懐しい石巻圏の絵のカレンダーを仮設住宅へ届けたい!FINAL

懐しい石巻圏の絵のカレンダーを仮設住宅へ届けたい!FINAL

支援総額

759,000

目標金額 450,000円

支援者
78人
募集終了日
2018年11月30日

    https://readyfor.jp/projects/calendar2019?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2018年11月11日 13:36

★『父のこと』 〜プロジェクトの基の基

たくさんのご支援ありがとうございます!

ここで、本プロジェクトの基の基となっている『父のこと』に付いて、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

●自身の個展にて絵画の前で

 

 

父、保夫は、1937年に、当時、日本領だった北海道の上の島、樺太で生まれました。父の父。自分の祖父が、東北は石巻に新設になる製紙工場で働くことになり、父が4歳の時に、この石巻に移り住みました。

 

父が住んだのは、工場に近い、門脇地区。石巻の代表的な風景が見れる、日和山にすぐに登れるとこでした。

 

成長と共に、日和山に登っては、そこから見れる景色に心惹かれ、絵心もあって、石巻の風景を、絵に描くようになりました。

 

●日和山から望んだ北上川の河口と門脇・南浜地区の街並み

 

 

 

●父の描いた日和山からの風景画。北上川と造船所で賑わう中瀬。

 

 

周りに絵の好きな友人たちもたくさん集まるようになり、休日は出かけて行っては、その土地、土地の風景を油絵で写生していたようです。

 

●友人たちと写生をしている父

●友人たちと写生をしている若かりし頃の父

 

 

 

就職してからも、仕事のかたわら、絵の好きな友人たちと、絵画サークルを立ち上げ、市内の各所で自主的な展覧会を開催していました。文化的な同人的な活動ですね。

 

●友人との二人展にて

 

●絵の友人有志で「黄土展」という絵画サークルを旗揚げ

 

 

宮城の有名な展覧会である「河北美術展」などにも積極的に出品し、入賞を重ねていったようです。

 


●父の個展にておばと弟と自分。左が私です。

 

 


自分も幼い頃、父に絵の描き方を教わりました。

 

●日和山公園で、父に絵を教わる自分

 

 

●幼い頃の父と、うちら兄弟。左が私。

 

 

家には、父の描いた「油絵」がたくさん飾られており、家にはほんのり油絵の具のにほいが漂っていました。

 

●自宅のアトリエの壁。

 

 

父はその後、脱サラし、この地で広告代理店を経営していました。

 

●1990年に会社事務所にて

 

 

父は病気で2008年に71歳で亡くなりました。

 

亡くなる直前まで、たくさんの絵を描き続けていました。

 

父が描いた「油絵」・「水彩画」はものすごい数に上り、

現在、実家で管理している原画で、約300点。

その他、友人や知人・お客様にお譲りしたもの。

父は手放す前に記録用に絵の写真を撮っており、写真だけで残っている絵もカウントすると600点以上の絵を描いていたようです。

 

 

そのほとんどが、郷土の素晴らしい風景。

北上川や海辺。水辺を入れた風景画をよく描いていました。

特によく描いていたのは70年代・80年代の石巻の風景でした。

数多くの風景画を残してくれました。

 

 

父が亡くなって3年。震災がありました。

父が大好きで描いた「石巻の風景」は一変しました。

 

●2011年4月の石巻。破壊された中瀬

 

 

自分を含め、地元の人たちは、この風光明媚な故郷の風景が、皆、大好きだと思っています。

 

その風景が津波で破壊されました。

大切な家族を失った方もいらっしゃいます。

大切な方を亡くされた悲しみには比べようがありませんが、、。

 

皆、この風景を失った事も、悲しみのひとつとして、

言葉にできない喪失感を抱いていると思います。

自分もそうです。

あの大好きだった風景が失われた。。。

 

今、街は新しく整備されています。

また新しい石巻であり、新しい東松島。新しい女川です。

●2018年8月の石巻。復興工事が進みます。

 

 

 

でも。

父の絵の中には、昔、親しんだ、みんなの記憶の中に残る「故郷」の景色が鮮やかに残されています。

 

 

そんな父の絵を見て頂くことで、昔、自分たちが愛した石巻・東松島・女川の風景が蘇り、ひととき懐かしく感じてもらえたら!

