みなさまのご支援でウクライナの人々に支援を届けました!
ご支援誠にありがとうございました!
チャイルド・ファンドのプロジェクト「電気もなく-20℃の寒さにさらされるウクライナの人々を助けたい!」に、たくさんのご支援をくださり、誠にありがとうございました。みなさまのご支援のおかげで、戦争、そして冬の厳しい寒さという過酷な環境に暮らすウクライナの人々へ、様々な支援を届けることができました。みなさまからの応援メッセージにも、とても励まされました。深く感謝申し上げます。
ウクライナの人々に、毛布やヒーターなどを届けました!
プロジェクトでは、ウクライナ国内の3つの避難所において、避難を続ける人たち、のべ1,600人以上へ、様々な物資提供を行いました。厳しい寒さの冬を越すための物資とともに、衛生用品などの提供も行い、総合的にウクライナの人々を支えました。
プロジェクトの実施にあたっては、現地のニーズを把握するためのニーズ調査を行い、関係各所の情報も活用しながら、優先順位と配布する物資を決定していきました。最終的に、毛布を356人に、ファンヒーターを493人に、LEDランプを114人に、衛生キットを408人に、乳幼児向けの食糧セットを100人に配布するなどし、のべ1,662人に支援を届けました。こうした支援にあたっては、現地当局や関係団体と連携し、支援の重複を避け、効率的な支援を行いました。
みなさまからいただきましたご支援金は、チャイルド・ファンド・ジャパンがREADYFOR以外から調達した資金とあわせ、上記のように、プロジェクトの実施に活用させていただきました。
また、世界各国のチャイルド・ファンドの資金を活用し、より多くの人へ、より広範な支援を届けています。2022年2月からの累計では、11万人に対し、食糧、医薬品、衛生キットの配布、レクリエーションなどを通した心のケア、トラウマを抱えた子どもや保護者をケアするための先生向けの研修、政府の支援が届きにくい地域に暮らす人々を避難させるためのサポートなどを行ってきています。
これからもウクライナの人々への支援を続けていきます
2022年2月のロシアの侵攻開始から、早くも1年以上が経過しました。2023年5月にはウクライナのゼレンスキー大統領が広島を訪問し、G7首脳と会合を行うなど、国際社会は様々な動きを見せていますが、依然として先行きは不透明です。
昨年、私たちのインタビューに答えてくれたウクライナ難民のオクサーナさんは、次のように話していました(インタビュー動画はこちらから)。
「みなさんは、『将来こんなことをしよう』とか、自分の生活について、先々の計画を考えると思いますが、私たちウクライナ人はそれができません。私たちが考えられるのは、1カ月先。それだけです。」
私たちの支援は、こうした先行きが不透明な状況自体を変えることができるものではありません。それでも、 目の前にいる子どもたちやその家族に支援の手を差し伸べることはできます。
これからもチャイルド・ファンドは、避難を続けるウクライナの人々を支え続けていきます。情報は、公式HPやSNSなどで発信していきますので、引き続き、活動を見守っていただきますよう、お願い申し上げます。
領収書について
みなさまからいただきましたご寄付の領収書は、2023年4月中旬に送付しております。もしお手元に届いていない場合は、ご連絡ください。