子どものチカラ

このプロジェクトをはじめるまでに、私はいろんな活動やお仕事をしてきました

 

今日はその活動のひとつであった、舞台活動をご紹介しますね

 

以前、鳥取県では国民文化祭が開催されました。それに伴っていろいろな文化活動が生まれ、各町にと言っていいほど文化活動の劇団ができました。

 

私が住む三朝町もミュージカル劇団スリーモーニングが誕生しました。その中で役者を経験させていただき、とても充実な時を過ごさせていただきました

 

なんと親子で共演もさせていただきました

 

そのときに、自分でもミュージカルクラブを作り、子どもたちを募集し子どもたちが主役の舞台づくりをしたりしました

 

いろいろな子どもたちがいます。楽しいです

 

そのときに、ある障害をもったお子さんも舞台参加を希望されました。演出家と振り付け師と相談しながらの舞台構成となりました

 

正直、これには各担当の葛藤があったと思います。この舞台のストーリーを通して何を訴えるのか、そこにその子の存在が必要なのかとまで内部では話しがありましたが、私は子どもの可能性に賭けました。まるで博打のようですが、私は子どもたちの力を信じました

 

その子はひとりでは舞台で歩きまわることができません。立ち位置も自分ではわかりません。

 

でもね、そんなときは周りの子どもたちがサポートしてくれるんです。ちゃんと、自分の演技もしながら。子どもたちはわかっているんです。舞台はみんなで作るんだったことを。ひとりでも欠けた舞台は成り立たないことを

 

子どもの力はすごいんです

 

もちろん時には、オイオイ!と思うこともありますし、ときには私から大目玉や厳しいダメ出しがでることも

 

がんばった子どもたちが多いときほど、舞台は成功に近くなります(完璧な舞台なんてないですから)逆に子どもたちが手を抜けばその舞台は面白くないものになります。でもね、それは子どもたちをどう引っ張っていくかが大人の役目。大人の動きで子どもの動きも変わる。

 

いろいろ勉強させてもらったな

 

昨年、舞台活動に幕を閉じた湯梨浜町ミュージカルに撮影に行ったときの写真。一緒に舞台を踏んで、今では指導もできるようになった「けいちゃん」これからもまた舞台を踏んでほしいな