもらしい風味をお楽しみいただけます。栽培・品質管理からこだわり、沖縄の農家さんとプロジェクトメンバーとともに始める新しい挑戦。沖縄生まれのブランド紅いも、ぜひお楽しみください!(使用品種:ニライむらさき)
●「てぃんぬ紫®︎」冷凍やきいも約500g
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

5,000+システム利用料


とにかく応援 お気持ち応援コース|5,000円

とにかく応援 お気持ち応援コース|5,000円

特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
10
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

5,000+システム利用料


「みやななご」生芋1kg(沖縄県内送付限定)&レシピ集

「みやななご」生芋1kg(沖縄県内送付限定)&レシピ集

沖縄在来ブランド「みやななご」の生芋1kgをお届けいたします。植物防疫法の定めにより沖縄県内への送付に限定させていただきます。(使用品種:宮農七号)
●「みやななご」生芋1kg
●みやななごレシピ集
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
19
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

5,000+システム利用料


「てぃんぬ紫®︎」生芋1kg(沖縄県内送付限定)&レシピ集

「てぃんぬ紫®︎」生芋1kg(沖縄県内送付限定)&レシピ集

沖縄ブランド紅芋「てぃんぬ紫®︎」の生芋1kgをお届けいたします。植物防疫法の定めにより沖縄県内への送付に限定させていただきます。(使用品種:二ライむらさき)
●「てぃんぬ紫®︎」生芋1kg
●みやななごレシピ集
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
13
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

5,000+システム利用料


沖縄在来野菜手ぬぐい

沖縄在来野菜手ぬぐい

沖縄在来研究所オリジナルデザイン、沖縄在来野菜手ぬぐいをお送りします。
白い手ぬぐいに全面に暗めの赤単色で、在来作物を片面にデザイン。手ざらしの独特の風合いが特徴の手ぬぐいです。
(サイズ330mm×860mm)
●沖縄在来野菜手ぬぐい1枚
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
11
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

3,000+システム利用料


とにかく応援 お気持ち応援コース|3,000円

とにかく応援 お気持ち応援コース|3,000円

特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

10,000+システム利用料


沖縄在来はるさーTシャツ

沖縄在来はるさーTシャツ

沖縄では農民のことを「畑人」と書いて「はるさー」と言います。沖縄在来研究所オリジナルデザインのTシャツです。
バーガンディ色のTシャツ前面に白単色で、沖縄の畑人(はるさー)と在来作物をデザイン。
綿100%で、何度洗濯しても伸びにくく色落ちも少ない素材。
男性も女性もどなたでも選べる男女兼用サイズ。
サイズは、(150,160,S,M,L,XL,XXL)をご用意しております。
●沖縄在来はるさーTシャツ1枚
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年4月

20,000+システム利用料


食べて応援!みやななご冷凍やきいも1kg※沖縄在来野菜手ぬぐい付き

食べて応援!みやななご冷凍やきいも1kg※沖縄在来野菜手ぬぐい付き

沖縄在来ブランド「みやななご」の冷凍やきいもをお届けいたします。飽きのこないコクのある美味しさをお試しください。(使用品種:宮農七号)
●「みやななご」冷凍やきいも 1kg
●沖縄在来野菜手ぬぐい1枚
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

20,000+システム利用料


食べて応援!「てぃんぬ紫®︎」冷凍やきいも1kg※沖縄在来野菜手ぬぐい付

食べて応援!「てぃんぬ紫®︎」冷凍やきいも1kg※沖縄在来野菜手ぬぐい付

沖縄ブランド紅いも「てぃんぬ紫®︎」の冷凍やきいもをお届けいたします。美しい紫色と濃厚な甘み、そして紅いもらしい風味をお楽しみいただけます。栽培・品質管理からこだわり、沖縄の農家さんとプロジェクトメンバーとともに始める新しい挑戦。沖縄生まれのブランド紅いも、ぜひお楽しみください!(使用品種:ニライむらさき)
●「てぃんぬ紫®︎」冷凍やきいも 1kg
●沖縄在来野菜手ぬぐい1枚
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

30,000+システム利用料


全力応援セット!冷凍やきいも1kg(てぃんぬ紫®500g+みやななご500g)※沖縄在来野菜手ぬぐい+はるさーTシャツ付

全力応援セット!冷凍やきいも1kg(てぃんぬ紫®500g+みやななご500g)※沖縄在来野菜手ぬぐい+はるさーTシャツ付

沖縄ブランド紅芋「てぃんぬ紫®︎」と沖縄在来ブランド「みやななご」の冷凍やきいもをセットでお届けいたします。
●「てぃんぬ紫」冷凍やきいも500g+「みやななご」冷凍やきいも500g
●沖縄在来野菜手ぬぐい1枚
●沖縄在来はるさーTシャツ1枚
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

30,000+システム利用料


とにかく応援 お気持ち応援コース|30,000円

とにかく応援 お気持ち応援コース|30,000円

特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●沖縄在来野菜ポストカード

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

50,000+システム利用料


とにかく応援 お気持ち応援コース|50,000円

とにかく応援 お気持ち応援コース|50,000円

特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●沖縄在来野菜ポストカード

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

100,000+システム利用料


とにかく応援 お気持ち応援コース|100,000円

とにかく応援 お気持ち応援コース|100,000円

特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●沖縄在来野菜ポストカード

申込数
2
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

300,000+システム利用料


とにかく応援 お気持ち応援コース|300,000円

とにかく応援 お気持ち応援コース|300,000円

特別な返礼品がない代わりに、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
●お礼のメール
●ホームページにお名前掲載(希望制)
●沖縄在来野菜ポストカード

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年3月

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