そんな”想い”で、このプロジェクトを発案し、皆様のご協力・支援のもと、実行してくる事ができました。

 

父の絵が、皆さんの心に残る思い出のトリガーになってくれたなら。

 

そんな想いで今年も実行に移していきたいと思っています!

今年も待っていてくれてる人の元へ!

 

一徳

リターン

3,000


★ サンクスレター

★ サンクスレター

石巻の風景画の絵ハガキによるサンクスレターを送付致します!

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

5,000


★ 絵画カレンダー(絵画6点バージョン)

★ 絵画カレンダー(絵画6点バージョン)

2019版『懐しい東松島・石巻の絵画カレンダー』又は『懐しい女川の絵画カレンダー』の絵画6点バージョン(絵画1点に2ヶ月表示)を、年内に送付するコース。<※2種類のうちどちらかをお選びください。(写真は東松島・石巻verです)>
(※選択がなかった場合は、東松島・石巻verとなります。)

支援者
34人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

8,000


★ 石巻の絵画カレンダー(絵画12点バージョン)

★ 石巻の絵画カレンダー(絵画12点バージョン)

2019版『懐しい石巻の絵画カレンダー』の絵画12点バージョン(毎月絵画変化)を年内に送付するコース。年の初めから毎月、お楽しみ頂けます。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

10,000


★ 絵画カレンダー全種セット

★ 絵画カレンダー全種セット

2019版『懐しい石巻の絵画カレンダー』の絵画12点バージョン(毎月絵画変化)に加え、今年作成の全種類のカレンダーをセット。[ 石巻版/東松島&石巻版/女川版 :全3種 ]

支援者
19人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年12月

15,000


★ 絵画カレンダー全種+ポストカード+画集セット

★ 絵画カレンダー全種+ポストカード+画集セット

2019年の絵画カレンダー、全バージョン [石巻版/東松島&石巻版/女川版 ] に加え、ポストカードのセットと、熊倉保夫の2種類の「画集」をプラスしたコース。(※ 画集をすでにお持ちの方は、カレンダー全種+ポストカードセットを2部づつのセットに変更可能です)

支援者
6人
在庫数
2
発送完了予定月
2018年12月

25,000


★ 絵画レプリカ<F4号>セット

★ 絵画レプリカ<F4号>セット

熊倉保夫の代表作である「青景」をF4号サイズのキャンバスにプリントした複製画<レプリカ>に、絵画カレンダー全種+ポストカード+画集2種をセットにしたコース。(額なし/専用簡易スタンド付)<F4号サイズ:横33.3cm×縦24.2cm>
(※絵は、ご希望の絵画に変更する事もできます。入力フォームにて、・「そのまま」or・「変更する」のいずれかを選択して頂き、テキストボックスには、青景のままの場合は「青景」。違う絵画の場合、タイトルがわかっていればその絵画のタイトルを。変更したいがタイトルはわからない場合は「不明」とご入力頂き、お進みください!追ってメッセージにてやりとりさせて頂きます。)

支援者
5人
在庫数
5
発送完了予定月
2019年1月

50,000


★ 絵画レプリカ<F6号>セット(額付)

★ 絵画レプリカ<F6号>セット(額付)

熊倉保夫の代表作である「青景」をF6号サイズのキャンバスにプリントした複製画(レプリカ)に、絵画カレンダー全種++ポストカード+画集2種をセットにしたコース。(F6号額付)
(※絵は、ご希望の絵画に変更する事もできます。)
<F6号サイズ:横41cm×縦31.8cm>

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2019年1月

100,000


★ 希望絵画レプリカ<F12号>セット

★ 希望絵画レプリカ<F12号>セット

熊倉保夫「絵画集 vol.2」の中から、お好きな絵画をお選び頂き、F12号のサイズのキャンバスに複製プリントし、額装してお届けするコース。さらに絵画カレンダー全種+ポストカード+画集2種もセット。(F12号額付)
<F12号サイズ:横60cm×縦50cm>

支援者
1人
在庫数
2
発送完了予定月
2019年2月

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/calendar2019/announcements/89012?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る